決算説明：ファーストアカウンティング（5588）

2025年12月期 第1四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ファーストアカウンティング株式会社
  • 主要事業分野: 経理AI事業（会計分野に特化したAIソリューション）
  • 代表者名: 代表取締役社長 森 啓太郎
• 説明会情報:
• 説明者:
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年12月期 第1四半期
• セグメント:
  • 経理AI事業（会計分野に特化したAIソリューション）
    • 経理業務のAIモジュール『Robotaシリーズ』
    • 請求書処理のプラットフォーム『Remota』
    • デジタルインボイス送受信サービス『Peppolアクセスポイント』

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 545,054 千円（前年同期比 +44.4%）
  • 営業利益: 69,542 千円（YoY +24.7%）
  • 経常利益: 69,544 千円（YoY +20.8%）
  • 純利益: 49,687 千円（YoY +2.9%）
  • 売上総利益: 384,483 千円（粗利率 70.5%）
  • EBITDA: 105,308 千円
  • ROE (LTM): 39.0%
  • ROIC (LTM): 11.2%
• 進捗状況:
  • 通期業績予想に対する第1四半期の進捗率: 営業利益 29%
• セグメント別状況:

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は前年同期比+44.4%と大幅に増加。
  • 営業利益も前年同期比+24.7%と順調に増加。
  • 第1四半期の売上高は545百万円、営業利益は69百万円。
  • 通期業績予想に対する進捗率は29%と高い水準。
• 増減要因:
  • 大企業向けの初期費用売上が大きく伸長。
  • MRR（月次経常収益）が事業基盤強化の推進力となっている。
  • 広告宣伝費の売上高対比は3%と最低水準を維持。
• 競争環境:
  • 経理専用AIに特化し、競合となる従来型OCRと差別化。
  • 会計AIプラットフォーム領域でMM総研による売上シェアNo.1を獲得。
  • 多くの有名企業への導入実績あり。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 大企業向けの経理DX推進。
  • No.1戦略（マーケットシェア）。
  • 顧客単価の高さ。
  • 熱意を持って取り組める分野へのリソース集中。
  • 経理シンギュラリティ/海外展開。
  • プラットフォーム領域の強化。
  • AP Automation（債務処理の自動化）。
• 進行中の施策:
  • 年間定期収益（ARR）は19億円（年間平均成長率31%）。
  • 月次解約率（グロス・チャーン・レート）は0.65%と低位で安定。
  • 公認会計士試験（日本）短答式4科目で満点（Deep Dean Scores）。
  • 米国会計士試験でも合格基準点を大幅に超過。
  • 2025年4月に米国子会社（シカゴ）を設立し、全米展開を見据える。
  • パーソルグループとのデジタルBPO協業を開始。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年12月期通期業績予想: 売上高 2,362,094千円、営業利益 237,361千円。
  • 売上高成長率 38%、営業利益率 10%を目標。
  • 2025年度の株主へのコミットメント。
• 中長期計画:
  • 2028年までに売上高100億円、営業利益率10%の達成を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 2023年度12月期より配当を開始。
  • 継続的に利益を創出し、事業拡大・財務基盤強化のための内部留保を確保しつつ、適切に配当を実施。
  • 2025年度は予想利益に対し配当性向20%を目標値として設定。

製品やサービス

• 製品:
  • 経理業務AIモジュール『Robotaシリーズ』
  • 請求書処理プラットフォーム『Remota』
  • デジタルインボイス送受信サービス『Peppolアクセスポイント』
• 協業・提携:
  • パーソルグループのBPO・BPR事業の中核を担う2社（パーソルビジネスプロセスデザイン、パーソルワークスイッチコンサルティング）とのデジタルBPO協業を開始。

重要な注記

• リスク要因: 将来予想に関する記述には、既知及び未知のリスクや不確実性が含まれる。
• その他: IRメール配信（登録URL: https://fastaccounting.jp/ir/mail）

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