2025年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: アスクル株式会社
- 主要事業分野: オフィス用品、生活用品、医薬品、化粧品等のEコマース事業、企業向け物流・小口貨物輸送サービス
- 代表者名: 代表取締役社長 CEO 吉岡 晃
- URL: https://www.askul.co.jp/corp/investor/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年7月4日
- 対象会計期間: 2024年5月21日~2025年5月20日 (2025年5月期)
- セグメント:
- eコマース事業: OA・PC用品、事務用品、オフィス生活用品、オフィス家具、食料品、酒類、医薬品、化粧品、MRO商材、ペット用品等の販売。ASKUL事業、LOHACO事業、グループ会社・内部取引消去で構成。
- ロジスティクス事業: 企業向け物流・小口貨物輸送サービス。
- その他: 製造事業等。
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 94,771,300株(2025年5月期)
- 自己株式数(期末): 1,245,700株(2025年5月期)
- 期中平均株式数: 95,009,363株(2025年5月期)
- 時価総額: — (本決算短信からは算出不可)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年8月5日開催予定(定款変更を条件に監査等委員会設置会社へ移行予定)
- IRイベント: 機関投資家・アナリスト向け決算説明会開催済。
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年7月30日
- 配当支払開始予定日: 2025年8月6日
財務指標
- 財務諸表(要点):
- 貸借対照表: 総資産は227,782百万円(前期比15,280百万円減)、純資産は81,254百万円(前期比81百万円減)。自己資本比率は34.2%(前期比2.0ポイント増)。
- 損益計算書: 売上高は481,101百万円(前期比2.0%増)。営業利益は14,004百万円(前期比17.4%減)、経常利益は13,816百万円(前期比17.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,068百万円(前期比52.6%減)。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは12,908百万円(前期比3,979百万円減)。投資活動によるキャッシュ・フローは16,579百万円(前期比5,042百万円増)。財務活動によるキャッシュ・フローは9,649百万円(前期比179百万円減)。期末現金及び現金同等物は48,423百万円(前期末比13,321百万円減)。
- 収益性:
- 売上高: 481,101百万円(前期比2.0%増)。
- 営業利益: 14,004百万円(前期比17.4%減)。
- 経常利益: 13,816百万円(前期比17.2%減)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,068百万円(前期比52.6%減)。
- 1株当たり当期純利益: 95.45円(前期比52.6%減)。
- 潜在株式調整後1株当たり当期純利益: 95.37円(前期比52.6%減)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 34.2%(前期末32.2%)。
- 有利子負債比率: — (本決算短信からは算出不可)
- 流動比率: — (本決算短信からは算出不可)
- 効率性:
- 総資産回転率: — (本決算短信からは算出不可)
- 売上高営業利益率: 2.9%(前期3.6%)。
- セグメント別:
- eコマース事業: 売上高472,231百万円(前期比2.1%増)。営業利益14,255百万円(前期比16.6%減)。
- ロジスティクス事業: 売上高8,215百万円(前期比4.0%減)。営業損失299百万円(前期は営業損失146百万円)。
- その他: 売上高2,030百万円(前期比4.0%増)。営業利益99百万円(前期比241.5%増)。
- 財務の解説:
- 売上高は過去最高を更新したものの、為替影響等による仕入原価上昇や、新物流センター稼働に伴う地代家賃等の固定費増加により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となった。
- ASKUL事業では、生活用品、メディカルは堅調に推移したが、従来型オフィス用品は伸び悩んだ。仕入原価高騰による値上げや配送サービス改定によりお客様単価は増加したが、お客様数は減少した。
- LOHACO事業はLINEヤフー株式会社との連携効果等により伸長した。
- eコマース事業のeコマース事業につきましては、売上高は堅調に伸長したものの、為替影響等による売上総利益率の低下および新物流センターの固定費増加により営業減益となった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年5月期: 期末配当 19.00円、年間配当 38.00円。
- 2026年5月期(予想): 期末配当 19.00円、年間配当 38.00円。
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- eコマース事業: 売上高472,231百万円(前期比2.1%増)、営業利益14,255百万円(前期比16.6%減)。
- ロジスティクス事業: 売上高8,215百万円(前期比4.0%減)、営業損失299百万円。
- その他: 売上高2,030百万円(前期比4.0%増)、営業利益99百万円。
- セグメント戦略:
- 「ASKUL事業」は、生活用品、メディカル、中小企業向け売上高に注力。
- 「LOHACO事業」は、LINEヤフー株式会社との連携による販促施策を強化。
- 「ロジスティクス事業」は、サービス価格の見直しや生産性向上で採算性改善を図る。
- 「その他」は、新商品投入等で生産性向上による増益を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2026年5月期~2029年5月期の中期経営計画を策定。2029年5月期には連結売上高6,000億円、連結営業利益率5%、ROE20%を目指す。
- 前中期経営計画(2022年5月期~2025年5月期)の最終目標(連結売上高5,500億円、営業利益率5%、ROE20%)については、売上高、営業利益は過去最高を更新したが、システム投資等により最終数値計画は未達となった。
- 新中期経営計画では、リテール事業の再成長と新たな価値提供領域の確立を柱とし、ASKUL事業、LOHACO事業の強化、AI・データ活用、M&A等を推進する。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (本決算短信からは詳細な比較なし)
- 市場動向:
- eコマース市場においては、顧客単価は増加傾向にあるが、お客様数は減少傾向。
- 物流業界においては、DXによる価格適正化、お客様ニーズに応える品揃え拡大、オリジナル商品の強化等が重要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年5月期(通期): 売上高500,000百万円(前期比3.9%増)、営業利益11,000百万円(前期比21.5%減)、経常利益10,500百万円(前期比24.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6,600百万円(前期比27.2%減)を予想。
- (注)増収減益予想の要因は、ASKUL事業における新アスクルWEBサイトの本格稼働および基幹システムリプレイスに伴う費用発生、ASKUL関東DCの賃借開始による地代家賃増加等。
- eコマース事業の売上高は4,921億円(前期比4.2%増)、営業利益は110億円(前期比22.8%減)を予想。
- ロジスティクス事業、その他(調整額等)の売上高は79億円(前期比10.9%減)、営業利益は0億円を予想。
- リスク要因:
- 不安定な国際情勢を背景とした原材料価格・エネルギー価格の高騰。
- 為替変動による影響。
- アメリカの政策動向が個人消費に及ぼす影響。
- 物流センター再編等に係る一過性コスト影響。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)等を適用。連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の取扱いに関する改正(2022年改正適用指針)を適用。
- 会計上の見積りの変更: 関東圏の物流センター再編等に伴い、利用見込みのない固定資産の耐用年数を短縮。やまん、効果で営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益が99百万円減少。
- その他:
- 連結範囲の重要な変更:なし。
- 会計上の見積りの変更、会計方針の変更:上記記載。
- 発行済株式数:変動あり(自己株式の取得・消却等)。
- 役員の異動: 2025年8月5日開催予定の株主総会で取締役の選任・改選を予定、並びに監査等委員会設置会社へ移行予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2678 |
企業名 | アスクル |
URL | http://www.askul.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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