2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ミネベアミツミ株式会社
- 主要事業分野: ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、モーター、電子デバイス、半導体デバイス、光学部品、機構部品、自動車部品、産業機器用部品、ソフトウエア開発など多岐にわたる事業を展開。
- 代表者名: 代表取締役 会長 CEO 貝沼 由久
- 上場取引所: 東証プライム
- コード番号: 6479
- URL: https://www.minebeamitsumi.com/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月9日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有(アナリスト向け)
- セグメント:
- プレシジョンテクノロジーズ事業
- モーター・ライティング&センシング事業
- セミコンダクタ&エレクトロニクス事業
- アクセスソリューションズ事業
- その他(ソフトウエア、自社製機械)
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 427,080,606株(2025年3月期末)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は1,584,814百万円(前連結会計年度末比+168,692百万円)、自己資本は754,625百万円(同+38,901百万円)となりました。親会社所有者帰属持分比率は46.9%(前連結会計年度末比-2.8ポイント)となりました。
- 損益計算書: 売上高は1,522,703百万円(前連結会計年度比+8.6%)、営業利益は94,482百万円(同+28.5%)、経常利益は82,609百万円(同+9.4%)、親会社株主に帰属する当期利益は59,457百万円(同+10.0%)となりました。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは133,672百万円(前連結会計年度比+31,913百万円)、投資活動によるキャッシュ・フローは125,772百万円(同+49,473百万円)、財務活動によるキャッシュ・フローは63,996百万円(前連結会計年度は△30,208百万円)となりました。期末の現金及び現金同等物は214,256百万円(同+67,592百万円)となりました。
- 収益性:
- 売上高: 1,522,703百万円(前年比+8.6%)
- 営業利益: 94,482百万円(前年比+28.5%)
- 経常利益: 82,609百万円(前年比+9.4%)
- 親会社株主に帰属する当期利益: 59,457百万円(前年比+10.0%)
- 1株当たり当期利益: 147.58円(前年比+13.9%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 46.9%(前年比-2.8ポイント)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 6.2%(前年比+1.0ポイント)
- セグメント別(利益貢献度):
- プレシジョンテクノロジーズ事業: 55,696百万円
- モーター・ライティング&センシング事業: 22,984百万円
- セミコンダクタ&エレクトロニクス事業: 22,003百万円
- アクセスソリューションズ事業: 15,924百万円
- その他: △1,194百万円
- 財務の解説:
- 主力であるボールベアリング、HDD用ピボットアッセンブリー、航空機用ロッドエンドベアリング等の需要が堅調に推移し、プレシジョンテクノロジーズ事業の売上高は21.0%増加しました。
- HDD用スピンドルモーターの需要が堅調なモーター・ライティング&センシング事業も売上高が10.4%増加しました。
- 車載アンテナの需要増によりアクセスソリューションズ事業の売上高も1.9%増加しました。
- 一方で、ミネベアパワーデバイス株式会社の取得に伴い、セミコンダクタ&エレクトロニクス事業の売上高は6.7%増加しましたが、機構部品の販売減等により営業利益は38.0%減益となりました。
- その他事業は売上高が21.7%減少し、営業損失は1,194百万円に悪化しました。
- 上記には、2024年5月2日に取得したミネベアパワーデバイス株式会社の損益が含まれています。
配当
- 配当実績と予想:
- 期末配当金: 1株当たり25円(当年6月開催の株主総会に付議予定)
- 中間配当金: 1株当たり20円
- 年間配当金: 1株当たり45円
- 次期年間配当予想: 連結配当性向30%程度を目処に決定
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- プレシジョンテクノロジーズ事業: 売上高255,702百万円(+21.0%)、営業利益55,696百万円(+46.4%)。データセンター向けサーバー需要やHDD向け需要が堅調。
- モーター・ライティング&センシング事業: 売上高407,743百万円(+10.4%)、営業利益22,984百万円(+93.7%)。HDD用スピンドルモーターの需要が堅調。
- セミコンダクタ&エレクトロニクス事業: 売上高527,646百万円(+6.7%)、営業利益22,003百万円(-38.0%)。ミネベアパワーデバイス株式会社の取得により売上は増加したが、機構部品の販売減等により営業利益は減益。
- アクセスソリューションズ事業: 売上高328,081百万円(+1.9%)、営業利益15,924百万円(+49.9%)。車載アンテナの需要増により売上は増加。
- その他: 売上高3,531百万円(-21.7%)、営業損失1,194百万円(前期比悪化)。
- セグメント戦略: 開示資料に詳細な記載はないが、各セグメントの主力製品における市場動向を踏まえた事業展開が行われている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 開示資料に具体的な中期経営計画の進捗状況や目標達成に関する記載はない。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 開示資料に競合他社との比較に関する具体的な記載はない。
- 市場動向:
- データセンター向けサーバー需要、HDD向け需要、車載アンテナの需要が堅調。
- PC、情報通信機器、家電、自動車、航空機部品などの主要市場は競争が激しく、需要の変動や価格競争のリスクがある。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期通期売上高予想:1,490,000百万円~1,520,000百万円(前期比△2.1%~△0.2%)
- 2026年3月期通期営業利益予想:85,000百万円~100,000百万円(前期比△10.0%~△5.8%)
- 2026年3月期通期親会社株主に帰属する当期利益予想:60,000百万円~71,000百万円(前期比0.9%~19.4%)
- リスク要因:
- 世界経済の不透明性(貿易政策、為替動向、地政学的リスクなど)
- 米国の相互関税による影響
- 自然災害、火災、感染症等の事故による影響
- 法令等、労働争議、テロ、戦争等による社会的混乱
- 為替変動リスク
- 市場環境の変化や価格競争
- 原材料調達や物流に関するリスク
- 知的財産権に関する紛争、模倣品リスク
- 重大な訴訟等リスク
- 環境関連法令等リスク
- M&A、アライアンスに関するリスク
- コンプライアンスリスク
- 品質問題リスク
- 情報セキュリティリスク
- 研究開発リスク
重要な注記
- 会計方針:
- IFRSを適用。
- IAS第1号「財務諸表の表示」、IAS第7号「キャッシュ・フロー計算書」、IFRS第7号「金融商品:開示」、IFRS第16号「リース」の改訂を当連結会計年度より適用。影響は軽微。
- その他:
- 新規子会社: ミネベアパワーデバイス株式会社(旧株式会社日立パワーデバイス)を2024年5月2日に取得し、セミコンダクタ&エレクトロニクス事業に含めている。
- 後発事象: 株式会社芝浦電子の株式公開買付け(TOB)を実施することを決定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6479 |
企業名 | ミネベアミツミ |
URL | http://www.minebeamitsumi.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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