現在の株価の評価
- 株価: 1,094円
- EPS(会社予想): 27.63円
- BPS(実績): 1,056.60円
- PER(会社予想): 39.59倍
評価: 現在の株価はEPSを基準にすると、PERが39.59倍と高く、市場の期待が高いことを示唆しています。しかし、BPS(実績)1,056.60円を基準にすると、株価は割安であることがわかります。
テクニカル分析
- 50日移動平均線: 1,197.60円
- 200日移動平均線: 1,213.75円
- 直近10日間の株価推移: 株価は1,091円から1,131円の間で推移しており、50日移動平均線と200日移動平均線を上回る高値圏にあります。
評価: テクニカル分析では、株価が50日移動平均線と200日移動平均線を上回っており、上昇トレンドにあると判断できます。
財務諸表分析
- 売上高(過去12か月): 68.22億円
- 利益率(過去12か月): 営業利益率3.29%
- ROE(過去12か月): 0.66%
- ROA(過去12か月): 1.32%
- キャッシュフロー(過去12か月): 3800万円(オペレーティングキャッシュフロー)、-27,120万円(レバレッジフリーキャッシュフロー)
評価: 売上高は増加傾向にあり、ROEとROAは比較的低めですが、営業利益率が3.29%と堅調です。キャッシュフローはオペレーティングキャッシュフローが正しいものの、レバレッジフリーキャッシュフローは赤字となっています。
業界のポジションと市場シェア
- 競争優位性: モバイルエンジニアリングサービスとIoTエンジニアリングサービスにおいて、業界内での競争優位性を持ち、特にモバイル基地局の保守・運用で全国展開を行っています。
- 市場シェア: 具体的な市場シェアの情報は提供されていませんが、事業内容とサービスから、業界内での一定のシェアを有していると推測されます。
評価: 業界内での競争力は高く、特にモバイル基地局の保守・運用サービスで市場シェアを確保しています。
経営戦略と重点分野
- ビジョン: 「通信インフラエンジニアリングカンパニー」から「ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニー」への進化を目指しています。
- 中期経営計画: FY2024-FY2026の計画に基づき、IoTエンジニアリングサービスへの経営リソースシフト、サーバーやネットワーク関連のITインフラ領域への事業拡大を目指しています。
評価: 経営戦略は明確で、ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーへの進化を目指しており、IoTエンジニアリングサービスとITインフラ領域への事業拡大が重点となっています。
事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: モバイルエンジニアリングサービスとIoTエンジニアリングサービスによる収益モデルで、市場ニーズの変化に適応できる可能性が高いです。
- 適応力: 通信キャリアの設備投資抑制に対応しつつ、IoTエンジニアリング分野の成長に対応できる事業モデルです。
評価: 事業モデルは持続可能性が高く、市場ニーズの変化にも適応できる見込みです。
技術革新と主力製品
- 技術開発: IoTエンジニアリングサービスの技術開発に注力しており、独自性の高い技術開発を行っています。
- 主力製品: モバイル基地局の保守・運用サービス、IoTデバイスのネットワーク構築などが主力製品です。
評価: 技術革新に力を入れており、主力製品は市場ニーズに応じた高度なサービスを提供しています。
株主還元と配当方針
- 配当利回り(会社予想): 0.00%
- 配当性向: 0.00%
- 自社株買い: 情報なし
評価: 現在、配当を行っていない状況です。株主還元策については情報が不足しています。
株価モメンタムと投資家関心
- 直近の株価変動: 1,091円から1,131円の間で推移しており、上昇トレンドにあります。
- 投資家関心: 出来高は平均を上回っており、投資家関心は高めです。
評価: 株価は上昇トレンドにあり、投資家関心も高めです。
総評
ベイシス株式会社は、モバイルエンジニアリングサービスとIoTエンジニアリングサービスにおいて業界内での競争力を持ち、ICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーへの進化を目指す中期経営計画を掲げています。事業モデルは持続可能性が高く、技術革新にも注力しています。現在の株価は割安であり、テクニカル分析では上昇トレンドにあります。全体的に、投資価値は高いと評価できます。
企業情報
銘柄コード | 4068 |
企業名 | ベイシス |
URL | https://www.basis-corp.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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