決算説明：レゾナック・ホールディングス（4004）

2025年12月期 第1四半期　決算説明資料

基本情報

• 企業名: 株式会社レゾナック・ホールディングス
• 説明会情報: 2025年5月15日開催、オンライン/オフライン不明、参加対象不明
• 説明者: 染宮 秀樹（取締役 常務執行役員 CFO）
• 報告期間: 2025年12月期 第1四半期
• セグメント:
  • 半導体・電子材料: 半導体材料、デバイスソリューション
  • モビリティ: 自動車部品、リチウムイオン電池材料（一部ケミカルセグメントへ移行）
  • イノベーション材料: 自動車市場低迷の影響は限定的
  • ケミカル: 化学品、グラファイト（旧黒鉛電極）、カーボン負極材（旧ケミカルセグメントへ移行）
  • クラサスケミカル（石油化学事業）: オレフィン、有機化学品

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上収益: 3,211億円 (前年同期比 ▲11億円)
  • コア営業利益: 148億円 (前年同期比 +53億円)
  • EBITDA: 385億円 (前年同期比 +48億円)
  • EBITDAマージン: 12.0% (前年同期比 +1.5p)
• 進捗状況: 公表値比で半導体・電子材料セグメントを中心に順調に進捗、公表値の見直しは行っていない。
• セグメント別状況:
  • 半導体・電子材料: 売上収益 1,112億円 (+14%)、コア営業利益 196億円 (+135%)。NAND需要の回復ペースは緩やかだが、AI向け先端半導体などの販売数量増により増収増益。
  • モビリティ: 売上収益 469億円 (▲8%)、コア営業利益 11億円 (▲27%)。二次電池外装材等の事業譲渡やタイでの自動車市場低迷の影響を受け減収減益。
  • イノベーション材料: 売上収益 220億円 (▲2%)、コア営業利益 21億円 (▲2%)。自動車市場低迷の影響は限定的で、前年同期並み。
  • ケミカル: 売上収益 377億円 (▲16%)、コア営業利益 ▲63億円 (▲55億円)。グラファイト事業は市況低迷で減収、赤字拡大。
  • クラサスケミカル: 売上収益 787億円 (+4%)、コア営業利益 8億円 (+74%)。ナフサ価格上昇に伴う販売単価上昇等で増収増益。

業績の背景分析

• 業績概要: 半導体・電子材料セグメントは好調だが、黒鉛電極市況の低迷によるケミカルセグメントの不振で、売上収益は横ばい。コア営業利益は半導体・電子材料セグメントの好調により増益。
• 増減要因:
  • コア営業利益増加要因: 半導体・電子材料セグメントの販売数量増 (+59億円)。
  • コア営業利益減少要因: ケミカルセグメントの販売価格・数量下落 (▲55億円)。
• リスク要因: 黒鉛電極市況の低迷、自動車市場の低迷。

戦略と施策

• （資料中に具体的な戦略・施策の記載なし）
• 進行中の施策:
  • 株式会社レゾナックと横浜国立大学が包括連携協定を締結。
  • 使用済みプラを直接基礎化学品へ再生するケミカルリサイクル技術の開発を本格始動。
• セグメント別施策:
  • 半導体・電子材料: AI向け先端半導体向けの販売数量増。HDメディア、SiCエピタキシャルウェハーの販売数量増。
  • ケミカル: （特筆すべき施策なし）

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年通期コア営業利益: 980億円（2/13公表値）。日本基準の営業利益に近いコア営業利益は前年比増益見込み。
• マクロ経済の影響:
  • 為替レート: 2025年3月期期末レート 149.5円/USD（期中平均 152.6円/USD）。
  • 国産ナフサ: 73,400円/KL（期中平均）。

配当と株主還元

• 配当方針: （資料中に記載なし）
• 配当実績: （資料中に記載なし）
• 特別配当: （資料中に記載なし）

製品やサービス

• 主要製品:
  • 半導体前工程材料: 電子材料用高純度ガス、半導体回路平坦化用研磨材料(CMPスラリー)
  • 半導体後工程材料: エポキシ封止材、ダイボンディング材料、銅張積層板、感光性フィルム、感光性ソルダーレジスト
  • デバイスソリューション: HDメディア、SiCエピタキシャルウェハー
  • モビリティ: 樹脂成形品、摩擦材、粉末冶金製品、アルミ機能部材
  • イノベーション材料: 樹脂材料、機能性化学品、コーティング材料、セラミックス
  • ケミカル: 基礎化学品、産業ガス
  • グラファイト: 黒鉛電極、カーボン負極材
  • クラサスケミカル: オレフィン、有機化学品
• 協業・提携: 株式会社レゾナックと横浜国立大学が包括連携協定を締結。

重要な注記

• 会計方針: IFRSベースの連結業績。セグメントの開示情報の一部変更あり（モビリティ、ケミカル）。
• リスク要因: （注意事項に記載）本資料の将来予測は、発表日現在の入手可能な情報および仮定に基づく。今後の業績は様々な要因により変動する可能性があり、政治情勢、経済情勢、規制強化、需要動向、市況、為替レートなどが影響する可能性がある。
• その他:
  • 「第4回日経統合報告書アワード」で優秀賞を受賞。
  • 劣後特約付ローンの期限前弁済に関するお知らせ。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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