2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社PALTAC
    • 主要事業分野: 化粧品・日用品、一般用医薬品等の卸売事業
    • 代表者名: 吉田 拓也
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月12日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日 (2025年3月期)
  • セグメント:
    • 各事業セグメントの名称と概要: 当社は卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略されています。主な販売先業態としては、ドラッグストア、ディスカウントストア、スーパーセンター、コンビニエンスストア、ホームセンターなどが含まれます。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 63,000,000株 (2025年3月31日現在、自己株式を含む)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 決算補足説明資料作成の有無あり。決算説明会開催の有無あり(機関投資家・アナリスト・報道機関向け)。
    • 株主総会: 定時株主総会開催予定日 2025年6月20日
    • IRイベント: 2025年5月19日(月)に機関投資家・アナリスト及び報道機関向けに決算説明会(オンライン)を開催予定。
    • その他に何かあれば追加: 有価証券報告書提出予定日 2025年6月20日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表要点:
    • 総資産が前事業年度末比113億51百万円増加し、5,070億48百万円となりました。
    • 純資産が前事業年度末比97億6百万円増加し、2,876億69百万円となりました。
    • 損益計算書要点:
    • 売上高は前事業年度比3.1%増の1,188,097百万円となりました。
    • 営業利益は前事業年度比3.1%増の28,008百万円となりました。
    • 経常利益は前事業年度比3.7%増の31,684百万円となりました。
    • 当期純利益は前事業年度比10.8%増の22,864百万円となりました。
    • キャッシュフロー計算書要点:
    • 営業活動によるキャッシュ・フローは20,675百万円の収入となりました。(売上債権の増加や仕入債務の増加などによる)
    • 投資活動によるキャッシュ・フローは△428百万円の支出となりました。(有形固定資産の取得や投資有価証券の売却などによる)
    • 財務活動によるキャッシュ・フローは△11,324百万円の支出となりました。(配当金の支払いや自己株式の取得などによる)
    • 現金及び現金同等物の期末残高は前事業年度末より89億22百万円増加し、699億16百万円となりました。
  • 収益性:
    • 売上高: 1,188,097百万円 (対前期増減率 +3.1%)
    • 営業利益: 28,008百万円 (対前期増減率 +3.1%)
    • 経常利益: 31,684百万円 (対前期増減率 +3.7%)
    • 純利益: 22,864百万円 (対前期増減率 +10.8%)
    • 1株当たり利益: 366.46円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 56.7% (2025年3月期)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2.4% (前事業年度と同水準)
    • 総資産経常利益率: 6.3% (前事業年度と同水準)
  • セグメント別:
    • 利益貢献度など: 単一セグメントのため、記載は省略されています。商品分類別では日用品が最も売上貢献度が高いです。
  • 財務の解説:
    • 物流費の高騰や人材への積極投資による販管費の増加があったものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加や、固定費吸収効果の発揮による販管費率の低下などにより、営業利益は前事業年度を上回りました。
    • 当期純利益は、法人税等調整額が61百万円増加し、その他有価証券評価差額金は158百万円減少したものの、前事業年度比で10.8%増となりました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当: 50.00円 (2025年3月期実績)
    • 期末配当: 55.00円 (2025年3月期実績)
    • 年間配当予想:
    • 2025年3月期: 105.00円 (前事業年度から11円の増配)
    • 2026年3月期(予想): 120.00円 (中間57円、期末63円、15円の増配)
  • 特別配当の有無: 特別配当の記載は含まれておりません。中期経営計画において配当性向35%以上を目標とし、利益成長を上回る増配を継続する方針です。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 単一セグメントである卸売事業において、商品分類別では化粧品、日用品、医薬品、健康・衛生関連品、その他が報告されています。
    • 売上高は以下の通り。
    • 化粧品: 281,852百万円 (対前期増減率 +3.9%)
