2025年12月期 第1四半期決算説明資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社トレードワークス
    • 主要事業分野: 金融システム開発・運用、アドバイザリーサービス、AdTechサービス、株式システム、ファンベース運営
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年5月12日
    • 参加対象: 個人投資家
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年12月期 第1四半期
  • セグメント:
    • スポット収益: 請負開発、SES契約
    • ストック収益: システム利用料/保守料 (子会社事業は上記の定義別に区分)

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 893百万円 (前年1Q比 -173百万円, -16.3%)
    • 粗利: 225百万円 (前年1Q比 +0百万円, +0.3%)
    • 粗利率: 25.3% (前年1Q比 +4.2%)
    • 売上総利益: 138百万円 (前年1Q比 -11百万円, -7.6%)
    • 売上総利益率: 15.4% (前年1Q比 +1.4%)
    • 営業利益: -90百万円 (前年1Q比 -25百万円, -%)
    • 営業利益率: -10.2% (前年1Q比 -4.0%)
    • 経常利益: -91百万円 (前年1Q比 -25百万円)
    • 当期純利益: -98百万円 (前年1Q比 +8百万円)
  • 進捗状況:
    • 2025年12月期 年間業績予想(連結)に対する売上高進捗率: 上期41%、年間17%
    • 営業利益進捗率: 年間-51%
    • 経常利益進捗率: 年間-51%
    • 親会社に帰属する当期純利益進捗率: 年間-98%
  • セグメント別状況:
    • スポット収益: 売上高455百万円、利益率32.5% (前年1Q比 +8.4%)
    • ストック収益: 売上高437百万円、利益率24.0% (前年1Q比 +4.5%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 当期純利益は前年1Q比で8百万円増加。
    • 受注損失引当金は、赤字となる案件が2件発生。
    • 販管費は主に人件費の増加及び新株発行に係る費用の発生により増加。
  • 増減要因:
    • 売上高の減少: 大型案件2件の検収遅延により、1億4千万円分の売上が第2四半期へ繰り越されたことによる。この影響を除けば、前年と同程度で当初計画水準。
    • 粗利率の改善 (+4.2%): 販売価格の見直しと原価管理強化が寄与。この施策は今期を通じて継続実施。第3四半期半ばでシステム投資が一巡し、下半期から更なる利益率改善を見込む。
    • 利益率改善: 前期ベースの集計方法では、ストック型収益、スポット型収益ともに利益率が改善。これは、前年1Qに発生した大幅な不採算案件が当期1Qでは減少し、販売価格の見直しと原価管理強化が貢献したため。
  • リスク要因:
    • 大型案件の検収遅延。
    • 新株発行に係る費用の発生。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「株式システムのシェア拡大」と「金融アセットの強化」を基礎に、ストック型ビジネスの増進、拡販性/収益性の向上を目指す。
    • 中期経営計画(22年〜26年)のKPI達成と次期経営計画に向けた強固な顧客基盤、アセット基盤の構築。
    • 人的資本経営との整合性として、エンジニア育成を中核に置いた長期成長戦略を推進。
  • 進行中の施策:
    • 組織改編:
    • SES(System Engineering Service)事業部を組成 (2025年4月設立)。
    • SES事業会社「ペガサス・システム」を2023年に完全子会社化し、エンジニアの派遣、人材確保・育成を強化。
    • ソリューション事業(金融・デジタルコマース開発、クラウドサービス)とSES事業(プロダクト・サービス企画、DXコンサルティング)の連携強化。
    • ガバナンス強化:
    • 役員体制の刷新(取締役・監査役の交代)。
    • コンプライアンス体制の強化(行動規範・企業倫理の周知、内部通報制度の2名体制化と女性監査役を社内窓口への配置)。
    • リスク管理体制の強化(リスク管理委員会の事務局立ち上げ、部門横断的なリスク管理再検討、全社員向け教育)。
    • 監査体制の強化(内部監査室・監査役会・監査法人を含めた総見直し、監査法人の交代検討、リスクアプローチの導入)。
    • 事業進捗:
    • 株式システムのシェア拡大:
    • 証券トータルシステムの展開: SCSK社との資本業務提携を基礎に、証券業務システムプラットフォームの構築と営業活動を推進。大手ネット証券向け米国株のトータルシステムの導入プロジェクトを推進中(2026年リリース予定)。
    • 米国株システムの22時間取引対応: ニューヨーク取引所の取引時間延長計画に対応し、導入済みシステムの複数社に対する大規模リニューアル案件受注と新規ユーザー獲得を推進中(2026年リリース予定)。
    • 金融アセットの強化:
    • FX/CFDシステムのプラットフォーム展開: FX/CFD取引プラットフォームを構築中。GMOあおぞらネット銀行への導入が決定(2025年2Qリリース予定)。
    • オンライン型アドバイザリーサービス展開: 投資助言・代理業/仲介業認可企業を買収し、生成AI活用オンライン・システム型金融アドバイザリーサービスを展開中(B2C/B2B2C/B2B等、2025年4月より事業開始)。
    • AdTech等(広告技術)の付帯サービス展開: 特典配信プラットフォーム「toku-chain」を本格展開。コンサルティング事業開始と共に各種付帯サービスのアセットを開発中(2025年2Qリリース、大和証券採用等)。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 発表済み会社業績予想から変更なし。
    • 2025年12月期(連結予測):
    • 売上高: 5,200百万円 (上期2,200百万円, 下期3,000百万円)
    • 営業利益: 180百万円 (上期-50百万円, 下期230百万円)
    • 経常利益: 180百万円 (上期-50百万円, 下期230百万円)
    • 親会社に帰属する当期純利益: 100百万円
  • 中長期計画:
    • 売上高の第2四半期への繰り越し影響や、底堅い需要により上期・年間業績ともに堅調に推移する見込み。
    • 詳細は2025年2月14日公表の業績予想に基づく。
  • マクロ経済の影響:
    • 為替、金利、需要動向に関する特段の言及なし。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 今後も株主への還元と事業成長、企業価値向上に努める方針。
  • 配当実績:
    • 2023年12月期(実績): 1株あたり20円
    • 2024年12月期(実績): 1株あたり20円
    • 2025年12月期(予想): 1株あたり20円
  • 株主優待制度:
    • 前期より株主優待制度を導入済み。
    • 前期末の株主より適用を開始。
    • 長期的な株主価値向上を目指し、株主に感謝の意を込めたもの。

