決算短信：南海プライウッド（7887）

2025年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 南海プライウッド株式会社
  • 主要事業分野: 木材関連事業、電線関連事業、一般管工事関連事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 丸山 徹
  • URL: https://www.nankaiplywood.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年8月9日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2024年6月30日（2025年3月期第1四半期）
• セグメント:
  • 木材関連事業: 円安、市場環境の厳しさ、採算性の低下が影響。海外事業では黒字化を目指し販促活動を強化。
  • 電線関連事業: 新規顧客開拓、小口販売を拡充するも、電材価格高止まり、供給不足により受注が低下。
  • 一般管工事関連事業: 設備投資・改修工事は安定も、小規模物件の受注割合増加により売上・利益率が前年同期を下回る。
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数（自己株式を含む）: 1,009,580株（2025年3月期）、1,009,580株（2024年3月期）
  • 期末自己株式数: 41,693株（2025年3月期）、41,646株（2024年3月期）
  • 期中平均株式数（四半期累計）: 967,900株（2025年3月期）、967,980株（2024年3月期）
• 今後の予定:

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 32,159百万円（前連結会計年度末比94百万円減少）
    • 負債合計: 7,937百万円（前連結会計年度末比288百万円減少）
    • 純資産合計: 24,221百万円（前連結会計年度末比193百万円増加）
    • 自己資本比率: 75.2%（前連結会計年度末74.4%）
  • 損益計算書:
    • 売上高: 5,715百万円（前年同期比0.8%減）
    • 営業利益: 43百万円（前年同期比85.9%減）
    • 経常利益: 239百万円（前年同期比70.8%減）
    • 四半期純利益: 53百万円（前年同期比89.6%減）
    • 1株当たり四半期純利益: 55.51円
    • 1株当たり親会社株主に帰属する四半期純利益: 53.72円
  • キャッシュフロー計算書:
    • 当第1四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
    • 減価償却費（無形固定資産に係る償却費を含む）: 193,735千円（前年同期175,055千円）
• 収益性:
  • 売上高は微減、営業利益・経常利益・純利益は大幅な減少。
• 財務安全性:
  • 自己資本比率は75.2%と、引き続き高い水準を維持。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 0.75%（2025年3月期第1四半期、概算）
• セグメント別:
  • 木材関連事業のセグメント利益は30百万円（前年同期比89.1%減）。
  • 電線関連事業はセグメント損失1百万円（前年同期と同額）。
  • 一般管工事関連事業のセグメント利益は6百万円（前年同期比72.3%減）。
• 財務の解説:
  • 売上高の減少、円安に起因する原材料価格の上昇、市況悪化による原価率上昇が収益性を大幅に低下させた。
  • 持家着工戸数の減少も事業のマイナス要因。
  • 流動資産は減少、固定資産は増加。負債は減少し、純資産は増加。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期（期末）: 150.00円
  • 2025年3月期（予想、中間・期末合計）: 150.00円

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 木材関連事業:
    • 売上高: 5,249,588千円（前年同期比0.7%減）
    • セグメント利益: 30,152千円（前年同期比89.1%減）
    • 市場環境の厳しさ、仕入コスト上昇、採算性低下が影響。
  • 電線関連事業:
    • 売上高: 360,532千円（前年同期比9.1%増）
    • セグメント損失: 1,010千円（前年同期は1,555千円の損失）
    • 受注件数が低下。
  • 一般管工事関連事業:
    • 売上高: 104,964千円（前年同期比29.0%減）
    • セグメント利益: 6,788千円（前年同期比72.3%減）
    • 小規模物件の割合増加が収益率低下に寄与。
• セグメント戦略:
  • 木材関連事業: 収納製品のラインナップ拡充、リフォーム市場・集合住宅市場への販促強化。海外事業での改善・販路拡大。
  • 電線関連事業: 新規顧客開拓、小口販売拡充。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画に関する具体的な言及はなし。

競合状況や市場動向

• 市場動向:
  • 住宅建築業界は、資材・物流コスト上昇、賃金低下、金利上昇懸念による取得マインド低下により、持家新設住宅着工戸数が減少。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期業績予想に変更なし（2024年5月15日公表値）。
    • 売上高: 25,000百万円
    • 営業利益: 700百万円
    • 経常利益: 1,300百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 400百万円
    • 1株当たり当期純利益: 413.24円
• リスク要因:
  • 円安相場継続による原材料・エネルギー価格高止まり。
  • ウクライナ・中東情勢、米中地政学的リスク。
  • 持家着工戸数の動向。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
  • 子会社株式等の売却に係る売却損益の税務上繰延べに関する会計方針の変更を適用。
  • いずれも、四半期連結財務諸表への影響は軽微。
• その他:
  • 監査法人の期中レビュー報告書において、重要な虚偽表示がないとの結論が得られている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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