2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: ポバール興業株式会社
    • 主要事業分野: 総合接着・樹脂加工事業、特殊設計機械事業
    • 代表者名: 松井 孝敏(代表取締役社長)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月14日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
  • セグメント:
    • 総合接着・樹脂加工事業: ベルト及び研磨用部材などの生産・販売
    • 特殊設計機械事業: 主に食品向けの機械の設計・製造・販売
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 2,634,800株(期末発行済株式数、自己株式含む)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月26日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月27日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
    • 決算補足説明資料作成の有無: 有
    • 決算説明会開催の有無: 有(機関投資家・アナリスト・個人投資家向け配信及び当社サイト動画掲載、2025年5月26日開催予定)

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
    • 総資産: 7,152百万円(前連結会計年度比275百万円増)
    • 純資産: 5,717百万円(前連結会計年度比9百万円減)
    • 負債: 1,434百万円(前連結会計年度比284百万円増、主に短期借入金200百万円増による)
    • 損益計算書:
    • 売上高: 3,378百万円(前年同期比△5.9%)
    • 営業利益: 238百万円(前年同期比△24.9%)
    • 経常利益: 267百万円(前年同期比△22.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 80百万円(前年同期比△56.6%)
    • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュフロー: 483百万円(前年同期比26百万円増)
    • 投資活動によるキャッシュフロー: △386百万円(前年同期比378百万円減)
    • 財務活動によるキャッシュフロー: 101百万円(前年同期比198百万円増)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 1,025百万円(前連結会計年度末比191百万円増)
  • 収益性:
    • 売上高: 3,378百万円
    • 営業利益: 238百万円
    • 経常利益: 267百万円
    • 純利益: 80百万円
    • 1株当たり利益: 30.56円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 79.8%(前年同期比3.2ポイント減)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 7.1%(前年同期比1.8ポイント減)
  • セグメント別:
    • 総合接着・樹脂加工事業: セグメント利益268百万円
    • 特殊設計機械事業: セグメント利益30百万円
  • 財務の解説:
    • 世界経済の回復基調があったものの、関税措置や中国経済の減速懸念、為替変動、物価上昇の影響により不透明感が継続。
    • 売上高は減少したが、利益については合理化や販売価格の値上げを行った。
    • しかし、原料価格上昇や基盤投資増加(新工場棟建設、製造DX導入)に加え、中国子会社での事業環境悪化に伴う固定資産の減損損失を特別損失として計上したため、当期純利益は大幅に減少。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 年間37.00円(中間18.50円、期末18.50円)
    • 2025年3月期: 年間38.00円(中間19.00円、期末19.00円)
    • 2026年3月期(予想): 年間39.00円(中間19.50円、期末19.50円)
    • 9年連続の増配を予定。
  • 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 総合接着・樹脂加工事業:
    • 売上高: 2,840百万円(前年同期比△2.9%)
    • 自動車・鉄鋼業界向けの需要は堅調であったが、ディスプレイ用研磨部材の需要減や在庫調整の影響により減少。
    • 国内は研磨部材の減少、アジア地域は中国の景気低迷の影響によりそれぞれ減収。
    • 特殊設計機械事業:
    • 売上高: 537百万円(前年同期比△19.2%)
    • 新規顧客開拓によるメカニカルシールの増収があった一方で、食品向け加工機の受注谷間により大幅減収。
  • セグメント戦略:
    • 総合接着・樹脂加工: 顧客ニーズを取り入れたカスタム品開発、環境配慮型サステナブルベルトの拡販。日本国内では食品、自動車、建材向けベルトの深耕と次世代半導体用研磨パッドの拡販強化。アジア地域では中国・タイを中心に自動車・鉄鋼業界向け拡販。
    • 特殊設計機械: 主要製品(プレワーサー、制御盤、メカニカルシール等)の販路拡大、グループ内連携による工業用ベルトと機械販売の相乗効果。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「中期経営計画」に基づき、「顧客ニーズの深耕とソリューション提供による売上総利益の向上」「子会社の再構築と最適な生産・供給体制の実現」「成長事業・社会課題への積極投資」「新工場の画期的な生産性向上」を推進。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 同業他社との比較に関する具体的な記載はなし。
  • 市場動向:
    • 世界経済: 緩やかな回復基調にあるものの、金利政策、関税措置、中国経済減速懸念により不確実性が継続。
    • 国内経済: 雇用・所得環境は改善傾向だが、米国の通商政策、為替変動、物価上昇により不透明感が継続。
    • ベルト関連製品市場: 米中貿易摩擦の影響や価格競争激化のリスクが存在。ディスプレイ用研磨部材は得意先の在庫調整収束を見込む。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期 連結業績予想:
    • 売上高: 3,610百万円(前年同期比6.9%増)
    • 営業利益: 320百万円(前年同期比34.2%増)
    • 経常利益: 340百万円(前年同期比26.9%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 210百万円(前年同期比161.0%増)
    • 1株当たり当期純利益: 79.75円
  • リスク要因: 地政学的不安定の継続、各国の関税政策、世界景気の下振れ懸念、米中対立、中国の内需回復の遅れ、原料価格・電力料金の高止まり、為替変動(想定為替レートは1ドル145円)など。業績予想は発表日現在の情報に基づくものであり、実績は様々な要因により異なる可能性がある。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2022年改正会計基準を当連結会計年度の期首から適用。「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「税効果会計に係る会計基準の適用指針」の改正。
    • 連結財務諸表への影響はない。
  • その他:
    • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
    • 将来に関する記述は、現時点での情報に基づくものであり、達成を約束するものではない。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4247
企業名 ポバール興業
URL http://www.poval.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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