2025年9月期 第1四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: メドピア株式会社 (MedPeer, Inc.)
- 主要事業分野: 医師集合知プラットフォーム「MedPeer」の運営、その他関連事業
- 代表者名: 代表取締役 兼 執行役員社長 CEO 後藤 直樹
- 説明会情報:
- 説明者:
- 発表者:
- 石見 陽(取締役会長 医師・医学博士)
- 後藤 直樹(代表取締役 兼 執行役員社長 CEO)
- 平林 利夫(取締役 兼 執行役員 CFO 公認会計士)
- 都築 巧真(執行役員 COO)
- 山際 悠太朗(執行役員 CHRO)
- 土井 将史(執行役員)
- 保立馨(VPOE)
- 発言概要: 経営体制の強化、プラットフォーム強化期における注力領域、AI開発責任者の新設、FY2025 1Qの業績、中期経営計画、事業セグメントの変更、ビジネスモデル、長期事業目線、選択と集中、投資性費用枠の設定、数値計画、市場規模・TAM、着眼すべき潮流、CSO活用動向、医師PF事業との事業シナジー、医療機関支援PF事業の展開サービス、サステナビリティに関する方針などについて説明。
- 報告期間:
- 対象会計期間: FY2025 1Q
- セグメント:
- FY2025より、集合知PF事業を「医師PF事業」と「マーケティング支援事業」の2つのセグメントに分割。
- 予防医療事業からの撤退を踏まえ、3つの事業セグメントで構成。
- 医師PF事業: 製薬企業を主な顧客とし、医師PF「MedPeer」を活用した製薬企業向けデジタルマーケティング支援サービスを提供する。主体はメドピア、ビジネスモデルはプラットフォーム。
- マーケティング支援事業: 製薬企業、医療機器メーカーを主な顧客とし、製薬企業向けコントラクトMR/MSLサービス、医療機器・製薬企業向けコンテンツ制作サービスを提供する。主体はMIフォース、コルボ、ビジネスモデルはBPO。
- 医療機関支援PF事業: 薬局、病院、クリニックを主な顧客とし、病院・クリニック・薬局向けの集患・かかりつけ化支援サービス(やくばと/kakariシリーズ)を提供する。主体はメドピア、ビジネスモデルはプラットフォーム/SaaS。
業績サマリー
- 主要指標:
- グループ全体:
- 売上高: 3,526百万円 (YonY: 0.8倍)
- 営業利益: 523百万円 (YonY: 1.1倍)
- 医師プラットフォーム事業:
- 売上高: 1,062百万円 (YonY: 1.0倍)
- 営業利益: 564百万円 (YonY: 1.0倍)
- マーケティング支援事業:
- 売上高: 2,312百万円 (YonY: 1.0倍)
- 営業利益: 307百万円 (YonY: 1.0倍)
- 医療機関支援プラットフォーム事業:
- 売上高: 83百万円 (YonY: 0.7倍)
- 営業利益: ▲25百万円 (前年実績: ▲94百万円)
- 進捗状況:
- 連結売上高: 35.2億円 (期初計画124億円に対して概ね計画通りに進捗)
- 連結営業利益: 5.2億円 (期初計画7億円に対して、構造改革によるコスト適正化に加え、投資性費用の2Q以降へのズレ込みにより計画を上回る進捗)
- セグメント別状況:
- 医師PF事業: 堅調なWeb講演会需要を背景に、YonYで前年並みの数字を維持。構造改革によるコスト適正化の影響で収益性は改善。
- マーケティング支援事業: COVID-19関連プロジェクトが終了し大幅な減収要因がある中、コンテンツ制作が好調。セグメント売上高としては前年同水準の売上高・利益を確保。
- 医療機関支援PF事業: 前期の子会社譲渡の影響により、売上高はYonYで0.7倍と減収。やくばと、kakariシリーズの利用は着実に広がり、赤字幅も縮小。
業績の背景分析
- 業績概要:
- FY2024に「選択と集中」を推進し、予防医療などの一部事業を譲渡したことにより売上高はYonYで減少。
- 一方、収益性改善を推進した結果、営業利益はYonYで増加。
- 予防医療PF事業の撤退、MIフォースのコロナ関連売上の剥落により売上はYonY 0.8倍となるも、構造改革による収益性の改善やコストの適正化を推進した結果、利益率は大きく改善。
- 増減要因:
- 売上高減少要因: 予防医療PF事業の撤退、MIフォースのCOVID-19関連プロジェクトの終了。
- 営業利益増加要因: 収益性の高いサービス(医師PF、マーケティング支援)の拡大、構造改革によるコスト適正化。
- 競争環境:
- 医師PF事業: 医師会員数は2025年1月に18万人を突破。シェアは1割未満であり、シェア拡大による成長余地は大きい。上市する新薬はプライマリからスペシャリティにシフトしており、スペシャリティ領域では当該疾患の専門医に限られるため、マーケティングの要諦は情報非対称性の解消が処方拡大に繋がる。
- マーケティング支援事業: MR数の減少傾向は継続する中、アウトソーシング比率は継続的に高水準を維持。新興バイオファーマや医療機器メーカー、医療機関などを中心に新たにCSOを活用する企業が増加。
- 医療機関支援PF事業: kakari/やくばとシリーズは、電子版お薬手帳・オンライン服薬指導システム、診療予約・オンライン診療システム市場における既存市場規模は260億円程度と小さいが、「医療機関・患者基盤」から生まれる潜在市場(TAM)は極めて大きい。
