2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社クレオ
    • 主要事業分野: ICTサービス(ソリューションサービス、受託開発、システム運用・サービス、サポートサービス)
    • 代表者名: 代表取締役社長 柿崎 淳一
    • URL: https://www.creo.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月8日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日(2025年3月期)
  • セグメント:
    • ソリューションサービス事業: 人事給与・会計ソリューション「ZeeM」をはじめとするソリューションサービスを提供。
    • 受託開発事業: 大手企業に対し、システム受託開発サービスを提供。
    • システム運用・サービス事業: 大手ポータルサイト事業者に対し、システム開発・保守・運用サービスを提供。
    • サポートサービス事業: ヘルプデスク、テクニカルサポート、コールセンターサービスを提供。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 8,585,688株(2025年3月期期末)
    • 自己株式: 848,601株(2025年3月期期末)
    • 期中平均株式数: 7,812,894株(2025年3月期)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月24日開催予定
    • IRイベント: 2025年5月13日(火)にアナリスト・機関投資家・一般投資家向け説明会を開催予定。

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は9,992百万円(前年比減)、純資産は7,334百万円(前年比増)。自己資本比率は73.4%(前年比増)。
    • 損益計算書: 売上高は14,521百万円(前年比増)、営業利益は1,130百万円(前年比増)、経常利益は1,154百万円(前年比増)、親会社株主に帰属する当期純利益は696百万円(前年比減)。EPSは89.16円。
    • キャッシュ・フロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは972百万円(前年比大幅減)。投資活動によるキャッシュ・フローは▲278百万円(前年比増加)。財務活動によるキャッシュ・フローは▲656百万円(前年比増加)。期末現金及び現金同等物は5,621百万円。
  • 収益性:
    • 売上高: 14,521百万円(前年比1.2%増)
    • 営業利益: 1,130百万円(前年比4.2%増)
    • 経常利益: 1,154百万円(前年比4.9%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 696百万円(前年比2.9%減)
    • 1株当たり当期純利益: 89.16円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 73.4%(前年比0.9ポイント増)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2025年3月期 7.8%、2024年3月期 7.6%
  • セグメント別:
    • ソリューションサービス事業: 売上高5,058百万円(前年比7.4%増)、セグメント利益903百万円(前年比53.9%増)と、収益貢献度が高い。
    • 受託開発事業: 売上高3,039百万円(前年比1.0%増)、セグメント利益556百万円(前年比7.6%減)。
    • システム運用・サービス事業: 売上高2,033百万円(前年比0.3%増)、セグメント利益310百万円(前年比14.9%増)。
    • サポートサービス事業: 売上高4,390百万円(前年比4.7%減)、セグメント利益320百万円(前年比15.9%減)。
  • 財務の解説:
    • 売上高、営業利益、経常利益は増加したものの、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しました。これは、主に投資活動によるキャッシュ・フローの支出増、財務活動によるキャッシュ・フローの支出増(配当金支払額、自己株式取得)によるものです。
    • 自己資本比率は高水準を維持しており、財務安全性は良好です。
    • 「株式給付信託(J-ESOP)」及び「株式給付信託(BBT)」に関する処理が、自己株式数や株式給付債務に影響を与えています。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 中間配当0円、期末配当51円、年間配当51円。
    • 2025年3月期(予想): 中間配当0円、期末配当52円、年間配当52円。
  • 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • ソリューションサービス事業が売上・利益ともに最も貢献しています。
    • サポートサービス事業は売上・利益ともに減少しています。
    • 受託開発事業は売上増、利益減。
    • システム運用・サービス事業は売上・利益ともに増加。
  • セグメント戦略:
    • ソリューションサービス事業: クラウド型利用料の伸長により収益を牽引。
    • 受託開発事業: 大手顧客向け案件は堅調も、高原価状態の影響で利益は減少。
    • システム運用・サービス事業: 主要顧客からの受注維持で増収増益。
    • サポートサービス事業: 主要顧客の統合により減収減益。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「VISION2030 持続的成長への変革と創造」を掲げ、2025年3月期を初年度とする3ヶ年の中期経営計画を策定。最終年度(2027年3月期)に売上高180億円、営業利益15億円、営業利益率8.3%、ROE12%超を目指す。
  • 整合性: 2025年3月期の業績は、中長期目標達成に向けた歩みを進めている段階と見られます。特にソリューションサービス事業の成長が計画達成の鍵となりそうです。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: ICTサービス市場は、社会における働き方の変化に伴うデジタル技術活用、人材への投資活発化により、引き続き堅調な需要が見込まれます。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の背景もあり、企業のIT投資は旺盛です。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期: 売上高151億円、営業利益11億40百万円、経常利益11億60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7億40百万円を予想。
    • 第2四半期累計: 売上高70.15億円(0.9%増)、営業利益3.50億円(8.5%増)、経常利益3.58億円(8.0%増)、当期純利益2.49億円(18.9%増)を予想。
  • リスク要因:
    • 地政学リスクの高まり、円安による原材料高騰、世界的なインフレ傾向など、世界経済・国内経済の先行き不透明感。
    • ICTサービス市場における競争激化。
    • 特定顧客への依存度(主要顧客ごとの情報参照)。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準を適用。J-ESOP制度及びBBT制度について、総額法を適用し、信託の資産及び負債を企業の資産及び負債として計上。
  • その他: 継続企業の前提に関する注記なし。重要な後発事象なし。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9698
企業名 クレオ
URL http://www.creo.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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