製品やサービス

  • 製品:
    • シェア型FX/CFD ASPサービス「TRADE Power FX/CFD」:
    • 従来の個別開発不要で、複数の金融機関がシステム基盤をシェア利用可能。
    • 業務システム、フロント機能、マーケット情報提供を標準装備し、カスタマイズ対応も可能。
    • サブスクリプション型の料金モデルで導入コストを抑え、スピーディな市場参入が可能。
    • 当社が保守・運用を一括対応しIT負担を軽減、シェアモデル活用で低コストの料金体系。
    • 今後も市場ニーズに応じたアップデートを継続提供、AI技術活用による機能向上を計画。
  • サービス:
    • オンライン・システム型投資助言サービス。
    • 生成AIなどの最新テクノロジーを駆使。
    • 暗号資産(差金決済)取引、外国為替証拠金(FX)取引向け投資助言サービスを開始。
    • 楽天ウォレット、GMOコインが導入済みで、順次サービス連携先を拡大予定。
    • 4月中旬より両システムが安定稼働し、会員数・取引高が増加中。
    • Web3特典配信プラットフォーム「toku-chain」:
    • 大和証券の新アプリ「D-Port」へコンテンツ提供を開始。
    • 利用者はtoku-chainを通じて特典・クーポンを獲得し、デジタルウォレットで保有・使用可能。
    • ブロックチェーン技術を活用し、企業が提供するインセンティブの透明性と信頼性を確保。
    • 多要素認証(MFA)相談・アドバイザリーサービス:
    • 証券業界を狙うサイバー攻撃・不正アクセス・フィッシング対策を支援。
    • 当社の金融機関向けシステム開発・運用、セキュリティ対策の知見を活用。
    • 外部セキュリティ協力会社と連携した専門チームが、あらゆる証券会社・金融サービス事業者からの相談に対応。
    • 長期入院中の子どもたち支援プロジェクト「デジタルエンジェルズPT」:
    • 日本デジタル空間経済連盟と共同で、メタバース・NFTを活用した共創プロジェクトに参画。
    • 金融教育ゲーム『RESOTERRA(リソテラ)』:
    • りそなHDと共同で大阪・関西万博「バーチャル万博〜空飛ぶ夢洲〜」で開発・提供。
    • サステナビリティ・金融教育をテーマとした次世代デジタル教材。
    • メタバースを活用し、持続可能な経済と金融リテラシーを学べる。
    • 成長伴走型校務DXサービス「mirai-coco」:
    • 三菱総研DCSと協業によるmiraicompassシリーズのリニューアル。
    • ユーザー利便性の向上と、ビジネス拡張に向けた基盤を強化。
    • ログインや認証などのユーザーインターフェースを抜本的に見直し、操作性を改善。今後のサービス拡張・新機能追加に対応。
    • ファンベース運営応援アプリ「STAN」:
    • 株式会社KeyHolder、株式会社BEAMINGとの3社協業プロジェクト。
    • 5月9日より本格稼働。江籠裕奈氏が参画。
    • 当社はファンダムサービスのシステム構築・運用、金融システム開発のノウハウ活用、デジタルプラットフォーム開発を担当。
  • 協業・提携:
    • SCSK株式会社: 証券トータルシステムの構築及び営業活動。
    • GMOあおぞらネット銀行: FX/CFD ASPサービスの導入。
    • りそなHD: 金融教育ゲーム「RESOTERRA」の開発。
    • 日本デジタル空間経済連盟: 「デジタルエンジェルズPT」プロジェクト。
    • 三菱総研DCS: 「mirai-coco」のリニューアル。
    • CXRエンジニアリング(持分法適用会社化): 暗号資産/FXおよび金融アドバイザリー領域強化、マルチアセット対応金融サービスの共同展開、自動売買取引システムプラットフォーム展開。
    • 株式会社KeyHolder、株式会社BEAMING: 「STAN」アプリの共同運営。
    • 楽天ウォレット、GMOコイン: 投資助言サービス「GPT-Trade」の導入。
    • 大和証券: 「toku-chain」の採用。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 今期より収益モデル別売上のカテゴリー定義を変更。システム利用料/保守収益の進捗管理を可視化するため、ストック型収益の定義を変更した。
  • リスク要因:
    • 当資料に記載されている将来の予測等に関する記述は、資料作成時点での情報に基づき当社が判断したものであり、その情報の正確性を保証するものではない。
  • その他:

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3997
企業名 トレードワークス
URL http://www.tworks.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。