2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社エフオン
    • 主要事業分野: 省エネルギー支援サービス、グリーンエナジー事業、電力小売事業
    • 代表者名: 代表取締役社長 島崎知格
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月8日
    • 対象会計期間: 2025年6月期 第3四半期連結累計期間 (2024年7月1日~2025年3月31日)
  • セグメント:
    • 省エネルギー支援サービス事業: 既存の継続プロジェクトの業績は堅調に推移し、一定の利益水準を維持しています。
    • グリーンエナジー事業: 発電事業が中心で、燃料調達や設備稼働状況が業績に影響します。一部発電所の出力抑制や定期メンテナンスがあったものの、燃料調達の改善等により収益が改善しています。
    • 電力小売事業: 顧客への契約電力量販売が中心で、売上は増加しましたが、人員増による販管費増加で減益となりました。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む): 21,635,189株 (2025年6月期3Q)
    • 期末自己株式数: 479,545株 (2025年6月期3Q)
    • 期中平均株式数: 21,260,411株 (2025年6月期3Q)
  • 今後の予定:

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
    • 資産合計: 44,612百万円 (前連結会計年度45,262百万円から減少)
    • 流動資産は増加 (現金及び預金、貯蔵品など)、売掛金が減少しました。
    • 有形固定資産は減価償却費計上により減少しました。
    • 負債合計: 26,097百万円 (前連結会計年度27,028百万円から減少)
    • 長期借入金が減少した一方で、未払金、未払法人税、引当金などが増加しました。
    • 純資産合計: 18,514百万円 (前連結会計年度18,234百万円から増加)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加と配当金支払による減少が主な要因です。
    • 損益計算書:
    • 売上高: 12,929百万円 (前年同期比1.2%減)
    • 営業利益: 902百万円 (前年同期比81.5%増)
    • 経常利益: 717百万円 (前年同期比149.7%増)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 536百万円 (前年同期比125.7%増)
    • キャッシュフロー計算書:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。
    • 減価償却費: 1,697百万円 (当第3四半期連結累計期間)
  • 収益性:
    • 売上高: 12,929百万円 (前年同期比1.2%減)
    • 営業利益: 902百万円 (前年同期比81.5%増)
    • 経常利益: 717百万円 (前年同期比149.7%増)
    • 純利益: 536百万円 (前年同期比125.7%増)
    • 1株当たり四半期純利益: 25.24円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 41.5% (2025年6月期3Q、前年の40.3%から改善)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率:
    • 2025年6月期3Q: 約7.0% (902百万円 ÷ 12,929百万円)
    • 2024年6月期3Q: 約3.8% (497百万円 ÷ 13,086百万円)
    • 収益性が大幅に改善しています。
  • セグメント別:
    • 営業利益の内訳 (報告セグメント計): 955百万円
    • 全社費用(一般管理費)による調整後営業利益: 902百万円
  • 財務の解説:
    • 売上高は微減したものの、主にグリーンエナジー事業における燃料調達改善やメンテナンス費用の減少により、営業利益、経常利益、純利益が大幅に増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益も大幅な増益となっています。
    • 資産合計は減少しましたが、自己資本比率は改善しており、財務の健全性は維持されています。負債は減少傾向にあります。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年6月期 期末配当実績: 8.00円
    • 2025年6月期 期末配当予想: 8.00円
  • 特別配当の有無:
    • 特別配当の記載はありません。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 省エネルギー支援サービス事業:
    • 売上高: 138百万円 (前年同期比11.7%減)
    • セグメント利益: 18百万円 (前年同期比8.3%減)
    • 既存の継続プロジェクトは堅調に推移し、一定の利益水準を維持しています。
    • グリーンエナジー事業:
    • 売上高: 12,126百万円 (前年同期比3.9%減)
    • セグメント利益: 944百万円 (前年同期比72.5%増)
    • エフオン新宮発電所の出力抑制や壬生発電所の定期メンテナンスによる送電量減少があったものの、未利用木材調達の改善やメンテナンス費用減少により大幅な増益となりました。
    • 電力小売事業:
    • 売上高: 2,413百万円 (前年同期比47.7%増)
    • セグメント損失: 7百万円 (前年は1百万円の利益)
    • 契約電力量の拡充により売上高は増加しましたが、人員増による人件費を含む販売管理費の増加により減益となりました。
  • セグメント戦略:
    • 電力小売事業: グループ発電所が発電する電力をグリーン電力として顧客へ販売する取り組みを推進し、販売契約電力量の拡充を進めていく方針です。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 日本卸電力取引市場の取引単価は比較的安価で安定して推移しています。
    • 電気・ガス価格激変緩和対策事業等の支援が継続して適用されています。
    • エネルギー自給率向上を目指し脱炭素電源の最大限活用が必要とされていますが、原子力発電所の再稼働は多くの課題を克服する必要があります。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期売上高予想: 18,500百万円 (対前期比5.9%増)
    • 通期営業利益予想: 1,200百万円 (対前期比99.9%増)
    • 通期経常利益予想: 1,000百万円 (対前期比188.7%増)
    • 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想: 710百万円 (対前期比152.5%増)
    • 1株当たり当期純利益予想: 33.40円
  • リスク要因:
    • 世界経済の停滞や後退の懸念、円安傾向による物価上昇、賃上げ要求とコスト上昇分の価格転嫁、人手不足といった不透明感があります。
    • 発電事業においては、燃料調達の安定性や価格変動、発電所の稼働状況、メンテナンス計画が業績に影響を与える可能性があります。
    • 会計方針の変更や市場環境の変動など、本資料に記載されている業績見通しは、将来に関する記述であり、様々な要因により実際の業績が異なる可能性があります。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等が当第1四半期連結会計期間の期首から適用されています。
    • 法人税等の計上区分に関する改正、子会社株式等の売却に伴う売却損益の税務上繰り延べに関する取扱いの見直しがあり、これらは遡及適用されていますが、当四半期連結財務諸表への影響はありません。
    • 第1四半期連結会計期間から報告セグメントの区分が変更され、従来「その他」に含まれていた一部事業が報告セグメントとして記載されています。
  • その他:
    • 決算補足説明資料および決算説明会の開催はありません。
    • 添付される四半期連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人によるレビューは実施されていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9514
企業名 エフオン
URL http://www.ef-on.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電力・ガス – 電気・ガス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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