2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社PALTAC
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月12日
- 参加対象: 個人投資家
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益: 1兆1,880億円 (前年同期比 +3.1%)
- 営業利益: 280億円 (前年同期比 +3.1%)
- 経常利益: 316億円 (前年同期比 +3.7%)
- 純利益: 228億円 (前年同期比 +10.8%)
- 1株当たり利益: 366.46円
- 進捗状況:
- 売上高・営業利益ともに過去最高を更新。
- 中期経営計画「PALTAC VISION 2027」の達成に向けて、財務面・非財務面ともに計画に対して着実に進捗。
- セグメント別状況:
- 商品分類別売上高(累計):
- 化粧品: +106億円 (+3.9%)、構成比 23.7% (+0.2%)
- 日用品: +250億円 (+5.0%)、構成比 44.2% (+0.7%)
- 医薬品: △26億円 (△1.8%)、構成比 12.5% (△0.6%)
- 健康・衛生関連品: +17億円 (+0.8%)、構成比 17.9% (△0.4%)
- その他: +12億円 (+6.9%)、構成比 1.7% (+0.1%)
- 販売先業態別売上高(累計):
- ドラッグストア: +358億円 (+4.9%)、構成比 64.4% (+1.3%)
- ディスカウントストア: +107億円 (+10.9%)、構成比 9.2% (+0.6%)
- コンビニエンスストア: +39億円 (+4.4%)、構成比 8.0% (+0.1%)
- ホームセンター: △24億円 (△2.8%)、構成比 7.1% (△0.5%)
- スーパーマーケット: +5億円 (+1.0%)、構成比 4.5% (△0.1%)
- GMS: +16億円 (+4.1%)、構成比 3.4% (0.0%)
- その他: △141億円 (△25.7%)、構成比 3.4% (△1.4%)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新。
- 売上高は計画比で若干未達であったが、売上総利益率の改善により営業利益はほぼ計画通りに着地。
- 増減要因:
- 売上高:
- 増加要因: 外出・インバウンド需要の拡大、取引の拡大、新規商材の取扱強化、値上げや高付加価値品の拡売に伴う単価上昇が奏功。
- 減少要因: コロナ関連商材の需要減少、サプリメントを中心とした一部商材の買い控え。
- 営業利益:
- 増加要因: 売上拡大に伴う売上総利益の増加、固定費吸収効果による販管費率の低下、売買差益の改善施策。
- 減少要因: 人件費・配送費などが想定を上回り、販管費が増加。食品物流受託開始に伴う初期費用(△2.4億円)が発生。
- リスク要因:
- 物価上昇に伴う節約志向や人手不足に伴う物流費上昇など、先行き不透明な環境が継続。
- コロナ5類移行後も衛生関連商材の需要減が継続。
- 食品価格上昇(エンゲル係数上昇)が消費者マインドに影響。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画「PALTAC VISION 2027」に基づき、構造改革による変革基盤の構築を推進。
- 既存事業の収益性改善
- 新たな価値創造に向けた挑戦
- サステナビリティの向上
- 資本効率を意識した経営の実践
- 進行中の施策:
- 既存事業の収益性改善:
- 人件費・配送費など物流費上昇環境下での営業利益率維持を目指し、市場ニーズに合った商材の拡充と生産性向上を推進。
- 新規取扱商材の拡充:
- 市場ニーズの多様化に合わせ、国内外の新たなメーカーやインナービューティー商材などとの取引を強化。
- 既存メーカーとの取引も強化しつつ、多角的な商材投入を予定。
- 配送改善の強化:
- 2024年問題(物流問題)の影響を受けるも、配送効率化のための基盤づくりを推進。
- 他企業との協働による配送費上昇緩和を目指し、精緻な効率化施策や共同配送の可能性を追求。
- 「グリーン物流優良事業者表彰」の部門賞「物流DX・標準化表彰」を佐川急便、薬王堂と共同受賞。
- グローバルネットワークの構築:
- 当社拠点(日本・ベトナム・インドネシア)をハブに、国内外の多様な商品・情報をつなぐネットワークを構築。
- インドネシア製品のモンゴルへの直接輸出による取引量拡大。
- インドネシア・ベトナムの現地ブランドを国内展開(2026年3月期に実現予定)。
- 物流の価値提供領域拡大:
- 他業種・企業との連携や食品物流による新たなノウハウ蓄積により、新規領域へ拡大。
- 非食品・食品の一括物流を開始(2024年9月~)。
- 他業界との協働推進(佐川急便/三菱食品)。
- サステナビリティの向上:
- 人財価値の最大化: 業務改革(単純作業削減)、制度改革(フレックスタイム制拡充)、D&I(人権方針公表、女性活躍推進)。
- 環境への貢献: CO2削減目標(Scope1+2_25/3期_17%削減見込み、2030年に50%削減目標)、太陽光発電設置、社用EV車運用開始。
- ESG自己株式取得: VWAP値をベンチマークに、アウトパフォーマンスを活用したESG投資を実施。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 1兆2,300億円 (前年同期比 +3.5%)
- 営業利益: 290億円 (前年同期比 +3.5%)
- 純利益: 220億円 (前年同期比 △3.8%)
- 1株当たり利益: 356.70円
- 根拠: インフレに伴う単価上昇、当社機能を活かした販促提案強化、付加価値の高い新規商材の販売強化、人財投資、配送費単価の上昇を見込む。
- 中長期計画:
- 中期経営計画「PALTAC VISION 2027」の2年目として、厳しい環境下でも着実な売上・利益の拡大を目指す。
- 最終年度目標(2027年3月期):売上高 1兆2,700億円、営業利益 300億円、配当性向35%以上。
- マクロ経済の影響: 物価上昇に伴う節約志向、人手不足に伴う物流費上昇など、先行き不透明な環境が継続する見込み。
配当と株主還元
- 配当方針: 利益成長以上の増配を継続する方針。
- 配当実績(2025年3月期):
- 年間配当: 111円(中間:5円増、期末:6円増)
- 配当予想(2026年3月期):
- 年間配当(予定): 120円 (15円増配)
製品やサービス
- 製品: 化粧品、日用品、医薬品、健康・衛生関連品など。サプリメントなど一部商材は買い控え。
- サービス: 食品物流受託サービスを開始。物流DXや標準化を推進。
- 協業・提携: 佐川急便、薬王堂、三菱食品との協業。
重要な注記
- リスク要因: 将来見通しに関する注意事項として、本書の予測は作成時点の仮定に基づいており、将来のリスクや不確実性により結果が異なる可能性があることを明記。情報の更新や改正の義務はない。
- その他:
- 政策保有株式の縮減方針に沿った投資有価証券売却益を計上。
- 2024年1月に発生した能登半島地震に関する費用及び、九州に所有する土地の減損損失を前期の特別損失に計上。
- 栃木物流センター建設に伴う土地取得に対する助成金を計上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8283 |
企業名 | PALTAC |
URL | http://www.paltac.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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