決算説明：フォルシア（304A）

2026年２月期 第１四半期決算説明資料

基本情報

• 企業名: フォルシア株式会社
• 主要事業分野: IT企業、検索テクノロジーを基盤とした事業展開、旅行・観光分野のDX支援
• 説明会情報: 2025年7月14日開催
• 説明者:
  • — (発言概要: –)
• 報告期間: 2026年2月期 第1四半期
• セグメント: — (記載なし)

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 563百万円 (+4.2% 前年同期比)
  • 営業利益: 25百万円 (-52.6% 前年同期比)
• セグメント別状況:
  • ソリューション型: 売上高 204百万円 (-9.9% 前年同期比)
  • SaaS型: 売上高 359百万円 (+14.4% 前年同期比)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 「webコネクト」が堅調に成長し、SaaS型売上が増収 (前年同期比+45百万円)。
  • 「webコネクト」は、KNT-CTホールディングスおよびグループ会社が運営する国内ダイナミックパッケージ販売サイトに導入され、「検索機能」や「予約・販売機能」が提供開始。
  • 外部パートナーの増員とプロダクト開発体制強化のため、一時的に外注費が増加。
  • 一部案件の開発期間が後ろ倒しされたことにより、第1四半期は減益。
• 増減要因:
  • 増収要因: 「webコネクト」の牽引、SaaS型売上の増収。
  • 減益要因: 大型案件のリリース等に伴う外注費の増加、一部案件の開発期間の後ろ倒し。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 成長戦略①: 主要旅行業者との連携強化と新たな分野への拡大。基幹システム全体の機能強化に対応。
  • 成長戦略②: 観光DXを活用した新規参入企業支援と事業機会の拡大。非旅行会社の観光MaaS市場進出を支援。
  • 成長戦略③: 旅行・観光業界を支えるマーケットプレイスの構築。
• 進行中の施策:
  • KNT-CTホールディングスにおける「webコネクト」導入。
  • サマーインターンシップ募集開始 (LLM運用、マイクロサービス運用改善の新コース追加)。
  • TypeScriptに関する協賛活動に注力。

将来予測と見通し

• 業績予想 (2026年2月期):
  • 売上高: 2,492百万円 (+7.9% 前期比)
  • 営業利益: 249百万円 (+15.9% 前期比)
  • 根拠: SaaS型サービス（webコネクト）の伸長が業績改善のドライバーとなり、増収増益を見込む。webコネクトに係る開発資産の積み上がり、開発効率の改善によりコスト増を吸収し、売上高増を営業利益率の改善に繋げる計画。
• 中長期計画:
  • 3カ年（25/2期～27/2期）のスコープとして、旅行・観光業界におけるマーケットプレイスとしての地位確立を目指す。
• マクロ経済の影響:
  • DX関連国内市場、SaaSの国内市場は今後も成長が見込まれ、追い風となる事業環境。
  • 旅行・観光業界の活況も追い風。

製品やサービス

• 製品:
  • 「webコネクト」: 旅行・観光業界向け商品販売プラットフォーム。素材登録、検索、予約管理、電子クーポン発行などのEコマース機能を提供。
  • 「Spook」: 検索技術基盤。顧客企業のオンライン販売サイトにおける高速なデータ処理と検索結果表示を実現。
• サービス:
  • ソリューション型: 顧客の個別課題に対応した課題解決。
  • SaaS型: オンライン販売に必要な機能群をモジュール化し、提供。
• 協業・提携: KNT-CTホールディングス、JR東海など。

重要な注記

• その他:
  • 2025年3月～5月のトピックスとして、大阪・関西万博、企業決算発表、インターン募集、記事投稿コンテスト協賛、knt.co.jpへの「webコネクト」提供開始、TSKaigi 2025協賛、株主総会実施などが報告された。

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企業情報

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