決算説明：アートネイチャー（7823）

2025年3月期　決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社アートネイチャー
  • 主要事業分野: 毛髪関連サービス（オーダーメイドウィッグ、増毛、育毛ケアなど）
• 説明会情報:
  • 参加対象: 個人投資家
• 説明者:
  • 発表者: — (役職)
  • 発言概要:
  • 2025年3月期決算は、前期比で増収減益、修正後の業績計画は概ね達成。
  • 売上高は上場来最高を更新。
  • 中計2023-2025のビジョンは「次代を切り拓くアートネイチャーの飛躍」であり、2027年（創立60周年）の長期ビジョン実現に向けたサードステップと位置づけ。
  • 500億円超を掲げた中計は、直近の状況を踏まえ見直し。
  • 2026年3月期は、収益構造の改善、新領域への進出、女性向け事業の伸長により増収増益を計画。
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年3月期（通期）
• セグメント:
  • メンズ: 男性向け事業
  • レディース: 女性向け事業（ジュリア・オージェ、ナオアート社を含む）

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 433億40百万円（前期比+1.1%）
  • 営業利益: 21億81百万円（前期比-17.8%）
  • 経常利益: 22億49百万円
  • 純利益: 8億21百万円
  • 前年同期比: 売上高+1.1%、営業利益-17.8%
• 進捗状況: 修正後の業績計画は概ね達成。
• セグメント別状況:
  • メンズ: 売上高 231億67百万円（前期比+1.5%）
  • レディース: 売上高 186億46百万円（前期比+1.1%）
  • その他: 売上高 15億26百万円（前期比-4.0%）

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は上場来最高を更新したが、営業利益は減益。
  • 男性向け事業は、第2四半期以降の新規販売が回復し、前期比増収へ転換。
  • 女性向け事業は、オーダーメイドウィッグの新規販売が苦戦。
  • 女性向け既製品事業は、新規販売・リピート販売共に堅調。
• 増減要因:
  • 減益要因:
  • 売上総利益の減少（価格・販管費率の悪化）。
  • 広告宣伝費、賃借料、人件費、その他費用の増加。
  • 増収要因:
  • 男性向け事業における新規販売の回復。
  • ジュリア・オージェの売上増。
• 競争環境:
  • 毛髪業界シェアは40%超（2025年目標）。
  • 男性向け事業：高付加価値商品の販売強化、個人課題別研修による営業職の成約率・単価向上。
  • 女性向け事業：「フィーリン」を超えるヒット商品投入、新たな顧客接点の機会創出が課題。
  • 女性向け既製品事業：「レフィアグレース」がヒット。
• リスク要因:
  • 男性向け事業：薄毛の悩みを持つ潜在層・顕在層への訴求強化が課題。
  • 女性向け事業：新規顧客獲得、ヒット商品投入が課題。
  • 円安・物価高の影響による売上原価の増加。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 中期経営計画2023-2025：「次代を切り拓くアートネイチャーの飛躍」
  • 長期ビジョン2027：「新しい未来を切り開く10年、Open the Future」
  • 主要テーマ：価値創造、サステナビリティ推進、市場との対話
• 進行中の施策:
  • DX推進：AI等の最新技術活用（AIシミュレーション、AI商談ツール）、顧客アプリ開発。
  • バングラデシュ新工場建設（2025年内完成予定）。
  • サステナビリティ推進：TCFD対応、ESG情報開示強化。
  • IR活動：個人投資家向けオンラインイベント開催、IRサイト充実。
• セグメント別施策:
  • 男性向け事業: Product（高付加価値商品の開発投入）、Price（既存モデルにおける価格改定の検討）、Place（広告以外からの反響を増やす）、Promotion（インターネットからの訴求、AI商談ツールの活用）。
  • 女性向け事業: Product（高付加価値商品の開発投入）、Price（既存モデルにおける価格改定の検討）、Place（新たな販売チャネルの開拓、連携強化）、Promotion（WEB活用による販促コスト削減、催事展開）。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期:
  • 売上高: 476億23百万円（計画）、441億4百万円（男女計売上計画）
  • 営業利益: 27億78百万円（計画）
  • 純利益: 14億64百万円（計画）
  • 根拠:
  • 女性向け事業の連携強化と新規販売チャネル開拓による新規販売回復。
  • ジュリア・オージェを中心に売上拡大。
  • 効率を意識した経費運営による増益。
• 中長期計画:
  • 目標達成の可能性: 中計3年目（2026年3月期）の修正計画達成、次の中計へ繋ぐ。
• マクロ経済の影響:
  • 円安・物価高の影響による売上原価の増加。

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 連結配当性向40%以上を基本。
  • 現状水準（年間配当28円）を下限とし、連結業績に応じた配当水準の向上（1円単位で増配）を図る。
  • ROE10%超を達成するまでは、連結配当性向50%以上を基本とする。
• 配当実績:
  • 2025年3月期実績: 28円以上（未確定）
  • 2024年3月期実績: 28円
  • 2023年3月期実績: 28円

製品やサービス

• 製品・サービス:
  • オーダーメイドウィッグ
  • 増毛商品（「レフィアグレース」など）
  • 育毛ケア・サービス
  • アフターサービス
  • ジュリア・オージェ
  • その他商品

重要な注記

• リスク要因:
  • 計画数値は現時点での見通しであり、実際の業績は不確定要素により異なる可能性あり。
  • 女性向け事業における新規販売の苦戦。
• その他:
  • IRサイトが「2024年度全上場企業ホームページ充実度ランキング」スタンダード市場部門で「優秀サイト」に選出。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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