    • 日用品: 525,533百万円 (対前期増減率 +5.0%)
    • 医薬品: 148,152百万円 (対前期増減率 △1.8%)
    • 健康・衛生関連品: 212,329百万円 (対前期増減率 +0.8%)
    • その他: 20,229百万円 (対前期増減率 +6.9%)
    • 販売先業態別では、ドラッグストアへの販売が最も大きく、次いでディスカウントストア・スーパーセンターが高い成長率を示しています。
    • 医薬品の売上は減少しており、輸出・EC企業・その他も減少しています。
  • セグメント戦略:
    • 長期ビジョン「つなぐ力で人と社会のミライを創る」の実現に向け、既存事業の収益性改善、新たな価値創造、サステナビリティの向上、資本効率を意識した経営に取り組んでいます。
    • 積極的なデータ活用により、生活者の多様なニーズを捉えた新規商材の取り扱いを拡大し、インバウンド需要の取り込みや販促提案の強化を図る方針です。
    • 利益面では、サプライチェーンの協働による配送効率化や、付加価値の高い新規商材の取り扱い強化に注力します。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「PALTAC VISION 2027」に基づき、「構造改革による変革基盤の構築」を進めています。
    • 目標:
    • 売上高: 1兆2,700億円 (FY2024/3比 +10.2%)
    • 営業利益: 300億円 (FY2024/3比 +10.4%)
    • ROE: 資本コストを上回る水準を維持
    • 配当性向: 35%以上を目指す
    • CO2排出量削減率: 28%削減 (対FY2021/3比 +16%)
    • 多様性: 女性管理職比率8.4% (+1.7%)、男性育休取得率60% (+30%)
    • エンゲージメントスコア: 55.0 (+6.9)
    • 中期経営計画の具体的な取り組みについては、別途公表されている資料やウェブサイトで詳細を確認できるとのことです。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 同業他社との比較については、具体的な記載はありません。
  • 市場動向:
    • 事業環境は、人々の行動活発化やインバウンド増加により需要拡大はあったものの、物価上昇や物流費高騰により厳しい環境が続きました。
    • コロナ関連商材の需要減少や節約志向、サプリメントなどの買い控えの影響も受けました。
    • 今後の事業環境は、個人消費の持ち直しやインバウンド需要の拡大が期待される一方で、人手不足による物流費上昇、物価上昇に伴う節約志向、各国の通商政策の変化に起因する景気後退などのリスクが想定され、先行き不透明な状況と予想されています。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期(予想):
    • 売上高: 1,230,000百万円 (対前期増減率 +3.5%)
    • 営業利益: 29,000百万円 (対前期増減率 +3.5%)
    • 経常利益: 32,200百万円 (対前期増減率 +1.6%)
    • 当期純利益: 22,000百万円 (対前期増減率 △3.8%)
  • リスク要因:
    • 労働人口減少による人件費高騰や人材確保の困難。
    • 配送に関するリスク(ドライバーの人手不足、配送費の増大、安定供給への支障)。
    • 事業環境の変化(業種・業態を超えた競争激化、取引先の企業再編による取引条件の変動)。
    • 情報システム・情報セキュリティリスク(自然災害、サイバー攻撃によるシステム障害や情報漏洩)。
    • 自然災害・感染症等の発生リスク(大規模災害時の物流機能不全)。
    • 気候変動に関するリスク(供給網への被害、原材料費高騰、脱炭素社会への移行コスト)。
    • 固定資産の減損リスク。
    • コンプライアンスに関するリスク(法令違反による社会的信用低下、賠償金支払い)。
    • 特有の法的規制等に係るリスク(医薬品医療機器等法等の関連法規の規制による販売制限)。
    • 債権回収リスク(販売先の破産等による債務不履行)。
    • 商品在庫リスク(仕入先の破産等による商品在庫の価値低下や返品不能)。
    • 業績の変動(第4四半期に売上高・利益が減少する傾向)。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更、①以外の会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は全て「無」と記載されています。
    • リースに関する会計基準等の適用は2028年3月期の期首から予定されており、現時点で財務諸表に与える影響額は評価中です。
    • 「助成金収入」が「営業外収益」の「その他」から独立掲記されるように表示方法が変更されました。
  • その他:
    • 自己株式の消却により発行済株式数が減少しています。
    • 取締役会決議に基づき自己株式を取得しています。
    • 自己株式の増加は、取締役会決議に基づく取得によるものであり、減少は消却によるものです。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8283
企業名 PALTAC
URL http://www.paltac.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。