1. 企業情報
企業名: エヌアイデイ（Nippon Information Development Co., Ltd.）
概要: 情報技術ソリューションを提供する企業。モバイルソリューション、IoT、車両インフラ、医療システム、公共インフラ、工場制御システムなど幅広い事業を展開。システム開発から保守・運用まで一貫体制を持ち、組み込み開発に強みを持つ。
事業内容: システム開発、システムマネジメント、その他
設立年月日: 1967年5月30日
代表者名: 小森 俊太郎
従業員数: 1,652人
本社所在地: 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンオフィスタワーX
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: 情報サービス業界において、特にシステム開発とシステムマネジメントで高いシェアを持ち、組み込み開発に強みを持つ。
課題: 詳細な市場シェアや競争優位性に関する情報は提供されていない。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: DX化需要への対応や新サービス・ソリューションの創出により持続的な受注拡大を目指す。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 中期経営計画に関する具体的な記載はないが、DX化需要への対応や新サービス・ソリューションの創出により持続的な受注拡大を目指す姿勢が見られる。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: 情報サービス業界のDX化需要の堅調さを背景に、増収増益が続いている。システム開発、システムマネジメント、その他事業全てが増収増益を達成している。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: 幅広い技術開発を行っており、特に組み込み開発に強みを持つ。
収益を牽引している製品やサービス: システム開発事業が売上高、利益ともに最も貢献している。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 207.77円
- BPS（実績）: 1,970.56円
- 現在の株価: 2,437円
- PER（会社予想）: 11.73倍
現在の株価はBPSを基準にすると割高感があるが、EPSを基準にすると適正水準と言える。
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 2,344.26円
- 200日移動平均線: 2,408.98円
- 現在の株価: 2,437円
現在の株価は200日移動平均線を上回っており、高値圏にあると言える。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上（過去12か月）: 24.97B円
- 利益（過去12か月）: 2.37B円
- ROE（過去12か月）: 11.48%
- ROA（過去12か月）: 7.06%
売上と利益ともに増収増益が続いており、ROEとROAも健全な水準を維持している。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 1.19%
- 配当性向 (%): 12.92%
安定した配当性向を維持しており、株主還元に積極的である。
自社株買いなどの株主還元策:
情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
直近10日間の株価は上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因:
情報サービス業界のDX化需要の堅調さと、自社の増収増益が主な要因。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
エヌアイデイは情報サービス業界において、システム開発とシステムマネジメントで高いシェアを持ち、特に組み込み開発に強みを持つ。増収増益が続いており、ROEとROAも健全な水準を維持している。株価は200日移動平均線を上回っており、高値圏にある。配当性向も適正水準を維持しており、株主還元に積極的である。情報サービス業界のDX化需要の堅調さと、自社の増収増益が株価上昇の要因となっており、持続可能な成長が見込める。
企業情報
| 銘柄コード | 2349 |
| 企業名 | エヌアイデイ |
| URL | http://www.nid.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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