2025年3月期 第3四半期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社PALTAC
- 主要事業分野: 卸売業(化粧品、日用品、医薬品など)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年2月3日
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期(2024年4月〜12月)
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益 (売上高): 9,110億円 (前年同期比 +280億円, +3.2%)
- 営業利益: 224億円 (前年同期比 +4億円, +2.1%)
- 経常利益: 254億円 (前年同期比 +7億円, +3.1%)
- 純利益 (四半期純利益): 182億円 (前年同期比 +11億円, +6.6%)
- 1株当たり利益 (当期純利益): 350.06円 (前年同期比 +21.66円, +6.6%)
- 進捗状況:
- 2025年3月期通期業績予想に対して、売上高は9,110億円で約76.6%の進捗、営業利益は224億円で約80.0%の進捗。
- セグメント別状況 (商品分類別売上高):
- 化粧品: +83億円 (+4.0%)、構成比 23.7% (+0.2%)
- 日用品: +200億円 (+5.2%)、構成比 44.3% (+0.8%)
- 医薬品: △16億円 (△1.4%)、構成比 12.5% (△0.5%)
- 健康・衛生関連品: +6億円 (+0.4%)、構成比 17.8% (△0.5%)
- その他: +7億円 (+4.7%)、構成比 1.7% (±0.0%)
- セグメント別状況 (販売先業態別売上高):
- ドラッグストア: +256億円 (+4.6%)、構成比 63.9% (+0.8%)
- ディスカウントストア: +90億円 (+12.2%)、構成比 9.2% (+0.8%)
- コンビニエンスストア: +31億円 (+4.5%)、構成比 8.0% (+0.1%)
- ホームセンター: △12億円 (△1.9%)、構成比 7.3% (△0.4%)
- スーパーマーケット: +4億円 (+1.2%)、構成比 4.5% (△0.1%)
- GMS: +12億円 (+4.1%)、構成比 3.5% (+0.1%)
- その他: △103億円 (△23.9%)、構成比 3.6% (△1.3%)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高・営業利益ともに前期を上回る増収増益を達成。
- 外出およびインバウンド需要増加に伴う関連商材の拡売、新規商材の取扱強化、値上げ及び高付加価値品拡売が売上高を牽引。
- 売上拡大に伴う売上総利益の増加に加え、変動費の抑制や固定費吸収効果により販管費率が低下。
- 増減要因:
- 売上高増収要因: 外出関連商材の需要拡大、インバウンド需要の拡大、猛暑・残暑による殺虫剤やシーズン化粧品の需要拡大、新規商材の取扱強化、値上げや高付加価値品の拡売に伴う単価上昇。
- 売上高減収要因: コロナ関連商材の需要減少、サプリメントを中心とした一部商材の買い控え。
- 売上総利益増加要因: 売上拡大に伴う売上総利益額の確保、粗利率の高い高付加価値品(新規商材含む)の販売強化。
- 売上総利益悪化要因: センターフィの増加(センターフィ発生企業の売上増・燃料費高騰等)、粗利率の高い衛生用品の需要減少、食品物流受託開始に伴う初期費用(2.4億円)、物流費高騰による物流受託原価の増加(配送費・人件費など)。
- 販管費増加要因: 人材投資(人材確保、賃金引上げ)、自社センターの長寿命化方針に伴う修繕費の増加。
- 販管費改善要因: 増収に伴う固定費吸収効果、配送費単価高騰の環境下における配送費率の維持。
- 競争環境:
- 卸売業界における価格競争激化、物価高騰などの影響を受ける厳しい利益環境が継続。
- リスク要因:
- 物価高騰や人手不足に伴う物流費の高騰など、厳しい事業環境が継続する見込み。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 長期ビジョン実現に向けた新中期経営計画「構造改革による変革基盤の構築」の初年度として、新たな価値創造に向けた原資源獲得と、着実な売上・利益の拡大を目指す。
- 進行中の施策:
- 配送改善の強化:
- 協働の推進と多角的な改善アプローチによりドライバー不足に対応できる配送網を構築。
- 競争や業界の垣根を超えた協働の輪を更に拡げ、施策の効果を高める。
- 配送業者様と小売業様との協働により効率的かつサステナブルな物流を実現。
- 「グリーン物流優良事業者表彰」において部門賞「物流DX・標準化表彰」を佐川急便様、薬王堂様と共同受賞。
- Point 1: 配送積載効率考慮型のAIと需要予測により、車両台数の最適化を実現。
- Point 2: 中継地を設け、食品・非食品を混載することで積載率向上・配送距離を短縮し、CO2排出量削減に貢献。
- 物流の価値提供領域の拡大:
- 三菱食品との物流における協働取り組みを始動、業界の垣根を超えた連携により持続可能な物流を実現。
- 両社の物流の資産やノウハウの相互利活用に関する具体的な協議・検討を開始。
- 協議・検討テーマ: 既存物流拠点の活用、共同配送の推進、共同物流センターの検討、物流DXの共同研究。
- サステナビリティ(CO2削減に向けて):
- EVのテスト運用開始(Scope1): 社用車のCO2削減に向けて、ハイブリッド化・軽自動車化に加えEVのテスト運用を開始。
- 太陽光発電装置の設置(Scope2): FDC広島(広島市)の屋上で12月から稼働開始(年間30%程度のCO2削減を見込む)。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期通期業績予想(期初計画から変更なし):
- 売上高: 11,900億円 (前年同期比 +380億円, +3.3%)
- 売上総利益: 887億円 (前年同期比 +23億円, +2.7%)
- 販管費: 607億円 (前年同期比 +15億円, +2.6%)
- 営業利益: 280億円 (前年同期比 +8億円, +3.0%)
- 経常利益: 317億円 (前年同期比 +11億円, +3.8%)
- 当期純利益: 220億円 (前年同期比 +13億円, +6.6%)
- 1株当たり純利益: 350.06円 (前年同期比 +21.66円, +6.6%)
- 中長期計画:
- 長期ビジョンにおける「構造改革による変革基盤の構築」の初年度として、新たな価値創造のための原資獲得と、着実な売上・利益の拡大を着実に進める。
- マクロ経済の影響:
- 物価高騰や人手不足に伴う物流費の高騰など、引き続き厳しい事業環境が予想される。
製品やサービス
- 製品: 化粧品、日用品、医薬品、健康・衛生関連品などを主要製品として取り扱う。
- サービス: 物流サービス、販促提案サービスなどを提供。食品物流受託も開始。
- 協業・提携:
- 佐川急便、薬王堂との共同による物流DX・標準化に関する取り組み。
- 三菱食品との物流領域における協働取り組み。
重要な注記
- リスク要因: 本資料の将来見通しに関する記述は、作成時点の予測等を基礎としており、既知または未知のリスク及び不確実性が内在するため、将来において不正確であることが判明したり、将来実現しない可能性があり、新しい情報や将来の出来事により見通し情報が更新・改正される場合でも、当社には、それを行う意図も義務もない。
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企業情報
銘柄コード | 8283 |
企業名 | PALTAC |
URL | http://www.paltac.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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