2025年3月期第2四半期 決算説明会

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 東急建設株式会社
    • 主要事業分野: 建設業(建築、土木、不動産、国際事業など)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2024年11月19日
    • 参加対象: 個人投資家
  • 説明者:
    • 発言概要: 2025年3月期第2四半期の決算実績と通期見通しについて説明。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第2四半期
  • セグメント:
    • 建築事業: オフィスビル、官公庁、学校などの建築工事。
    • 土木事業: 鉄道工事、道路工事などの建設工事。
    • 建築リニューアル事業: 建築物のリニューアル工事。
    • 国際事業: ODA案件、TOD事業など。
    • 不動産事業: 賃貸事業、開発事業、物件売却など。
    • 新規事業: 空港や上下水道などのPPP/コンセッション事業。

業績サマリー

  • 主要指標 (連結業績):
    • 受注高(個別): 125,275百万円 (前年同期比 ▲3.4%)
    • 売上高: 118,626百万円 (前年同期比 ▲11.9%)
    • 売上総利益: 9,514百万円 (前年同期比 ▲11.8%)
    • 販売費及び一般管理費: 9,519百万円 (前年同期比 +8.8%)
    • 営業利益: △5百万円 (前期比 改善)
    • 経常利益: △630百万円 (前期比 改善)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: △59百万円 (前期比 改善)
    • 1株当たり中間配当金: 19円
  • 進捗状況:
    • 期初計画通り推移。
  • セグメント別状況:
    • 建築事業:
    • 完成工事高: 81,411百万円 (前年同期比 ▲14.9%)
    • 完成工事総利益: 7,428百万円 (前年同期比 ▲8.8%)、利益率 6.9%
    • 受注高: 87,157百万円 (前年同期比 ▲9.9%)
    • 土木事業:
    • 完成工事高: 25,625百万円 (前年同期比 ▲10.3%)
    • 完成工事総利益: 2,039百万円 (前年同期比 ▲16.4%)、利益率 8.0%
    • 受注高: 33,891百万円 (前年同期比 +18.6%)
    • 建築リニューアル事業:
    • 売上高: 9,897百万円
    • 売上総利益率: 12.5%
    • 国際事業:
    • 2Q実績売上高: 3,379百万円
    • 不動産事業:
    • 2Q実績売上高: 711百万円
    • 通期予想: 3,000百万円

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 第2四半期は、期初計画通り推移。
    • 受注高は堅調な需要を取り込み計画通り進捗、受注時採算も改善。
    • 売上高は、最盛期工事が前年同期より減少。人的資本投資による販管費増加により営業減益。
  • 増減要因:
    • 売上高減少: 最盛期を迎えた工事が前年同期より減少。
    • 販管費増加: 人的資本投資の増加。
    • 親会社株主に帰属する中間純利益減少: 完工総利益の減少、販管費増加、為替差損(25億円)による。
  • 競争環境:
    • 需要は堅調に推移、業界の繰越工事高が高水準で競争環境は改善。
    • 資機材価格は高止まり、労務ひっ迫による価格上昇懸念。
  • リスク要因:
    • 資機材価格の高止まり、労務ひっ迫による価格上昇懸念。
    • 厳しい競争環境や物価上昇の影響を受けた工事の残存。
    • 人的資本投資による販管費の増加。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「稼ぐ力の再構築」施策を確実に実行し、利益目標を達成。
    • ROE向上と資本コスト低減に注力。
    • 2030年度の事業ポートフォリオをコア事業75%、戦略事業25%へ変革。
    • 人的資本投資を拡大し、スキルシフト、人材獲得を推進。
  • 進行中の施策:
    • 営業力強化: 注力分野、採算性を意識した取り組み推進。
    • 生産性・労働力: 本部・支店の支援体制充実、作業所の業務負荷軽減。
    • 建築DX推進: BIM/CIMによるデータプラットフォーム構築・運営。
    • 不動産事業・国際事業: 拡大・強化。
    • 非効率資産の縮減: 政策保有株式の売却を継続。
    • 株主還元: DOE4.0%以上の方針を継続。
  • セグメント別施策:
    • 土木事業: 海外の大型ODA工事の受注獲得へ取り組む。
    • 建築リニューアル事業: ターゲット分野(学校、商業施設、ホテル)を中心に採算性向上を目指す。
    • 国際事業: ODA事業の拡大・持続、非ODA事業への参入、各国パートナー企業との協業。
    • 不動産事業: ゼネコンの強みを活かした環境不動産の取り組み、首都圏での新規物件取得・資産入れ替え。

将来予測と見通し

  • 業績予想 (連結):
    • 受注高(個別): 304,000百万円 (前期比 +9.2%)
    • 売上高: 310,000百万円 (前期比 +8.5%)
    • 営業利益: 5,000百万円 (前期比 ▲38.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,400百万円 (前期比 ▲39.4%)
    • 1株当たり配当金: 38円 (前期比 +1円増配)
  • 中長期計画:
    • 2030年度の連結営業利益220億円を目指す。
    • 2030年度までに自己資本配当率(DOE)4.0%以上を維持。
    • 2030年度までに連結純資産に占める投資有価証券比率を10%以下とする。
  • マクロ経済の影響:
    • 旺盛な需要を背景に建築・土木ともに前期から増加。
    • 厳しい競争環境、物価上昇、円安の影響。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 自己資本配当率(DOE) 4.0%以上の基本方針を継続。
    • 株主の皆様へ安定的かつ継続的な利益還元を重視。
  • 配当実績:
    • 2025年3月期予想: 1株当たり38円(中間配当19円、期末配当予想19円)

製品やサービス

  • 建築事業: オフィスビル、官公庁、学校などの建設。
  • 土木事業: 鉄道、道路などの建設。
  • 建築リニューアル事業: 学校、商業施設、ホテルなどのリニューアル。
  • 国際事業: ODA案件、TOD事業など。
  • 不動産事業: 環境不動産の提供、賃貸事業、開発事業。
  • 協業・提携: 協力会社(専門工事会社、地方ゼネコン、資材・建機サプライヤー)との連携。

重要な注記

  • リスク要因:
    • 資機材価格高騰
    • 労務費上昇・不足
    • 納期遅延
  • その他:
    • 渋谷のまちづくりにおける数多くの施工実績。
    • 3つの提供価値(「技術・ノウハウ」「都市機能を止めない技術」「事業を超えたチームワーク」)を活かした事業展開。
    • デジタル技術(VR、4Dシミュレーションなど)の活用。
    • 建設資材高騰、労務費上昇等に関する参考情報(日本建設業連合会発表)の共有。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1720
企業名 東急建設
URL http://www.tokyu-cnst.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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