1. 企業情報
- 事業内容: RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の研究開発を行うバイオテクノロジー企業
- 設立: 2017年10月
- 本社: 神奈川県藤沢市
- 代表者: 三宅 洋
2. 業界のポジションと市場シェア
- 主にがん領域の新薬開発に特化
- アンメットメディカルニーズの高い領域に注力
- 武田薬品工業にルーツを持つ創薬ベンチャー企業
3. 経営戦略と重点分野
- スローガン：「Tomorrow is Another day~明日に希望を感じる社会~」
- 主要パイプライン：
- CLK阻害薬CTX-712 (rogocekib)
- MALT1阻害薬CTX-177
- CDK12阻害薬CTX-439
- GCN2阻害薬
4. 事業モデルの持続可能性
- 研究開発型のバイオテック企業
- 現時点では事業収益なし
- 臨床試験と研究開発に注力
5. 技術革新と主力製品
- RNA制御ストレスを標的とした新規抗がん薬の開発
- rogocekib：急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群を対象とした第1/2相臨床試験中
6. 株価の評価
- 現在株価: 203円
- BPS: 40.89円
- PBR: 4.96倍
7. テクニカル分析
- 年初来高値: 457円
- 年初来安値: 196円
- 直近10日間は比較的安定した株価推移
8. 財務諸表分析
- 売上高: 0百万円
- 営業損失: △1,420百万円
- 純損失: △1,399百万円
- 自己資本比率: 94.5%
- 総資産: 2,985百万円
9. 株主還元と配当方針
- 配当予想: 0.00円
- 主要株主：
- 武田薬品工業 (15.6%)
- NewLifeScience1号投資事業有限責任組合 (10.51%)
- イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 (10.15%)
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 信用買残: 4,520,400株
- 出来高: 1,481,700株
- 株価は研究開発の進捗に大きく依存
11. 総評
Chordia Therapeuticsは、革新的ながん治療薬の開発に取り組む有望なバイオベンチャー企業。現時点では収益化には至っていないものの、独自の技術と武田薬品工業とのつながりを活かし、将来性が期待される企業と評価できる。
企業情報
| 銘柄コード | 190A |
| 企業名 | Chordia Therapeutics |
| URL | https://www.chordiatherapeutics.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
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