2025年3月期 決算短信補足資料
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社ニッスイ
- 主要事業分野: 水産、食品、フィインケミカル、物流
- その他:
- 報告概要
- 提出日: 2025/5/14
- 対象会計期間: 2025年3月期
- その他:
- セグメント
- 水産事業: 漁業、養殖、加工・商事
- 食品事業: 加工、チルド
- ファインケミカル事業:
- 物流事業:
- その他:
- 発行済株式
- その他:
- 今後の予定
- その他:
財務指標
- 財務諸表
- 貸借対照表:
- 総資産: 6,348億円(前期末比+284億円)
- 流動資産: 3,325億円(前期末比+74億円)
- 棚卸資産: 1,950億円(前期末比+109億円)
- 固定資産: 3,023億円(前期末比+210億円)
- 純資産: 2,859億円(前期末比+286億円)
- 自己資本: 2,770億円(前期末比+278億円)
- 自己資本比率: 43.6%(前期末41.1%)
- 損益計算書:
- 売上高: 8,861億円(前期比+547億円、+6.6%)
- 売上総利益: 1,392億円(前期比+136億円)
- 販管費: 1,074億円(前期比+114億円)
- 営業利益: 317億円(前期比+21億円、+7.1%)
- 経常利益: 353億円(前期比+33億円、+10.4%)
- 当期純利益: 253億円(前期比+15億円、+6.4%)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業CF: 403億円(前期比▲141億円)
- 税金等調整前当期純利益: 362億円(前期比+13億円)
- 減価償却費: 257億円(前期比+28億円)
- 運転資本の増減: +59億円(前期比+94億円)
- 投資CF: ▲303億円(前期比+73億円)
- 設備投資額: ▲309億円(前期比+47億円)
- 財務CF: 114億円(前期比+9億円)
- 借入金の増減額: ▲15億円(前期比+43億円)
- 現金及び現金同等物の期末残高: 186億円(前期末比▲9億円)
- フリーキャッシュフローマ(FCF): 100億円をキープ(前期比–)
- 営業CF: 403億円(前期比▲141億円)
- 貸借対照表:
- 収益性
- 売上高: 8,861億円(前期比+6.6%)
- 営業利益: 317億円(前期比+7.1%)
- 経常利益: 353億円(前期比+10.4%)
- 当期純利益: 253億円(前期比+6.4%)
- ROIC: 6.1%(前期比+0.8%pt)
- ROE: 9.6%(前期比▲0.6%pt)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 43.6%(前期末41.1%)
- 効率性
- セグメント別
- (後述の「セグメント別情報」を参照)
- 財務の解説
- 売上高、各段階利益とも過去最高を記録。
- 当期純利益は4期連続の最高益。
- ROICは6.1%まで改善。
- 運転資本の増加、欧米への成長投資により総資産が増加。
- 自己資本比率も43.6%に向上。
- FCFは100億円をキープ。
配当
- 配当実績と予想
- 2025年3月期 配当: 28円(前期比±0円)
- 2026年3月期 配当予想: 28円/年
- 中間配当: 10.0円(22年度)、12.0円(23年度)、14.0円(24年度、予想)、14.0円(25年度、予想)
- 期末配当: 18.0円(22年度)、20.0円(23年度)、28.0円(24年度)、28.0円(25年度、予想)
- 特別配当の有無
セグメント別情報
- セグメント別状況(2025年3月期実績)
- 水産事業:
- 売上高: 3,640億円(前期比+271億円、+8.1%)
- 営業利益: 84億円(前期比▲22億円、▲21.3%)
- 解説: 食品・チルドの好調、為替効果で増収も、水産事業は減益。漁業は夏場の時化等で減益、養殖は飼料コスト増・海水温上昇等で苦戦。
- 食品事業:
- 売上高: 4,710億円(前期比+277億円、+6.3%)
- 営業利益: 287億円(前期比+14億円、+5.2%)
- 解説: 国内外ともに販売好調で増収・増益。
- ファインケミカル事業:
- 売上高: 158億円(前期比+1億円、+0.9%)
- 営業利益: 8億円(前期比+10億円、–)
- 解説: 医薬品原料の国内販売増、欧州向け輸出スタートで増収・増益。
- 物流事業:
- 売上高: 165億円(前期比+13億円、+8.7%)
- 営業利益: 28億円(前期比+13億円、+84.7%)
- 解説: 価格改定、新物流センター開業効果で増収・増益。
- その他:
- 売上高: 186億円(前期比▲16億円、▲8.1%)
- 営業利益: 9億円(前期比+1億円、+18.3%)
- 全社経費: ▲100億円(前期比▲4億円)
- 水産事業:
- セグメント戦略
- 水産事業:
- 養殖事業の更なる拡大、外部環境の変化に対応し安定的に収益を上げる仕組みを構築。
- 種苗生産能力の増強、養殖成績改善。
- 環境変化への対応による安定生産の実現(ワクチンの開発、適切な漁場運用、AI画像解析の活用等)。
- 南米漁業・北米水産加工事業のターンアラウンド(操業体制の見直し、原魚価値の最大化)。
- 食品事業:
- (海外)生産能力の増強、スペイン・イタリアへの拡大、チルド売場でのプレゼンス向上、商品カテゴリー・販売チャネル拡大。
- (日本)米をはじめとしたコストアップを価格改定やアイテム管理で吸収し収益性改善。消費者ニーズに対応した差別化商品の展開、チルド事業の強化。
- ファインケミカル事業: 医薬品原料の国内販売・欧州向け輸出拡大、機能性原料、国産イワシ油活用等によるコストダウン。
- 物流事業: 価格改定、新物流センター効果。
- 水産事業:
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2028年3月期計画: 売上高9,700億円、営業利益410億円、経常利益425億円、当期純利益300億円。
- 2026年3月期計画: 売上高9,000億円、営業利益345億円、経常利益355億円、当期純利益250億円。
- 2025年3月期実績は、計画に対し売上高・利益ともに概ね順調に進捗。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較
- 市場動向
- 水産事業: 国内水産物市況(鮭・鱒、マグロ)は変動。
- 食品事業: 食料価格(米類・パン・麺類)は上昇傾向。
- ファインケミカル事業: オメガ3脂肪酸医薬品原料市場は、北米、日本、欧州が主要市場。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期計画)
- 売上高: 9,000億円(前期比+1.6%)
- 営業利益: 345億円(前期比+8.6%)
- 経常利益: 355億円(前期比+0.6%)
- 当期純利益: 250億円(前期比▲1.5%)
- 解説: トランプ関税等で事業環境に不透明感があるものの、営業利益は増益を計画。前期の税金費用減の反動増により、当期純利益はほぼ横ばいと見込む。
- リスク要因
- トランプ関税政策の影響(北米水産商事、食品事業)。
- 水産事業における飼料価格上昇、海水温上昇、マグロ市況低迷、漁獲減。
- 水産事業における南米漁業の減船、国内商事の魚油・ミール市況下落。
- 食品事業における国内の米、円安、物流費等の影響。
重要な注記
- 会計方針
- その他
- 株主還元方針: 「安定的な配当を実現しつつ3年間の総還元性向40%以上」。
- 自己株TOBの実施により、株主還元強化と資本効率向上を図る。総還元性向は約68%を想定。
- 見通しに関する注意事項: 本資料に記載された見通しは、入手可能な情報に基づき合理的に判断されたものだが、達成を保証するものではない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 1332 |
企業名 | ニッスイ |
URL | https://www.nissui.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。