2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: ダイトーケミックス株式会社
    • 主要事業分野: 化成品事業、環境関連事業
    • 代表者名: 取締役社長 住友 朱之助
    • 上場取引所: 東証
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月9日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
  • セグメント:
    • 化成品事業: 電子材料、イメージング材料、医薬中間体などの化成品の製造販売。
    • 環境関連事業: 産業廃棄物の処理および化学品のリサイクル。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 11,200,000株(2025年3月期期末)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月25日開催予定

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は243億30百万円(前期比6億49百万円減)。流動資産は増加、固定資産は減少。負債合計は減少し、純資産は増加。自己資本比率は61.1%(前期比2.9ポイント増)。
    • 損益計算書: 売上高は186億44百万円(前期比17.9%増)。営業利益は8億48百万円(前期比9.3%増)。経常利益は8億19百万円(前期は7億32百万円の経常損失)。親会社株主に帰属する当期純利益は8億20百万円(前期は10億5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは27億46百万円(前期比17億49百万円増)。投資活動によるキャッシュ・フローは△11億94百万円(前期は26億74百万円の減少)。財務活動によるキャッシュ・フローは△10億29百万円(前期は14億83百万円の増加)。期末現金及び現金同等物は27億75百万円(前期比5億23百万円増)。
  • 収益性:
    • 売上高: 18,644 百万円 (前期比 +17.9%)
    • 営業利益: 848 百万円 (前期比 +9.3%)
    • 経常利益: 819 百万円 (前期比黒字転換)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 820 百万円 (前期比黒字転換)
    • 1株当たり当期純利益: 76.41 円 (前期は△93.70円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 61.1% (前期比 +2.9ポイント)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 4.5% (前期比 –)
  • セグメント別:
    • 化成品事業: 売上高 17,052 百万円、セグメント利益 577 百万円。
    • 環境関連事業: 売上高 1,592 百万円、セグメント利益 258 百万円。
  • 財務の解説:
    • 当期は、半導体材料やディスプレイ材料の需要拡大、環境関連事業の受託増加により、売上高、各利益ともに増加した。特に、前期は大幅な損失であった経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字に転換した。
    • 減価償却費の増加、税金等調整前当期純利益の改善、仕入債務の増加などが営業CFの改善に寄与した。
    • 自己資本比率が61.1%となり、財務基盤は安定している。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当 5円00銭、年間配当 10円00銭。配当性向 20.9%。
    • 2025年3月期: 期末配当 11円00銭。年間配当 16円00銭。配当性向 20.9%。(資料より、2025年3月期は、中間配当5円、期末配当5円で年間10円の配当実績と判断するのが妥当か。ただし、記載が「2025年3月期 ■ 5円 5円 10円」となっているため、前期同様の配当である可能性が高い。一方、「2026年3月期(予想) 0円 24円 24円」と明記されており、配当方針の変更が示唆されている。)
    • 2026年3月期(予想): 中間配当 0円、期末配当 24円、年間配当 24円。配当性向 30%を目標。
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 化成品事業:
      • 売上高: 17,052 百万円 (前期比 +19.6%)
        • 電子材料: 11,265 百万円 (前期比 +14.1%)
        • イメージング材料: 4,538 百万円 (前期比 +47.1%)
        • 医薬中間体: 869 百万円 (前期比 △16.4%)
        • その他化成品: 378 百万円 (前期比 +45.7%)
      • セグメント利益: 577 百万円
    • 環境関連事業:
      • 売上高: 1,592 百万円 (前期比 +2.6%)
        • 産業廃棄物処理分野: 1,025 百万円 (前期比 +2.5%)
        • 化学品リサイクル分野: 567 百万円 (前期比 +2.8%)
      • セグメント利益: 258 百万円
  • セグメント戦略:
    • 化成品事業では、半導体材料、ディスプレイ関連材料、写真材料、印刷材料の販売が好調。
    • 環境関連事業では、産業廃棄物処理分野での受託創出、化学品リサイクル分野での新規分野参入により売上増加。
    • 中期経営計画に基づき、成長投資として生産能力増強、設備投資、人材採用などを実施。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 3ヵ年の中期経営計画の初年度であり、計画達成に向けた施策を実行中。売上高、利益ともに計画通りに進捗している。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 半導体関連材料、ディスプレイ材料は需要拡大。
    • 環境関連事業は、リユース、リサイクルへの関心が高まっており、事業機会の拡大が期待される。
    • 世界経済はインフレ抑制と金融政策の動向、地政学リスク、為替変動などに注視が必要。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 19,500百万円
    • 営業利益: 830百万円
    • 経常利益: 870百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 770百万円
    • 1株当たり当期純利益: 71.73円
  • リスク要因:
    • 世界経済の動向、インフレ率、金融政策、為替変動、地政学リスク。
    • エネルギー・原材料価格、調達コストへの影響。

重要な注記

  • 会計方針: 2022年改正会計基準等を適用。影響なし。
  • その他:
    • 持分法適用関連会社DAITO-KISCO Corporationへの増資を実施(55億ウォン)。財務体質強化による損益改善を目指す。
    • 2026年3月期より配当性向30%を目標とし、配当予想を増額(中間0円、期末24円)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4366
企業名 ダイトーケミックス
URL http://www.daitochemix.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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