決算短信：フマキラー（4998）

2025年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名: フマキラー株式会社
• 主要事業分野: 殺虫剤、家庭用品、園芸用品、防疫剤などを主力とする日用品メーカー
• 代表者名: 大下一明
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年8月9日
  • 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期連結累計期間（2024年4月1日～2024年6月30日）
• セグメント:
  • 日本: 殺虫剤、家庭用品、園芸用品、防疫剤、その他
  • 東南アジア: 殺虫剤、家庭用品
  • 欧州: 殺虫剤
  • その他: インド、メキシコなどの現地法人
• 発行済株式:
  • 発行済株式数 (期末): 16,490,000株
  • 自己株式数 (期末): 9,940株
  • 期中平均株式数: 16,480,128株
  • 時価総額: — （※決算短信からは算出不可）
• 今後の予定:

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 貸借対照表: 総資産は64,370百万円（前期比2,004百万円増）。主な増加要因は売掛金、電子記録債権、現金及び預金など。負債は37,360百万円（前期比596百万円増）。主な増加要因は支払手形及び買掛金、未払金など。純資産は27,010百万円（前期比1,407百万円増）。主な増加要因は為替換算調整勘定、利益剰余金など。
  • 損益計算書: 売上高は20,910百万円（前期比9.0%増）。営業利益は936百万円（前期比7.4%減）。経常利益は980百万円（前期比12.6%減）。親会社株主に帰属する四半期純利益は709百万円（前期比42.9%増）。
  • キャッシュフロー計算書: 第1四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は396百万円。
• 収益性:
  • 売上高: 20,910百万円 (前期比 9.0%増)
  • 営業利益: 936百万円 (前期比 △7.4%)
  • 経常利益: 980百万円 (前期比 △12.6%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 709百万円 (前期比 42.9%増)
  • 1株当たり四半期純利益: 43.04円 (前期比 42.9%増)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 38.2% (前期末 37.2%)
  • 負債比率: — (※決算短信からは算出不可)
  • 流動比率: — (※決算短信からは算出不可)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率:
    • 当第1四半期: 4.48% (936百万円 / 20,910百万円)
    • 前年同期: 5.27% (1,011百万円 / 19,180百万円)
• セグメント別:
  • 日本: 売上高 9,544百万円（△4.3%）、セグメント損失 168百万円（前期はセグメント利益195百万円）。
  • 東南アジア: 売上高 8,097百万円（18.0%増）、セグメント利益 704百万円（9.4%増）。
  • 欧州: 売上高 2,750百万円（34.7%増）、セグメント利益 190百万円（311.9%増）。
  • その他: 売上高 517百万円（70.5%増）、セグメント利益 53百万円（前期はセグメント損失）。
• 財務の解説: 連結売上高は、海外売上の伸長（特に円安効果）により増加しました。しかし、販管費の増加（海外での広告投資や人件費増加）などにより、営業利益、経常利益は減少しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期の法人税等調整額の戻入反動減等がなくなったこと、円安による為替差損の縮小などから増加しました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 期末配当 22.00円
  • 2025年3月期(予想): 通期配当 22.00円
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 日本: 売上高は前年同期比4.3%減。殺虫剤部門は越境ECの売上減少により減収。家庭用品部門はほぼ横ばい。園芸用品部門は伸長。防疫剤部門は減収。その他部門（シロアリ施工工事）は伸長。セグメント全体では損失に転落。
  • 東南アジア: 売上高は前年同期比18.0%増。主要国での売上拡大、円安効果により伸長。セグメント利益は9.4%増。
  • 欧州: 売上高は前年同期比34.7%増。セグメント利益は311.9%増と大幅に増加。
  • その他: 売上・利益ともに伸長。
• セグメント戦略: 各国での最適化された商品提供、経営基盤強化、事業展開スピードアップを図っている。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: — （※決算短信からは中期経営計画に関する具体的な言及なし）

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: — （※決算短信からは競合他社との比較に関する情報なし）
• 市場動向: 国内経済は緩やかな回復基調だが、先行き不透明感も継続。欧米・中国経済、為替、物価動向に注意が必要。殺虫剤市場は拡大傾向。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期業績予想に変更はない。
  • 売上高：74,000百万円（前期比 9.3%増）
  • 営業利益：2,800百万円（前期比 16.5%増）
  • 経常利益：2,900百万円（前期比 3.6%増）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：1,560百万円（前期比 13.2%増）
  • 1株当たり当期純利益：94.66円
  • 第2四半期（累計）業績予想：売上高 39,700百万円（7.0%増）、営業利益 1,900百万円（33.0%増）、経常利益 1,850百万円（4.9%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益 930百万円（3.6%増）、1株当たり当期純利益 56.43円。
• リスク要因: 景気動向、為替変動、原材料価格、物価上昇。

重要な注記

• 会計方針: 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はない。
• その他: 業績予想は現時点での見通しであり、実際の業績は今後変化する可能性がある。

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企業情報

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