2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

基本情報

  • 企業名: ENEOSホールディングス株式会社
  • 主要事業分野: 石油製品、石油・天然ガス開発、機能材、電気、再生可能エネルギー、その他
  • 代表者名: 代表取締役 社長執行役員 宮田 知秀
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月12日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
  • セグメント:
    • 石油製品ほか: 石油精製販売、基礎化学品、潤滑油、ガス、水素
    • 石油・天然ガス開発: 石油・天然ガスの探鉱・開発及び生産、二酸化炭素の回収・輸送・貯留及び利用
    • 機能材: 合成ゴム、特殊合成ゴム、二次電池材料、エマルション、熱可塑性エラストマー、高機能モノマー、高機能ポリマー
    • 電気: 発電事業、電力の調達・販売、都市ガス、海外再生可能エネルギー、VPP
    • 再生可能エネルギー: 風力発電、太陽光発電、バイオマス発電
    • その他: アスファルト舗装、土木工事、建築工事、不動産賃貸、資金調達等のグループ共通業務
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 13,032,850,649株 (2025年3月期期末、自己株式を含む)
    • 時価総額: — (記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: (記載なし – 既に発表済み)
    • 株主総会: 2025年6月26日(定時株主総会開催予定日)
    • IRイベント: 2025年5月12日 機関投資家・アナリスト向け決算説明会
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月27日

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
      • 資産合計は8兆7,894億円(前年同期比1兆3,471億円減)。
      • 負債合計は5兆3,188億円(前年同期比1兆1,139億円減)。
      • 資本合計は3兆4,706億円(前年同期比2,332億円減)。
    • 損益計算書:
      • 売上高は12兆3,225億円(前年同期比0.2%減)。
      • 営業利益は1,061億円(前年同期比2,753億円減益)。
      • 税引前利益は882億円(前年同期比2,797億円減益)。
      • 親会社の所有者に帰属する当期利益は2,261億円(前年同期比586億円減益)。
      • 1株当たり当期利益は79.96円(前年同期比15.68円減)。
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フローは5,768億円(前年同期比5,265億円減)。
      • 投資活動によるキャッシュ・フローは1,308億円(前年同期比2,410億円の減少 → 1,308億円増加)。
      • 財務活動によるキャッシュ・フローは6,304億円の減少(前年同期比3,310億円の減少 → 6,304億円減少)。
      • 期末現金及び現金同等物は8,466億円(期首比707億円増加)。
  • 収益性:
    • 売上高: 12兆3,225億円 (前年同期比 0.2%減)
    • 営業利益: 1,061億円 (前年同期比 2,753億円減益)。在庫影響を除いた営業利益は1,637億円(同1,460億円減益)。
    • 税引前利益: 882億円 (前年同期比 2,797億円減益)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 2,261億円 (前年同期比 586億円減益)
    • 1株当たり当期利益: 79.96円 (前年同期比 15.68円減)
  • 財務安全性:
    • 親会社所有者帰属持分比率: 35.3% (前年同期比 3.5ポイント上昇)
    • ネットD/Eレシオ: 0.42倍 (前年同期比 0.12ポイント改善)
  • 効率性:
    • 営業利益率: 0.9% (前年同期 3.7%)
    • 税引前利益率: 0.9% (前年同期 3.1%)
    • 株主資本利益率: 7.1% (前年同期 9.5%)
  • セグメント別: — (別途記載)
  • 財務の解説:
    • JX金属の株式の一部売却および非継続事業への分類に伴い、連結範囲の変更や資産・負債の減少がありました。
    • 原油価格の下落や、一部プロジェクトにおける減損損失、また、JX金属の非継続事業からの損益(売却関連収益)の影響などにより、全体として減益となりました。
    • 親会社所有者帰属持分比率が上昇するなど、財務安全性は改善しています。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(当期): 期末配当 13円、中間配当 13円、年間合計 26円
    • 2026年3月期(予想): 年間配当 30円(中間15円、期末15円)
  • 特別配当の有無: — (記載なし)

