決算短信：フマキラー（4998）

2024年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名: フマキラー株式会社
• 主要事業分野: 殺虫剤、家庭用品、園芸用品、防疫用剤の製造・販売
• 代表者名: 代表取締役社長 大下一明
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年5月15日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日 ～ 2024年3月31日 (2024年3月期)
• セグメント:
  • 日本: 日本国内における事業
  • 東南アジア: 東南アジア地域における事業
  • 欧州: 欧州地域における事業
  • その他: インド、メキシコ等の現地法人事業

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 貸借対照表:
    • 総資産は62,366百万円（前連結会計年度末比+4,995百万円）。
    • 負債合計は36,763百万円（前連結会計年度末比+2,282百万円）。
    • 純資産は25,602百万円（前連結会計年度末比+2,712百万円）。
    • 自己資本比率は37.2%（前連結会計年度末比+1.1ポイント）。
  • 損益計算書:
    • 売上高は67,672百万円（前年同期比+9.7%）。
    • 営業利益は2,403百万円（前年同期比+26.9%）。
    • 経常利益は2,798百万円（前年同期比+20.9%）。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は1,377百万円（前年同期比+106.0%）。
  • キャッシュ・フロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フローは4,327百万円（前年同期は66百万円）。
    • 投資活動によるキャッシュ・フローは-1,219百万円（前年同期は-1,168百万円）。
    • 財務活動によるキャッシュ・フローは-1,765百万円（前年同期は823百万円）。
    • 期末現金及び現金同等物は8,172百万円（前連結会計年度末比+1,956百万円）。
• 収益性:
  • 売上高: 67,672百万円 (+9.7%)
  • 営業利益: 2,403百万円 (+26.9%)
  • 経常利益: 2,798百万円 (+20.9%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,377百万円 (+106.0%)
  • 1株当たり当期純利益: 83.58円 (前期 40.58円)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 37.2%
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 3.6% (前期 3.1%)
  • 売上高経常利益率: 4.1% (前期 3.6%)
• セグメント別:
  • 売上高に占める営業利益の貢献度合いは、セグメントごとの詳細な利益貢献度は明記されていませんが、全体として増益となっています。
• 財務の解説:
  • 当連結会計年度は、ウィズコロナ下での回復基調が見られつつも、急激な為替変動や不安定な国際情勢により、先行き不透明な状況が続きました。
  • このような状況下、同社は経営理念のもと、高効力・高品質の商品を提供し、世界中の人々に安心を届けることを目指しました。
  • 経営基盤強化と事業展開のスピードアップを進めた結果、売上高は増加しました。
  • 特に、海外売上は、インドネシアやイタリアでの事業活動、円安の影響により大きく増加しました。
  • 売上原価、販管費についても増加しましたが、売上高の伸びがそれを上回ったため、増収増益となりました。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は、大幅な増加となりました。

配当

• 配当実績:
  • 2023年3月期: 年間22.00円
  • 2024年3月期 (実績): 年間22.00円
• 配当予想:
  • 2025年3月期 (予想): 年間22.00円 (期末配当 22.00円)
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 日本: 売上高は29,208百万円 (+2.9%)。温低による市場縮小や天候不順の影響を受けたものの、外出機会の増加や残暑による販売期間延長、返品減により増収となりました。
  • 東南アジア: 売上高は26,908百万円 (+15.3%)。インドネシア、イタリアでの事業活動が前期を上回り、円安の影響もあり増収となりました。
  • ※「その他」の区分には、インド、メキシコの現地法人の事業活動が含まれています。
• セグメント戦略:
  • 各地域での事業活動を強化し、経営基盤の強化と事業展開のスピードアップを図っています。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 中期経営計画に関する具体的な記載はありませんが、例年の配当方針や、今後の事業展開・投資方針から、持続的な成長を目指していることがうかがえます。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 提供された情報のみでは、同業他社との比較はできません。
• 市場動向:
  • 殺虫剤市場は、気温の低下や天候不順により一時的に縮小する場面もありましたが、外出機会の増加や残暑といった要因により、全体としては拡大傾向にあります。
  • 円安は海外売上にとって追い風となっています。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年3月期は、売上高74,000百万円 (+9.3%)、営業利益2,800百万円 (+16.5%)、経常利益2,900百万円 (+3.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,560百万円 (+13.2%)を予想しています。
  • これらの予想は、多様なリスクが複雑に絡み合う状況に対し、より柔軟に対応するための経営課題への取り組みを進めることで達成を目指します。
• リスク要因:
  • 世界経済の先行き不透明感。
  • 急激な為替変動。
  • 不安定な国際情勢。
  • （その他、持病等に関するリスクは、有価証券報告書等で確認が必要）

重要な注記

• 会計方針:
  • 連結財務諸表は日本基準で作成しています。IFRSの適用については、国内外の情勢を勘案し、適切に対応する方針です。
  • 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載はありません。
• その他:
  • 継続企業の前提に重要な事項はありません。
  • 重要な後発事象はありません。
  • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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