2025年3月期決算説明会資料
基本情報
- 企業名: オルガノ株式会社
- 主要事業分野: 水処理エンジニアリング事業、機能商品事業
- 代表者名: 山田 正幸 (代表取締役社長)
- 説明会情報: 2025年5月19日開催、オンライン/オフライン形式詳細不明、参加対象:個人投資家
- 説明者: terr
- 報告期間: 2025年3月期
- セグメント:
- 水処理エンジニアリング事業:
- プラント事業: 純水・超純水設備、排水処理・回収設備、有価物回収設備、プロセス関連設備
- ソリューション事業: 設備メンテナンス、運転管理、包括契約、設備増強・改造工事、水処理加工受託
- 機能商品事業:
- 水処理薬品事業: 排水・冷却水・洗浄・RO膜・ボイラ等処理剤
- 標準型機器・機能材事業: 純水・超純水製造装置フィルタ、機能材 (分離精製材)
- 食品事業: 食品添加剤・加工剤、食品素材
業績サマリー (2025年3月期 通期実績)
- 主要指標:
- 受注高: 151,272百万円 (前期比 +4.7%、前期計画比 -2.4%)
- 売上高: 163,269百万円 (前期比 +8.6%、前期計画比 -2.5%)
- 営業利益: 31,120百万円 (前期比 +38.0%、前期計画比 +0.4%)
- 売上総利益率: 33.8% (前期比 +4.1pt、前期計画比 +0.6pt)
- 営業利益率: 19.1% (前期比 +4.1pt、前期計画比 +0.6pt)
- ROE: 21.7% (前期比 +3.3pt)
- 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率に関する詳細は別途記載
- セグメント別状況 (2025年3月期 通期実績):
- 全社:
- 受注高: 151,272百万円 (前期比 +4.7%)
- 売上高: 163,269百万円 (前期比 +8.6%)
- 営業利益: 31,120百万円 (前期比 +38.0%)
- 営業利益率: 19.1% (前期比 +4.1pt)
- 水エンジ事業:
- 受注高: 126,327百万円 (前期比 +4.9%)
- 売上高: 138,130百万円 (前期比 +9.3%)
- 営業利益: 27,382百万円 (前期比 +43.3%)
- 営業利益率: 19.8% (前期比 +4.7pt)
- 機能商品事業:
- 受注高: 24,944百万円 (前期比 +3.7%)
- 売上高: 25,139百万円 (前期比 +4.9%)
- 営業利益: 3,738百万円 (前期比 +8.9%)
- 営業利益率: 14.9% (前期比 +0.6pt)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 25.3期は、台湾での最先端半導体向け大型投資が活発に推移した一方、日本や中国、東南アジアでは投資計画の遅延が影響し、受注高は前回見込を下回った。
- 売上高は、ソリューションや機能商品が好調、大型案件のプラントが伸長した。前回の見込に対しては工事進捗が若干想定を下回ったことが影響した。
- 営業利益は、売上拡大に加え、良好な受注環境を背景としたプラント案件の利益率改善が寄与した。
- 増減要因:
- 受注高: 電子産業分野の台湾向けは伸長したが、他地域での計画遅延が影響。
- 売上高: ソリューション、機能商品、プラント案件の伸長が寄与。
- 営業利益: 売上拡大、プラント案件の利益率改善が寄与。販管費(人件費、外注費、デジタル投資)も増加。
- リスク要因: 米国の関税政策の動向、半導体市場の不透明感、景気悪化に伴う間接的な影響。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 2030年を見据えた「ORGANO2030」達成目標を設定。
- 【事業】 水処理エンジ・機能商品分野の拡大。重点分野として電子産業市場を推進。
- 【バリューチェーンの強化】
- ソリューション戦略: 顧客の課題解決に繋がるサービスメニューや機能商品の拡充。
- グローバル戦略: アメリカ、ヨーロッパ、韓国などへの展開。
- アロケーション戦略: 人員・投資のリソース配分を明確化。
- エンジニアリング体制強化: デジタル関連投資、人材育成、サプライチェーン強化。
- 技術開発・知財戦略強化: 新製品・技術・サービスの開発。
- 国内外拠点強化: 顧客との接点強化。
- 【経営基盤の拡充】
