2025年3月期 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ミネベアミツミ株式会社
- 主要事業分野: 精密部品(ボールベアリング、モーター、センサー、半導体など)
- 代表者名: 代表取締役 会長 CEO 貝沼 由久
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月9日
- 説明者:
- 取締役 社長執行役員 COO & CFO 吉田 勝彦
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期(通期、4Q)
- セグメント:
- プレシジョンテクノロジーズ (PT)
- モーター・ライティング&センシング (MLS)
- セミコンダクタ&エレクトロニクス (SE)
- アクセスソリューションズ (AS)
業績サマリー
- 主要指標:
- 通期:
- 売上高: 1,522,703百万円 (+8.6%)、過去最高(13期連続増収)
- 営業利益: 94,482百万円 (+28.5%)、過去最高(特殊要因除く実質ベースでは995億円で過去最高)
- 税引前利益: 82,609百万円 (+9.4%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 59,457百万円 (+10.0%)
- 1株当たり当期利益: 147.58円 (+10.9%)
- 4Q:
- 売上高: 374,823百万円 (+7.5%)、修正後の計画達成
- 営業利益: 21,531百万円 (+5.8%)、修正後の計画達成
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 16,966百万円 (-7.4%)
- 1株当たり四半期利益: 42.25円 (-6.8%)
- 通期:
- 進捗状況:
- 2025年3月期通期業績は、売上高、営業利益ともに2月予想を上回り、達成率101%超。
- 営業利益1,000億円未達成の理由はサブコア(光デバイス、機構部品)。
- セグメント別状況:
- PT: 営業利益は過去最高の557億円。
- MLS: モーターは予想を下回るも、営業利益は230億円で過去最高。
- AS: 構造改革が進展し、営業利益は過去最高*の159億円(特殊要因除く実質ベース)。
- SE: アナログ半導体は市場低迷の中でもグローバルニッチ戦略が功を奏し、影響は限定的。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高、営業利益ともに過去最高を更新。
- 4Qは売上高、営業利益ともに修正後の計画を達成。
- 増減要因:
- 売上高・営業利益の増加は、各事業の収益力向上、構造改革の進展、グローバル生産ネットワークの活用によるもの。
- 米相互関税の影響については、コスト増を値上げで転嫁し、需要減の影響を想定。
- 競争環境:
- 各事業で収益力は着実に向上。
- SEのアナログ半導体はニッチ・カスタム領域に集中し、収益性向上へ。
- リスク要因:
- 米相互関税、マクロ経済の変動。
- 26/3期の市場環境は米相互関税の影響を踏まえ、ベースシナリオに加えリスクシナリオも想定。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 「8本槍」をコア事業とし、シナジー創出、事業拡大を目指す。
- M&Aを積極的に活用し、収益性を優先。
- 2025年5月2日に芝浦電子TOBを開始(6月2日まで)。
- 進行中の施策:
- PT: データセンター向け、自動車向けは堅調。航空機向けはグローバル生産ネットワークを増強。
- MLS: HDD向けモーター、車載・非車載モーターともに収益力向上。LEDバックライトはタブレット向け赤字脱却、車載向け収益力向上。
- SE: アナログ半導体はニッチ、カスタム領域に集中。パワー半導体は高耐圧・高性能分野に特化。
- AS: アクセス製品の電装化により高付加価値製品の割合増加。構造改革、価格是正、生産性向上により収益性改善。
- セグメント別施策:
- PT: インド・Mach Aeroの新工場稼働、プルサット新工場稼働予定。
- MLS: 芝浦電子へのTOB開始。
- SE: グローバルサウス補助金を活用し、セブ工場に最大規模の生産棟を建設開始(2025年4月着工、2026年10月竣工予定)。
- AS: インド向け二輪車ビジネスは堅調。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(ベースシナリオ):
- 売上高: 1,520,000百万円 (-0.2%)
- 営業利益: 100,000百万円 (+5.8%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 71,000百万円 (+19.4%)
- 1株当たり当期利益: 176.80円 (+19.8%)
- 為替レート想定: 1USD/140円
- 2026年3月期(リスクシナリオ):
- 売上高: 1,490,000百万円 (-2.1%)
- 営業利益: 85,000百万円 (-10.0%)
- 2026年3月期(ベースシナリオ):
- 中長期計画:
- 2027年3月期以降の計画は、外部環境の不透明さ解消次第アップデート予定。
- ヒューマノイドロボット市場拡大の好機を捉え、当社の製品市場規模は2030年に3兆円まで拡大見込み。
- マクロ経済の影響:
- 米相互関税影響による売上高300億円、営業利益150億円のマイナス影響を想定(2026年3月期)。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 持続的・安定的な配当を実施。
- 連結配当性向30%程度を想定。
- 配当実績:
- 25/3期(実績): 期末25円/株(年間45円/株)
- 24/3期(実績): 期末20円/株(年間40円/株)
製品やサービス
- 主要製品: ボールベアリング、モーター、センサー、半導体、コネクタ、電源、無線・通信・ソフトウェアなど。
- 新製品・技術:
- ウィングハンドル(タッチセンサー、電動ロック/アンロック)
- サイドドアドライブ(サイドドア電動開閉システム)
- 高効率ファンモーター
- ハイパワー電源(SiC技術活用)
- ロボットアーム(内製部品活用)
- ヒューマノイドロボット向け部品(ベアリング、モーター、センサーなど)
- ロボットハンド開発プロジェクト進行中(CES2026出展予定)
- 協業・提携:
- 芝浦電子との経営統合(TOB実施中)、シナジー創出(技術革新・イノベーション、グローバル展開加速、オペレーション効率化)を期待。
重要な注記
- リスク要因:
- 米相互関税、マクロ経済環境、技術革新、為替・金利変動など。
- その他:
- EXPO 2025への出展(健康社会実現、スマートシティソリューション)。
- カンボジア工場における再生エネルギー100%転換(MSGP設立)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6479 |
企業名 | ミネベアミツミ |
URL | http://www.minebeamitsumi.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。