2025年3月期 決算短信 〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社タクマ
- 主要事業分野: ごみ処理プラント、バイオマス発電プラント、水処理プラント、民生熱エネルギー事業、設備・システム事業など
- 代表者名: 代表取締役社長 濵田 州朗
- 問合せ先: 経営企画本部 広報・IR部長 小林 寛幸
- URL: https://www.takuma.co.jp/
- 上場取引所: 東証
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月14日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- セグメント:
- 環境・エネルギー(国内)事業: ごみ処理プラント、産業廃棄物処理プラント、資源回収プラント、下水処理プラント、汚泥焼却プラント、バイオマス発電プラント
- 環境・エネルギー(海外)事業: 廃棄物発電プラント、バイオマス発電プラント
- 民生熱エネルギー事業: 小型貫流ボイラ、真空式温水発生機
- 設備・システム事業: 建築設備、半導体産業用設備、クリーンシステム
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 80,536,800株(2025年3月末)
- 自己株式数: 4,125,962株(2025年3月末)
- 期中平均株式数: 78,583,379株
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月14日
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月25日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月26日
- IRイベント: 証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会(2025年5月14日公表の「剰余金の配当に関するお知らせ」参照)、証券アナリスト・機関投資家向けウェブ説明会(2025年5月30日開催予定)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表: 総資産 190,919百万円、負債 81,355百万円、純資産 109,563百万円
- 損益計算書: 売上高 151,161百万円、営業利益 13,532百万円、経常利益 14,095百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 10,391百万円
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるCF △4,066百万円、投資活動によるCF 1,257百万円、財務活動によるCF 938百万円
- 収益性:
- 売上高: 151,161百万円(前期比 1.3%増)
- 営業利益: 13,532百万円(前期比 32.3%増)
- 経常利益: 14,095百万円(前期比 26.2%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 10,391百万円(前期比 18.7%増)
- 1株当たり当期純利益: 132.24円(前期比 20.8%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 57.0%(前期比 0.7ポイント減)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 9.0%
- 売上高経常利益率: 9.5%
- セグメント別:
- 利益貢献度: 環境・エネルギー(国内)事業がセグメント利益の大部分を占める。
- 財務の解説:
- 当期は、ごみ処理プラントを中心に堅調な需要獲得に成功し、受注高、受注残高、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高を更新した。
- 売上高は環境・エネルギー(国内)事業で減少したが、その他セグメントで増加し、全体として微増に留まった。
- 損益面では、全てのセグメントで増益となり、大幅な増益となった。
- 株主資本比率は微減したが、1株当たり純資産額は増加した。
- キャッシュフローは、営業活動からのキャッシュフローは減少となったが、投資活動・財務活動は増加に転じた。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当金 48.00円(中間24.00円、期末24.00円)
- 2025年3月期(実績): 年間配当金 67.00円(中間39.00円、期末28.00円)
- 2026年3月期(予想): 年間配当金 79.00円(中間39.00円、期末40.00円)
- 特別配当の有無: なし。
- 配当性向: 50.7%(2025年3月期実績)
- 配当利回り: 4.8%(2025年3月期実績)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 環境・エネルギー(国内)事業: 受注高は前期比83,224百万円増の214,792百万円。売上高は前期比5,540百万円減の113,650百万円となったが、営業利益は前期比1,852百万円増の13,081百万円となった。
- 環境・エネルギー(海外)事業: 受注高は前期並みの2,347百万円。売上高は前期比3,105百万円増の5,546百万円、営業利益は前期比884百万円増の1,069百万円となった。
- 民生熱エネルギー事業: 受注高は前期比1,600百万円増の20,266百万円。売上高は前期比1,353百万円増の19,845百万円、営業利益は前期比216百万円増の1,394百万円となった。
- 設備・システム事業: 受注高は前期比939百万円増の9,343百万円。売上高は前期比3,120百万円増の12,557百万円、営業利益は前期比548百万円増の890百万円となった。
- セグメント戦略:
- 環境・エネルギー(国内)事業: EPC事業での市場ポジション維持・拡大、データ活用による運営事業の品質向上と収益力強化、新電力事業の拡大等によりストック型ビジネスを推進。
- 環境・エネルギー(海外)事業: タイ・台湾を拠点に、廃棄物発電プラント、バイオマス発電プラントの受注獲得を目指す。
- 民生熱エネルギー事業: 国内シェア向上によるスケールメリットの獲得とシナジー最大化を目指し、(株)IHI汎用ボイラとの合併を予定。
- 設備・システム事業: 建築設備事業において、営業力・施工能力の強化や採算性を重視した案件獲得、半導体産業用設備において国内販売の維持・拡大や海外販売の強化を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 第14次中期経営計画(2024~2026年度)では、「経営基盤の強化」、「従来ビジネスの一層の強化」、「将来の環境変化への対応」を基本方針とし、Vision 2030実現に向けたセカンドステップとして、ストック型ビジネス・EPC事業におけるリソース拡充、一般廃棄物処理プラントの受注、ストック最大化による収益モデル確立に重点を置いている。今回の業績は、この中長期計画に概ね沿ったものと見られる。
- ESG経営: ESG経営を推進し、2030年経常利益200億円を目指す長期ビジョン(Vision 2030)のもと、環境・社会・ガバナンスに関する重要課題に取り組む。第14次中計では、従業員エンゲージメントと顧客満足度を新たなKPIとして設定。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- ごみ処理プラント、バイオマス発電プラント、下水処理プラントなどは、堅調な需要が見込まれる。
- 公共インフラの老朽化に伴う更新・延命化需要も存在する。
- 海外では、東南アジアを中心にバイオマス発電プラントの需要拡大が見込まれるが、競争環境は厳しい。
- 建築設備需要も堅調に推移すると見込まれる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期は、受注高目標250,000百万円。
- 売上高 165,000百万円(前期比 9.2%増)
- 営業利益 14,500百万円(前期比 7.1%増)
- 経常利益 15,000百万円(前期比 6.4%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 11,700百万円(前期比 12.6%増)
- 1株当たり当期純利益 158.00円
- リスク要因:
- 気候変動の影響、人口減少・高齢化等の社会構造の変化、行政サービスの外部化、地域課題解決ニーズの高度化・多様化。
- EPC事業への国の政策や補助政策の影響。
- 海外事業における競争環境。
重要な注記
- 会計方針: 日本基準に基づき連結財務諸表を作成。IFRSの適用は今後の事業活動や市場環境の動向を勘案し慎重に検討。
- 連結範囲: 新たに設立した行田羽生ハイトラスト(株)を連結子会社に追加。
- 持分法適用: 新たに設立した米沢バイオエナジー(同)を持分法適用関連会社に追加。
- 自己株式: 2025年2月14日開催の取締役会で、自己株式の取得及び消却を決議。
- 後発事象: 2025年4月1日付で株式会社IHI汎用ボイラの全株式を取得。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6013 |
企業名 | タクマ |
URL | http://www.takuma.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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