概要
- 企業名: 和弘食品株式会社
- 事業内容: ラーメンスープと麺つゆの製造販売。主にOEMによるラーメンスープの製造。
- 設立年月日: 1964年3月30日
- 本社所在地: 北海道小樽市銭函3-504-1
- 代表者名: 加世田 十七七
- 従業員数: 298人
- 平均年齢: 41.2歳
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 業種区分: 食料品
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 日清オイリオとの緊密な関係、米国市場でのラーメンスープ生産。
- 課題: 物価上昇による消費者の節約志向への対応が課題。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 「ザ・グレートリセット」に基づき、「既存事業の磨き込みと進化」、「事業領域の拡大と新たな価値創造」、「組織改革と人財育成」に重点を置く。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- 日本セグメント: 成長投資（従業員研修、海外拠点視察）。
- 米国セグメント: 販売好調と生産性向上・コスト削減による収益向上。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
- 持続可能性: ラーメンスープの需要は持続的で、訪日外国人増加によるインバウンド消費拡大が追い風。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 生産性向上によるコスト削減。
- 主力製品: ラーメンスープ、麺つゆ。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較
- EPS（会社予想）: 430.12円
- BPS（実績）: 3,432.10円
- PER（会社予想）: 8.82倍
- PBR（実績）: 1.11倍
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 52週高値: 6,350円
- 52週安値: 3,270円
- 現在の株価: 3,795円
- 分析: 現在の株価は52週安値から高値圏に上昇している。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高（過去12か月）: 162.5億円
- 営業利益（過去12か月）: 15.9億円
- 経常利益（過去12か月）: 1.61億円
- ROE（実績）: 14.95%
- ROA（実績）: 7.07%
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 2.27%
- 1株配当（会社予想）: 86.00円
- 配当性向: 20.00%
自社株買いなどの株主還元策
- 自己株式数: 355,617株（2025年3月末）
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価変動: 3,735円から3,795円へと上昇。
- 出来高: 2,800株
株価への影響を与える要因
- 経済環境: 穏やかな回復基調だが、物価上昇による消費者マインドの慎重さが影響。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 企業の強み: 日清オイリオとの緊密な関係、米国市場での事業展開、持続的なラーメンスープの需要。
- 課題: 物価上昇による消費者の節約志向への対応。
- 株価評価: 現在の株価は高値圏にあり、PERとPBRは業界平均より低い。
- 財務健全性: ROEとROAは健全で、配当性向も適切。
企業情報
| 銘柄コード | 2813 |
| 企業名 | 和弘食品 |
| URL | http://www.wakoushokuhin.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
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