2025年9月期 第2四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: Faber Company
- 主要事業分野: デジタルマーケティングのツール提供及び人材支援、AIを活用した機能開発
- 代表者名: 稲次 正樹(代表取締役)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月14日
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年9月期 第2四半期累計
- セグメント:
- デジタルマーケティング自動化ツール(ミエルカSEO、ミエルカヒートマップ、ミエルカローカル、コンバージョンミエルカ等):SEO/コンテンツマーケティング、Web接客/LTV最大化、UI/UX改善、ローカルマーケティングの自動化ソフトウェアを提供。
- デジタルマーケティングリソース(ミエルカコネクト、CROコンサルティング等):人材支援、ソリューションを提供。
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高累計: 1,259百万円(前年同期比 +9.0%)
- 営業利益累計: 203百万円(前年同期比 +5.7%)
- 進捗状況:
- 売上高の通期進捗率: 49.2%
- 営業利益の通期進捗率: 54.0%
- 通期計画比で売上はわずかに上振れ、営業利益は計画を上振れ着地。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 大手・中堅企業向けの事業が好調に推移し、売上高累計が前年同期比+9.0%となり、成長計画比でもわずかに上振れ。
- 成長に向けた販促費・採用費を投下しつつも、営業利益は通期進捗率54.0%を達成。
- 下期も事業投資の増加を予定しており、通期見通しに変更はなし。
- 粗利益別顧客社数では、月額粗利3万~30万円および30万円以上の顧客数が継続的に増加し、計画対比順調に推移。
- 増減要因:
- 成長戦略として、参入障壁を持つ領域での成長加速(大手顧客へのリソース投下)、非注力事業からの撤退(メディア事業、EC事業から撤退完了)、既存競争力を活かした新規事業創出、M&Aによるクロスセル商材追加(大手顧客深掘りとARPU向上)に取り組んでいる。
- 費用構造では、販促費・採用費・生成AIを活用した機能開発などの先行投資を拡大中。
- 競争環境:
- デジタルマーケティングに関する顧客の様々な課題をワンストップで解決する体制を構築。
- 生成AIを活用したコンテンツマーケティング・SEO自動化ソフトウェア「ミエルカSEO」、UI/UX改善ソフトウェア「ミエルカヒートマップ」、店舗情報一括管理ソフトウェア「ローカルミエルカ」、Web接客/LTV最大化ソフトウェア「コンバージョンミエルカ」等、幅広いプロダクトを提供。
- 約2,000名のデジタルマーケティング人材が登録する「ミエルカコネクト」により、即戦力マーケティング人材を企業に提供。
- SEO由来のリード獲得力が高く、競合他社に優位性がある。
- 展示会におけるリード獲得単価は業界平均の1/8程度と低い。
- 業界著名人(鈴木謙一執行役員、小川卓執行役員、辻正浩上席SEOコンサルタント)が所属し、情報発信力や技術指導力を強化している。
- ベトナムにオフショア開発拠点を保有し、コストメリットを活かした開発体制を構築。
- 筑波大学と10年以上共同研究を継続し、自然言語処理・人工知能技術に精通した教授と連携。
- リスク要因:
- グローバルな経済状況の変動による国内市場への間接的な影響。
- 米国のトランプ政権の誕生が事業に与える直接的な影響は軽微と見ているものの、市場動向を注視し柔軟な経営判断を行う方針。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 大手・中堅企業顧客への深掘りを中心とした成長と新規事業の創出。
- 従来の直販に加え、CARTA HOLDINGSとの資本業務提携など、パートナーを通じた顧客拡大を模索。
- AIと人力のハイブリッドによる開発を推進。
- DXミエルカとしてバックオフィス関連SaaSの販売・導入支援を開始。
- 進行中の施策:
- 営業活動の組織化: 問い合わせ対応スピードと成約率の向上、アポイント振り分け精度の改善、クロスセルチームの強化(「外報レビュー」実施)。
- AIを活用した機能開発: 顧客のWebデータを学習させたミエルカ独自のLLMカスタマイズモデルによるコンテンツ生成、Webページ改善提案の自動解析機能。
- 研究開発への投資: 国内の主要AI関連学会(人工知能学会/言語処理学会)への協賛・参加、社内PoC会の開催。
- セグメント別施策:
- 営業チーム(新規獲得する): 大手・中堅企業顧客獲得数の増加、新規粗利益獲得金額の向上、TOP商談数の増加。
- CSチーム(課題解決する): 既存顧客との月次MTG総回数の増加、月次積み上げ粗利益金額の向上、TOP商談数の増加。
- 既存客深耕チーム(クロスセルする): 大手・中堅既存企業への提案数の増加、粗利益ARPU30万円以上社数の増加。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- FY25/9通期業績予想:
- 売上高: 2,554百万円(前年同期比 +10.2%)
- 売上総利益: 1,735百万円(前年同期比 +9.5%)
- 営業利益: 376百万円(前年同期比 +12.4%)
- 当期純利益: 257百万円(前年同期比 +17.6%)
- EPS: 94.81円
- 中長期計画:
- 成長を加速させるための体制作り、M&A及び新規事業による成長を予定。
- FY25/9の計画では、大手・中堅企業への成長戦略、M&Aによるクロスセル、新規事業の展開を主要な成長イメージとしている。
- 非注力事業の整理完了により、全社的に数年以上の成長を目指せる体制を整備。
配当と株主還元
- 配当方針:
- FY25/9より配当性向20%を目安とする方針を決定。
- 成長投資と株主還元のバランスを重視し、持続的な成長戦略を推進する。
- 特別配当:
- 2025年9月期の期末配当(初配)では、1株あたり20円に加え、創業20期記念配当として10円を予定(計30円)。
- 配当利回り: 2.72%(2025年5月9日終値時点の株価1,104円で計算)。
製品やサービス
- 製品:
- ミエルカSEO: 生成AIを活用したコンテンツマーケティング・SEO自動化ソフトウェア(サジェストインテンション、AIかんたん記事作成、コンテンツSEOスコア)。
- ミエルカヒートマップ: ユーザー行動可視化、サイト訪問者満足度向上、生成AIを活用したコンテンツ・UX改善ソフトウェア(3種のヒートマップ、A/Bテスト、AIによる自動データ解析)。
- ローカルミエルカ: Googleビジネスプロフィールや各種地図アプリからの流入を最大化する店舗情報一括管理ソフトウェア。
- コンバージョンミエルカ: ノーコードでWebサイトをパーソナライズし、コンバージョンを最大化するWeb接客/LTV最大化ソフトウェア。
- サービス:
- ミエルカコネクト: 約2,000名のデジタルマーケティング人材を企業に提供。
- DXミエルカ: バックオフィス関連SaaSの販売・導入支援。
- 協業・提携:
- 電通グループCARTA HOLDINGSとの資本業務提携。
- ナショナルクライアントを多数持つ企業(大手広告代理店、上場Webサイト制作会社、コンサルティングファーム)との提携を開始。
- バックオフィス関連SaaSベンダー(GMOサイン、Money Forwardクラウド会計、KING OF TIME、HRMOS勤怠等)との提携。
重要な注記
- リスク要因: 本資料の将来見通しに関する記述は、作成日時点の情報に基づいており、既知および未知のリスクや不確実性により将来の実際の業績や財務状況が大きく異なる可能性がある。国内及び国際的な経済状況の変化、業界動向などが影響要因となる。
- その他: スタンダード市場の上場維持基準に適合していることを確認し、今後も継続的に適合維持し、企業価値向上を目指す。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 220A |
企業名 | Faber Company |
URL | https://www.fabercompany.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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