2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 田岡化学工業株式会社
    • 主要事業分野: 精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造販売、環境分析・材料分析
    • 代表者名: 田中 啓之 (取締役社長)
    • URL: https://www.taoka-chem.co.jp
    • 上場取引所: 東証
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月12日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日 (2025年3月期)
  • セグメント:
    • 化学工業: 精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造販売
    • 化学分析受託事業: 環境分析、材料分析
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 14,440,000株 (2025年3月期)
    • 自己株式数: 111,280株 (2025年3月期)
    • 期中平均株式数: 14,328,737株 (2025年3月期)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月23日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月4日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月20日
    • IRイベント: 機関投資家、アナリスト向け決算説明会開催 (開催予定)

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は304億7百万円(前期比6億88百万円増)、純資産は184億99百万円(前期比12億88百万円増)。自己資本比率は60.8%(前期比2.9ポイント増)。
    • 損益計算書: 売上高は299億30百万円(前期比4.9%増)、営業利益は18億87百万円(前期比75.6%増)、経常利益は19億64百万円(前期比72.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14億78百万円(前期比80.2%増)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは43億71百万円(前期比増)、投資活動によるキャッシュ・フローは14億18百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは9億97百万円の支出。期末現金及び現金同等物は29億82百万円(前期比20億10百万円増)。
  • 収益性:
    • 売上高: 29,930百万円 (前期比 4.9%増)
    • 売上総利益: 5,491百万円
    • 営業利益: 1,887百万円 (前期比 75.6%増)
    • 経常利益: 1,964百万円 (前期比 72.0%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,478百万円 (前期比 80.2%増)
    • 1株当たり当期純利益: 103.18円 (前期比 72.2%増)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 60.8% (2025年3月期)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 6.3% (2025年3月期)
  • セグメント別:
    • 化学工業: 売上高 29,312百万円、セグメント利益 1,864百万円
    • 化学分析受託事業: 売上高 618百万円、セグメント利益 23百万円
  • 財務の解説:
    • 世界経済の回復基調を背景に、増収増益となりました。
    • 売上高の増加は、樹脂原料や電子材料、ワニスの出荷数量増加によるものです。
    • 利益面では、増収効果に加え、棚卸資産の減少や諸経費の抑制策が寄与しました。
    • 貸借対照表では、現金預金が増加し、負債では固定負債が減少しました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当 9.00円、年間配当 18.00円
    • 2025年3月期: 期末配当 22.00円、年間配当 31.00円
    • 2026年3月期 (予想): 年間配当 36.00円
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 化学工業: 売上高は前連結会計年度比5.0%増の29,312百万円。精密化学品事業は医農薬中間体の出荷減があったものの樹脂原料・電子材料の出荷増で増収。機能材事業はゴム薬品の出荷増で増収。樹脂添加剤事業はワニスの出荷増で増収。
    • 化学分析受託事業: 売上高は前連結会計年度比0.1%増の618百万円。土壌調査は減少したものの、作業環境測定や組成・構造解析が増加。
  • セグメント戦略:
    • 中期経営計画「TCG as one 2027」に基づき、収益力向上、生産体制拡充、研究開発強化、DX推進、従業員エンゲージメント向上、サステナビリティ製品開発を基本戦略として推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 2025年度を初年度とする3か年の中期経営計画をスタート。本計画では「TCG as one 2027」を掲げ、収益力向上などを基本戦略としている。今回の決算は、計画初年度のスタートとして順調な業績となった。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 世界経済は底堅く成長を維持。インフレ鎮静化や貿易の持ち直しにより、景気は緩やかな成長。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 36,000百万円 (前期比 20.3%増)
    • 営業利益: 2,500百万円 (前期比 32.5%増)
    • 経常利益: 2,500百万円 (前期比 27.3%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,700百万円 (前期比 15.0%増)
    • 1株当たり当期純利益: 118.64円
  • リスク要因:
    • 地政学リスクの継続、金融政策の変動、一部地域での経済停滞。
    • インフレの継続。
    • 為替、原材料価格の変動。
    • 規制環境の変化。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 連結財務諸表の金額表示単位を千円単位から百万円単位に変更。
    • 端数処理を千円未満切捨てから百万円未満四捨五入に変更。
  • その他:
    • 記載されている業績予想は、現時点で入手可能な情報および合理的な前提に基づくものであり、実際の業績とは異なる可能性がある。
    • 決算短信は、公認会計士または監査法人の監査対象外。

上記内容は、公開情報に基づいていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
また、将来の業績を保証するものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4113
企業名 田岡化学工業
URL http://www.taoka-chem.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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