2025年8月期中間決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: Chordia Therapeutics株式会社
- 主要事業分野: 低分子抗がん薬の創薬企業
- 代表者名: 代表取締役CEO 三宅 洋
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年4月11日
- 参加対象: 個人投資家向け
- 報告期間: 2025年8月期 第2四半期(中間期)
業績サマリー
- 主要指標: (単位:百万円)
- 営業収益: 0 (前年同期比: 0)
- 営業損失: -996 (前年同期: -809, 前年同期比: -187)
- 税引前当期純損失: -975 (前年同期: -801, 前年同期比: -174)
- 当期純損失: -976 (前年同期: -802, 前年同期比: -174)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 事業収益は計上されておらず、営業損失および純損失を計上。
- 研究開発への先行投資により、現預金および純資産が減少。
- 増減要因:
- R&D費用: 799百万円 (前年同期比 +128百万円)
- rogocekib (CTX-712) 臨床試験費用が増加: 624百万円 (前年同期比 +214百万円)
- CTX-177 費用は減少: 0百万円 (前年同期比 -1百万円)
- CTX-439 費用は減少: 11百万円 (前年同期比 -74百万円)
- その他一般管理費が増加: 196百万円 (前年同期比 +58百万円)
- 未払金: rogocekib治験薬の製造費支払いの減少により流動負債が減少。
- 競争環境: rogocekib (CTX-712) は、急性骨髄性白血病および卵巣がんにおいて、直近でFDA承認または承認申請を行っている治療薬と比較して遜色のない奏効率を示している。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 探索研究から臨床研究までをコアビジネスとし、製造・販売については国内で自社で行うことを視野に入れたビジネス展開を目指す。
- パイプラインの価値、費用、競合状況などを考慮し、第2相の段階の前後でパートナリングの可能性を検討。
- 進行中の施策:
- rogocekib (CTX-712): 米国での第1/2相臨床試験で29症例を登録済み。米国食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品指定を2025年1月に受領。
- CTX-177 (MALT1阻害薬): 導出先の小野薬品工業株式会社が日米で臨床試験を実施中。当社の費用負担はなし。
- CTX-439 (CDK12阻害薬): 開発パートナーの探索中であり、R&D費用は減少。臨床試験開始に必要な前臨床データを取得済みで、社内では開発戦略立案に向けたバイオマーカー研究などを実施中。
- CRD-099 (GCN2阻害薬): 化合物の最適化研究を終え、前臨床試験の実施前。前臨床試験開始に向けた戦略的なパートナーを探索中。
将来予測と見通し
- 中長期計画:
- CTX-712の米国臨床試験の第1相中間成績公表は2025年下期を想定。
- CTX-712の日本/米国臨床試験の第2相試験開始は2025年下期を想定。
- CTX-712の日本/米国臨床試験の第2相データ取得は2026年を想定。
- CTX-712の日本での販売承認申請は2026年-2028年を想定。
- 臨床試験の進行が想定通りに進まない場合、または承認申請が実施されない場合は、記載された時期と異なる時期に実施される可能性がある。
製品やサービス
- 製品:
- rogocekib (CTX-712) – CLK阻害薬:
- 主な適用がん種: 急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)、卵巣がん、その他固形がん。
- 開発ステージ: 日本第1相試験終了、米国第1/2相試験中。
- 想定オプション: 自社開発・販売 (日本国内)。
- 細胞内のRNA生成プロセスにおけるスプライシングに作用し、がん細胞を選択的に死滅させる作用機序を持つ。
- 米国FDAより再発難治性の急性骨髄性白血病(AML)に対する希少疾病用医薬品指定を受領。承認時申請手数料の免除、承認後最長7年間のデータ保護、税制優遇のメリットがある。
- 米国FDAのProject Optimusに基づき、用法・用量の設定に関する検討を広範囲に行う。プロトコルを改訂し、週1回に加えて週2回の用法も検討。
- CTX-177 – MALT1阻害薬:
- 主な適用がん種: リンパ系腫瘍。
- 開発ステージ: 米国第1相試験中。
- 想定オプション: ライセンス導出。
- CTX-439 – CDK12阻害薬:
- 主な適用がん種: 固形がん。
- 開発ステージ: 前臨床試験済み。
- 想定オプション: ライセンス導出。
- DNA情報をmRNAに写しとる転写過程において、CDK12/13キナーゼを阻害し、DNA損傷応答に関わる遺伝子群に影響を与えることで抗がん作用を発揮。
- GCN2阻害薬:
- 主な適用がん種: 固形がん、血液がん。
- 開発ステージ: 前臨床試験。
- 想定オプション: ライセンス導出。
- 細胞内のアミノ酸濃度をモニタリングするGCN2キナーゼを阻害し、アミノ酸枯渇状態にすることで細胞死を誘導。
- 非公開パイプライン (標的非開示):
- 主な適用がん種: 固形がん、血液がん。
- 開発ステージ: 前臨床試験。
- 想定オプション: 未定。
- タンパク質合成の鋳型として役割を果たすmRNAやtRNAの分解過程に作用。
- 協業・提携:
- CTX-177について小野薬品工業株式会社が臨床試験を実施中。
- 武田薬品工業から物質特許のライセンスを受けている。
- メディパルホールディングス、シオノギファーマなどと協業。
重要な注記
- リスク要因: 臨床試験が想定通りに進行しない場合や、必要な臨床データが収集できない場合、または承認申請が実施されない場合、マイルストン達成時期が遅れる可能性がある。
- その他:
- 新任社外取締役として新生キャピタルパートナーズ株式会社の中村学代表取締役が就任。株主の利益に配慮した経営体制を構築。
- 知的財産権の確保を推進しており、rogocekib、CTX-177、CTX-439、GCN2阻害薬の合計4件の物質特許と複数の用途特許・製法特許を有し、登録済国数が増加している。
- 情報開示は、データ発表などは学会の許可を得てから行い、迅速な情報開示に努める。個別の質問への回答はフェアディスクロージャーの観点から控えることがあるが、IRに寄せられた質問については、協議の上、適切なタイミングで「IRよくある質問」ページに追加される。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 190A |
企業名 | Chordia Therapeutics |
URL | https://www.chordiatherapeutics.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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