2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社アバールデータ
- 主要事業分野: 産業用電子機器の開発・製造・販売(受託製品、自社製品)
- 代表者名: 代表取締役社長 菊地 豊
- URL: https://www.avaldata.co.jp/
- 上場取引所: 東証
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月14日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- 受託製品: 半導体製造装置関連、産業用制御機器、計測機器の開発・製造・販売
- 自社製品: 組込みモジュール、画像処理モジュール、計測通信機器の開発・製造・販売、および関連商品の販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 7,117,842株 (2025年3月期)
- 自己株式数(期末): 955,939株 (2025年3月期)
- 期中平均株式数: 6,160,704株 (2025年3月期)
- 時価総額: — (記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表: — (記載なし)
- 株主総会: 2025年6月25日 (予定)
- IRイベント: アナリスト等及び個人投資家向け説明会開催 (予定)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 資産合計は22,236百万円(前期比5,267百万円減)。流動資産の減少(現金預金、売掛金等)と固定資産の減少(遊休資産、投資有価証券等)が主な要因。
- 負債合計は2,177百万円(前期比2,546百万円減)。流動負債、固定負債ともに減少。
- 純資産合計は20,059百万円(前期比2,721百万円減)。主にその他資本剰余金、利益剰余金、自己株式、その他有価証券評価差額金の減少による。
- 損益計算書:
- 売上高 10,980百万円(前期比12.7%減)
- 営業利益 1,420百万円(前期比32.2%減)
- 経常利益 1,535百万円(前期比32.5%減)
- 当期純利益 1,137百万円(前期比78.4%減)
- キャッシュ・フロー計算書:
- 営業活動によるCF: △522百万円(前期△2,354百万円)
- 投資活動によるCF: △516百万円(前期△3,937百万円)
- 財務活動によるCF: △1,874百万円(前期△1,537百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 3,824百万円(前期6,738百万円)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 10,980百万円(前期比12.7%減)
- 営業利益: 1,420百万円(前期比32.2%減)
- 経常利益: 1,535百万円(前期比32.5%減)
- 当期純利益: 1,137百万円(前期比78.4%減)
- 1株当たり利益: 184円71銭(前期853円67銭)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 90.2%(前期82.8%)。大幅に改善。
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 12.9%(前期16.7%)
- 経常利益率: 13.0%(前期16.9%)
- 自己資本利益率 (ROE): 5.31% (前期24.08%)
- セグメント別:
- 受託製品: 売上高 7,161百万円(前期比11.7%減)、セグメント利益 1,131百万円(前期比21.6%減)
- 自社製品: 売上高 3,819百万円(前期比14.6%減)、セグメント利益 971百万円(前期比30.0%減)
- 財務の解説:
- 当事業年度は、FA分野における回復の遅れや一部顧客の在庫調整による需要減などが響き、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに減少した。
- 特に当期純利益の減少率は大きいが、これは前事業年度に政策保有株式の見直しによる投資有価証券売却益を計上した影響であり、本年度の純利益減少はそれを除くと大幅な減少ではない。
- 自己資本比率が90.2%と過去最高水準となり、財務安全性は非常に高い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当317円00銭 (中間51円00銭、期末266円00銭)
- 2025年3月期: 年間配当70円00銭 (中間39円00銭、期末31円00銭)
- 2026年3月期(予想): 年間配当45円00銭 (期末45円00銭)
- 特別配当の有無: 記載なし。
- 配当方針の変更: 2026年3月期より、安定的な配当に係る補完指標としてDOE(配当性向)を導入。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 受託製品:
- 売上高: 7,161百万円(前期比11.7%減)
- セグメント利益: 1,131百万円(前期比21.6%減)
- 半導体製造装置関連(売上高5,763百万円、前期比13.1%減)は、部材供給難は解消されたものの、一部顧客の在庫調整が継続した。
- 産業用制御機器(売上高1,015百万円、前期比1.0%減)は、ほぼ前年同期並み。
- 計測機器(売上高381百万円、前期比15.3%減)は、一部顧客の受給調整が影響。
- 自社製品:
- 売上高: 3,819百万円(前期比14.6%減)
- セグメント利益: 971百万円(前期比30.0%減)
- 一部顧客で在庫調整が発生し、全体として減少。
- 受託製品:
- セグメント戦略:
- 研究開発に特化した新拠点での研究開発を推進。
- 計測機器は、顧客ニーズを把握し新規設備投資に備える。
- 産業用制御機器は、新規顧客開拓や新製品投入で販売分野を多様化し安定収益を目指す。
- 自社製品はODMパートナーとの協業により早期ビジネス化を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 記載なし。
- 業績実績と目標: 2024年度は、当初の想定を下回る結果となった。2025年度は、減収減益予想となっている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 記載なし。
- 市場動向:
- 半導体製造装置市場は、AIサーバー向けGPU関連の投資は堅調だが、全体としては回復に時間を要する見通し。
- 情報通信技術(ICT)の普及に伴う半導体需要拡大は、中長期的には半導体製造装置の拡大基調を支える見込み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(通期):
- 売上高: 10,050百万円(前期比8.5%減)
- 営業利益: 1,010百万円(前期比28.9%減)
- 経常利益: 1,105百万円(前期比28.0%減)
- 当期純利益: 795百万円(前期比30.1%減)
- 2026年3月期(通期):
- リスク要因:
- 米国の通商政策の影響による景気下振れリスク。
- 物価上昇による消費マインドの低下。
- 金融資本市場の急激な変動。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更、その他の会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はいずれも「無」。
- 日本基準を採用。今後の動向によりIFRSの適用を検討。
- その他:
- 決算短信は監査対象外。
- 業績予想は入手可能な情報と一定の前提に基づくものであり、様々な要因により変動する可能性あり。
- 主要顧客は東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ株式会社、東京エレクトロン宮城株式会社。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6918 |
企業名 | アバールデータ |
URL | http://www.avaldata.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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