- リスク要因:
- 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断されたものであり、マクロ経済動向、市場環境、業界動向、その他の内部・外部要因により変動する可能性がある。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- FY2025からの3か年は「プラットフォーム強化期」と位置づけ、3つの注力領域(既存PFの成長、スペシャリティ・オンコロジーシフトに応える新規PFの創造、医師PF事業におけるビジネスモデルの複線化)を中心に、その後の発展事業拡大期に向けた礎を築く。
- 2025年は「AIエージェント元年」と認識し、IT技術革新を「産業革命に比肩する変革」と捉え、AI開発責任者を新設し、加藤勇介氏が就任。生成AIを基盤とした医療領域における事業開発、および社内のあらゆる業務の生成AIを前提とした再設計・再構築を推進。
- 中期経営計画(~FY2027)では、成長性と収益性の高さを見込める「医師PF事業」と「医療機関支援PF事業」の両プラットフォーム事業に投資を集中。
- FY2027までの3ヶ年で、注力プラットフォーム2事業に投資性費用枠として年間10億円、累計30億円を確保。
- 進行中の施策:
- データドリブン経営の実現に向けたデータアナリティクスの専門部署をCEO直下で新設。
- AI開発責任者を新設し、生成AIの医療分野での社会実装を推進。
- がん専門医向けの新規医師PF「ClinPeer」の本格開始(2024年10月β版開始、2025年1月正式リリース)。
- セグメント別施策:
- 医師PF事業:
- 顧客インサイトを重視する組織風土への転換。
- スペシャリティ・オンコロジーシフトに対応した新規PFの創造(ClinPeer)。
- 医師PF事業におけるビジネスモデルの複線化(サービスライン拡大)。
- マーケティング支援事業:
- コルボが学会などの展示関連の売上が好調で四半期過去最高売上を達成。
- MIフォースは新規開拓を推進。
- 医療機関支援PF事業:
- やくばと/kakariシリーズの加盟店薬局数および処方箋送信数は着実に伸長(YoY1.3倍)。
- クラウドクリニックの譲渡により売上は大きく減少するも、クライアント数は順調に拡大し、サービス利用売上はYonY1.3倍に成長。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- FY2025グループ通期予想:
- 売上高: 12,400百万円
- 営業利益: 770百万円
- 調整後営業利益: 1,252百万円
- 調整後営業利益率: 10.1%
- 成長率: 売上高 YonY 0.8倍、調整後営業利益 YonY 1.0倍(YoYについては、予防医療PF事業の撤退やCOVID-19関連プロジェクトの終了などのマイナス要素を考慮した金額を基準とした場合、それぞれ5%、49%の成長)。
- 中長期計画:
- 長期事業目標:営業利益200億円(FY2034達成目標、前倒し達成を目指す)。
- 中期経営計画(FY2025~FY2027):プラットフォーム強化期として、医師会員と医療機関・患者基盤からなるプラットフォームを利用者から最も支持されるものとする。
- 中期経営計画(FY2024→FY2027)の事業ポートフォリオでは、「医師PF事業」と「医療機関支援PF事業」に投資を集中。
- マクロ経済の影響:
製品やサービス
- 製品:
- 医師PF: 医師専用コミュニティサービス。Webマーケティング支援、医師リサーチなどのサービスを提供。
- マーケティング支援: CMRによる営業支援、各種コンテンツ制作などのサービスを提供。
- 医療機関支援PF: 処方箋事前送信、診療予約などのサービスを提供。
- やくばとシリ
- kakari
- サービス:
- 医師PF: Webマーケティング支援、医師リサーチ
- マーケティング支援: CMRによる営業支援、各種コンテンツ制作
- 医療機関支援PF:
- やくばとシリーズ: 医療機関向け薬局予約システム、やくばとrfcCmic:クリニック向け予約・診療システム
- kakari: 薬局向けかかりつけ薬局化支援サービス
重要な注記
- リスク要因: 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述等は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済動向及び市場環境や当社の関連する業界動向、その他内部・外部要因等により変動する可能性があります。従いまして、実際の業績が本資料に記載されている将来の見通しに関する記述等と異なるリスクや不確実性があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6095 |
企業名 | メドピア |
URL | http://medpeer.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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