決算説明：コメリ（8218）

2025年３月期 決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社コメリ
  • 主要事業分野: ホームセンター事業
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年4月23日
  • 参加対象: 個人投資家
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日
• セグメント:
  • ホームセンター事業

業績サマリー (2025年3月期 決算実績 連結)

• 主要指標:
  • 営業収益: 379,192百万円 (前年比 102.3%)
  • 営業総利益: 130,181百万円 (営業収益比 34.3%, 前年比 102.3%)
  • 販売管理費: 107,785百万円 (営業収益比 28.4%, 前年比 102.5%)
  • 営業利益: 22,396百万円 (営業収益比 5.9%, 前年比 101.4%)
  • 経常利益: 22,248百万円 (営業収益比 5.9%, 前年比 100.2%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 13,719百万円 (営業収益比 3.6%, 前年比 100.1%)
• セグメント別状況:
  • ホームセンター事業計: 売上金額 374,551百万円 (前年比 102.3%), 営業収益比 98.8%, 荒利益率 34.4% (前年差 +0.0)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 営業収益は3,791億円、既存店売上高は前年比101.0%となり、過去3番目の営業収益を記録。
  • 円安の影響もあり荒利益率は伸ばせなかったが、増益を確保。
• 増減要因:
  • 増益要因:
  • 売上高増加要因: 春先の堅調な販売、夏物商品が好調、記録的残暑による秋園芸が不振、寒波により冬物堅調。(+2,896百万円)
  • 荒利益率改善・前期価格転嫁の反動: 値入率改善、PB比率・荒利率向上。(+74百万円)
  • 減益要因:
  • 人件費: 賃上げによる直接人件費増加、賞与額増加、業務効率化による抑制、人時数既存比99.0%。(▲1,397百万円)
  • 販売費・設備費・その他: 新規出店等による賃借料・減価償却費増加、運賃単価上昇による配送費増加、大雪による除雪費用の増加。(▲1,259百万円)

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • H&G業態のモデルチェンジを重点的に実施。
  • 既存店の活性化を推進。
  • パワーへの業態転換も推進。
• 進行中の施策:
  • H&G業態のモデルチェンジ（改装実施店舗数142店舗、改装坪数74,866坪）
  • 既存店活性化（改装後の売上効果 +10%以上）
  • ハード&グリーンの新モデル水平展開の継続
• セグメント別施策:
  • パワー: プロ向けのエアコン本体及び関連部材が売上を牽引。
  • PRO: リピーターも増えており、消耗品中心に堅調に推移。
  • ハード&グリーン: 好調な新店モデルを既存店に水平展開中。

将来予測と見通し

• 業績予想 (2026年3月期):
  • 営業収益: 391,000百万円 (前年比 103.3%)
  • 営業利益: 23,500百万円 (前年比 104.9%)
  • 経常利益: 23,700百万円 (前年比 106.5%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 14,600百万円 (前年比 106.4%)
• マクロ経済の影響: 円安の影響。

配当と株主還元

• 配当実績:
  • 2025年3月期: 中間27円、期末27円
  • 2026年3月期 (予想): 中間28円 (+1円)、期末28円 (+1円)

製品やサービス

• 製品:
  • 工具・金物・作業用品: 売上金額 68,612百万円 (前年比 102.8%)
  • リフォーム資材・エクステリア用品: 売上金額 55,190百万円 (前年比 100.4%)
  • 園芸・農業・ペット用品: 売上金額 112,622百万円 (前年比 102.0%)
  • 日用品・家電・カー・レジャー用品: 売上金額 74,482百万円 (前年比 104.6%)
  • インテリア・家庭・オフィス用品: 売上金額 34,127百万円 (前年比 98.1%)
  • 燃料他: 売上金額 15,418百万円 (前年比 108.4%)
  • その他: 売上金額 14,096百万円 (前年比 102.2%)

重要な注記

• その他:
  • 店舗数: 1,228店舗 (PW 114, H&G 1,091, PRO 19, AT4)
  • 設備投資（2025年3月期 累計実績）: 143億円
  • 新規出店: 26店舗, 103億円
  • 既存店改装等: 143店舗, 7.5万坪, 25億円
  • 流通センター: 静岡流通センター開設(新関西流通センター着工) 3億円
  • 各種システム投資: 12億円
  • 設備投資計画（2026年3月期）: 300億円
  • 新規出店: 35店舗, 130億円
  • 既存店改装等: 売場面積の10%強, 30億円
  • 流通センター: 新関西流通センター稼働開始 120億円
  • 各種システム投資: 20億円
  • 新関西流通センターの建設費の一部(約51億円)を支払い済み、2026年春稼働予定。

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