- 人材戦略: グローバルでの人材採用・育成、エンゲージメント向上。
- デジタル戦略: デジタル投資拡充、データ集計・解析基盤整備。
- ESG戦略: 安全・ガバナンス・サステナビリティへの取組み。
- 財務戦略: 財務基盤強化、成長投資、株主還元。
- 進行中の施策:
- 半導体製造プロセスにおける洗浄工程への超純水供給設備の提供。
- wastewater (排水) のリサイクルシステム、排水からの有価物回収・再資源化システムの提供。
- 電子産業向け水処理設備の提供(前処理、一次純水、超純水装置、排水処理、有価物回収、水回収)。
- セグメント別施策:
- 水エンジ事業:
- プラント: 案件の工事進捗による増加、ソリューションの拡大。
- ソリューション: メンテナンス、運転管理、包括契約、設備増強・改造工事、水処理加工受託。
- 機能商品事業:
- 水処理薬品: 半導体工場向け排水処理剤、RO膜処理剤など。
- 標準型機器・機能材: 半導体材料の高度分離精製向け機能材、標準型機器の海外展開強化。
- 食品: 低採算取引の整理継続。
将来予測と見通し (26年3月期 計画)
- 業績予想:
- 受注高: 180,000百万円 (前期比 +19.0%)
- 売上高: 175,000百万円 (前期比 +7.2%)
- 営業利益: 31,500百万円 (前期比 +1.2%)
- 売上総利益率: 33.4% (前期比 -0.4pt)
- 営業利益率: 18.0% (前期比 -1.1pt)
- ROE: 18.8% (前期比 -2.9pt)
- 根拠:
- 受注高は、日本・台湾・米国・欧州での大型半導体案件の複数受注を計画。米国の関税政策の動向を注視。
- 売上高は、受注したプラント案件の工事進捗に加え、ソリューション・機能商品の売上拡大を計画。
- 営業利益は、人件費などの販管費拡大を想定しつつ、売上拡大により前期並の利益水準を確保する計画。
- 中長期計画:
- 「ORGANO2030」達成目標(2031.3期)として、売上高2,500億円以上 (25.3~31.3 CAGR 7%以上)、営業利益率15~18%、ROE 15%以上、ROIC 12%以上を目指す。
- マクロ経済の影響: 米国の関税政策、半導体市場の市況や景気動向は、電子プラント部門の設備投資の時期・規模に影響を与える可能性がある。
配当と株主還元
- 配当方針: 配当性向30%以上の水準を維持しつつ、増配の継続を目標。株主還元と成長投資の両立と拡大を目指す。
- 配当実績:
- 25.3期は業績予想の改善に伴い配当予想を増額修正し、年間配当160円(配当性向30.5%)を予定。
- 26.3期は継続増配となる170円(配当性向32.3%)を計画。
製品やサービス
- 製品:
- 水処理エンジニアリング事業: 純水・超純水設備、排水処理・回収設備、有価物回収設備、プロセス関連設備。
- 機能商品事業:
- 水処理薬品: 排水・冷却水・洗浄・RO膜・ボイラ等処理剤。
- 標準型機器・機能材: 純水・超純水製造装置フィルタ、機能材 (分離精製材)。
- 食品: 食品添加剤・加工剤、食品素材。
- サービス:
- ソリューション事業: 設備メンテナンス、運転管理、包括契約、設備増強・改造工事、水処理加工受託。
- 設備保有型サービス。
重要な注記
- リスク要因:
- 米国の関税政策、市場の混乱、世界的な不況懸念。
- 半導体市場の市況や景気動向による設備投資の変動。
- 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題。
- 工事進捗の遅延などによる業績への影響。
- その他:
- 資料中の数値は表示単位以下切り捨て、パーセンテージ及び前期・計画比較等は表示単位で計算。
- パーセンテージは小数点第二位を四捨五入。
- 業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき作成されており、リスクや不確実性を含んでおり、実際の業績と異なる可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6368 |
企業名 | オルガノ |
URL | http://www.organo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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