2025年3月期 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社レノバ
- 主要事業分野: 再生可能エネルギー発電事業(バイオマス、太陽光、風力、蓄電池)、その他
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月13日
- 説明者:
- 報告期間: 2025年3月期
- 対象会計期間: 2025年3月期
- セグメント:
- 再生可能エネルギー事業: バイオマス、太陽光、風力、蓄電池
業績サマリー
- 主要指標:
- 連結売上収益 (2025年3月期): 70,246百万円
- 連結EBITDA (2025年3月期): 23,307百万円
- 前年同期比:
- 連結売上収益: 大幅増加(仙台蒲生・石巻ひばり野バイオマス発電所の安定稼働による貢献を主因)
- 連結EBITDA: 大幅増加(前期計上の一過性利益(徳島津田バイオマス完工遅延損害賠償金)が剥落したが、売上収益増加に伴う)
- 進捗状況:
- セグメント別状況:
- バイオマス: EBITDAベースで全体の約6割を占める(2025年度見込み)。
- 事業ポートフォリオ (2026年3月末):
- バイオマス: 64%
- 太陽光: 34%
- 陸上風力: 1%
- 発電等事業 EBITDA: 約357億円
業績の背景分析
- 業績概要:
- ハイライト:
- 長期脱炭素電源オークションで選定された蓄電池3事業(計215MW)について、2025年2月に融資関連契約を締結。
- 東京ガスと蓄電池事業(30MW)で20年間のオフテイク契約締結間近。
- 御前崎港バイオマスが2025年1月に運転開始し、2月には連結化。
- 米国Pathway Power社の太陽光・蓄電池ハイブリッド事業(太陽光150MW+蓄電池150MW)に参画し共同事業化。
- 増減要因:
- 売上収益増: 前期に運転開始したバイオマス発電所(仙台蒲生・石巻ひばり野)の安定稼働。
- EBITDA増: 売上収益増加に加え、前期計上の一過性利益(徳島津田バイオマス完工遅延損害賠償金)の剥落。
- リスク要因:
- 国内外のエネルギー政策、法令、制度、市場等の動向。
- 事業に必要な許認可の状況。
- 土地や発電設備等の取得・開発の成否。
- 天候、気候、自然環境等の変動。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 事業戦略:
- 安定収益を維持しつつ、FIT売電から固定PPAへの移行による売上増大。
- 一部燃料の直接調達及び部品在庫共通化等による収益性向上。
- 太陽光、蓄電池、陸上風力の3事業に注力。
- 既存の大規模太陽光・バイオマスの収益改善によるキャッシュフロー創出。
- 国内で収益力の高いNon-FIT太陽光・蓄電池・陸上風力を順次運転。
- アメリカ・アジアでの現地パートナーとの開発推進。
- 進行中の施策:
- バイオマス事業:
- 7発電所の稼働により、2025年度EBITDAの約6割を占める見込み。
- 高稼働率(93%~87%)を実現。
- 専門人材によるエンジニアリング・燃料チームの内製化。
- FIT売電から固定PPAへの移行を推進。
- 唐津バイオマスは2025年9月運転開始予定。
- 国内陸上風力事業: 3事業(計330MW)の着工に向けて開発工程が進捗。
- 国内蓄電池事業: オフテイク契約等による拡大を推進。2件(計110MW)が開発進捗。
- アジア・米国での事業開発:
- アジアで4事業(計240MW)を開発中。
- 米国で2事業(計500MW)の事業持分を取得し開発中。
- 米国テキサス州でのデータセンター新増設による電力需要増に対応、案件開発を推進。
- 東京ガスとの業務提携: 4つの重点分野(陸上風力、バイオマス、系統用蓄電池、太陽光フィジカルPPA)で協議を深化。
- セグメント別施策:
- バイオマス: 安定稼働、高単価PPA獲得、安価な燃料調達で収益拡大。
- 陸上風力: 風況調査済の高収益事業を着実に推進。
- 蓄電池: 実績獲得済みの3収益手法で事業拡大、アグリゲーション内製化による収益最大化。
- 太陽光: パートナー数と開発能力の拡大、競争力あるPPA確保。
- Non-FIT太陽光: 事業拡大。
- 大規模太陽光: 蓄電池併設による収益拡大。
将来予測と見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上収益: 90,500百万円(前期比29%増)
- 前期運転開始した御前崎港バイオマスの通年寄与。
- 徳島津田バイオマスの通年寄与。
- 唐津バイオマスの期中からの寄与。
- EBITDA: 31,600百万円(前期比36%増)
- 営業利益: 9,300百万円(前期比129%増)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 1,500百万円(前期比▲44%)
- 「企業結合に伴う再測定による利益」は、前期(約40億円)に対し、約15億円の計上に留まるため減益見込み。
- EPS: 16.59円
- 設備容量 (2026年3月末): 1,232.4MW
- 中長期計画:
- FY2030経営目標:
- グロス設備容量: 5.0GW (うち運転中4.0GW)
- ネット設備容量: 3.5GW (うち運転中2.7GW)
- 年間発電量: 81億kWh/y
- 累計GHG削減量: 2,000万 t-CO2
- FY2030経営目標 (財務):
- 売上: 1,300億円
- EBITDA: 600億円
- 営業利益: 250億円
- 運転中・建設中事業の価値: 2,800億円+
- マクロ経済の影響:
- 世界の電力需要増加と脱炭素化の加速。
- 日本国内の再エネ導入拡大(第7次エネルギー基本計画)。
- 米国関税政策の影響(中国製品への高関税)。
製品やサービス
- 製品・サービス:
- バイオマス発電事業
- 太陽光発電事業 (FIT, Non-FIT)
- 風力発電事業 (陸上)
- 蓄電池事業
- その他、開発・運営事業
- 協業・提携:
- 東京ガスとの資本業務提携。
- 米国Pathway Power社との協業。
重要な注記
- 会計方針: IFRS(国際財務報告基準)に準拠。
- リスク要因:
- 将来情報に関する注意事項(本資料に記載される計画、見通し、見積もり、予測、予想その他の将来情報については、現時点における判断や考えであり、実際の結果は大きく異なることがある)。
- 記載金額は原則連結数値。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9519 |
企業名 | レノバ |
URL | http://www.renovainc.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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