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 石油製品ほか: 売上高 10兆9,797億円(前年同期比0.8%減)、営業損失507億円(前年同期比31億円減益)。在庫影響を除いた営業利益相当額は69億円(同18億円減益)。
    • 石油・天然ガス開発: 売上高2,428億円(前年同期比18.5%増)、営業利益874億円(前年同期比41億円減益)。
    • 機能材: 売上高3,470億円(前年同期比13.1%増)、営業利益177億円(前年同期比105億円増益)。S-SBRの販売数量が過去最高を記録。
    • 電気: 売上高3,199億円(前年同期比19.9%増)、営業利益210億円(前年同期比274億円増益)。五井火力発電所の稼働開始、VPP事業、蓄電池事業が寄与。
    • 再生可能エネルギー: 売上高440億円(前年同期比5.3%増)、営業損失169億円(前年同期比51億円減益)。減損損失が発生。
    • その他: 売上高5,025億円(前年同期比2.1%増)、営業利益504億円(前年同期比8億円減益)。
    • 金属セグメント(非継続事業):
      • 半導体材料事業は増収、営業利益も前年同期並。
      • 情報通信材料事業は増販により増収増益。
      • 基礎材料事業は、一部譲渡や売却による影響により減収減益。
  • セグメント戦略: (各セグメントに付記)
    • 石油製品ほか: 製油所の競争力強化、AI活用による安定性・効率性向上、エネルギートランジションへの取組(SAF、合成燃料)。
    • 石油・天然ガス開発: エネルギーの安全・安定供給、環境対応型事業(CCS/CCUS)の推進。ENEOS Xploraへ社名変更。
    • 機能材: 製品開発力強化(S-SBR、電池用バインダー)、グローバル市場への展開。
    • 電気: 発電事業の安定化、スマートグリッドへの対応、カーボンフリーメニューの提供。
    • 再生可能エネルギー: 再生可能エネルギー発電所の開発推進、CO2排出量削減への貢献。
    • その他: NIPPOにおける舗装事業、TCFD提言への賛同、CO2排出量削減への取組。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 本決算短信において、中期経営計画への言及は直接的にはありませんが、「ENEOSグループ長期ビジョン実現に向けた経営基盤強化」として、事業構造の再編や新技術への投資、エネルギートランジションへの取組など、中長期的な成長戦略を着実に実行している姿勢が見られます。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: — (本決算短信では直接的な比較なし)
  • 市場動向:
    • 世界経済は底堅い成長を維持。
    • 国内経済は、物価高による節約志向があるものの、緩やかな回復が継続。
    • 原油価格は、地政学リスクや需給緩和見通しで不安定な値動き。
    • 銅価格は、中国の減産やロシア産金属取引規制で上昇傾向。
    • 円相場は、日米金利差拡大や米国景気懸念で変動。
    • 主要セグメントにおいて、需要回復やサプライチェーンの正常化、AI関連需要の拡大、脱炭素化へのニーズなどが事業に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期(通期)連結業績予想:
      • 売上高: 11兆7,000億円
      • 営業利益: 3,600億円(在庫影響除くと4,100億円)
      • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 1,850億円
    • 前提条件: ドバイ原油75ドル/バレル、ドル円140円/ドル。
  • リスク要因:
    • マクロ経済の状況、エネルギー・資源・素材業界における競争環境の変化。
    • 法律の改正や規制の強化。
    • 訴訟等のリスク。
    • (その他、原油価格、為替レート、各事業分野における市況変動、災害、感染症の拡大等も潜在的なリスクとして考えられます)

重要な注記

  • 会計方針:
    • IFRS(国際財務報告基準)を適用。
    • 再生可能エネルギーセグメントの一部の資産について、耐用年数を変更(FIT前提からFIP前提への移行、経済性判断の変更)。これにより、当期の営業利益及び税引前利益が6,097百万円増加。
    • JX金属の株式の一部売却に伴い、金属事業を非継続事業に分類。
    • 報告セグメントの区分変更(エネルギーセグメントを機能材、電気、再生可能エネルギーに分割・再編)。
  • その他:
    • 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外。
    • 将来に関する記述については、様々な要因により実際の結果と大きく異なる可能性がある。
    • 海運事業の一部譲渡(ENEOSオーシャン株式の売却)は2025年4月1日に完了。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5020
企業名 ENEOSホールディングス
URL https://www.hd.eneos.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 エネルギー資源 – 石油・石炭製品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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