2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: オルガノ株式会社
- 主要事業分野: 水処理エンジニアリング事業、機能商品事業
- 代表者名: 山田正幸
- その他: 設立 1962年、東証プライム上場
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
- セグメント:
- 水処理エンジニアリング事業: 純水・超純水製造設備、用水処理設備、排水処理・排水回収設備、有価物回収設備、プロセス関連設備、消耗品交換、メンテナンス、運転管理、改造工事、水処理加工受託、包括メンテナンスなど。
- 機能商品事業: 水処理薬品事業(RO水処理薬品、排水処理薬品、冷却水処理薬品、洗浄薬品、ボイラ水処理薬品)、標準型機器・機能材事業、食品事業(食品素材、食品添加剤)など。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 46,359,700株(2025年3月期期末)
- 自己株式数: 393,638株(2025年3月期期末)
- 期中平均株式数: 45,968,156株
- 時価総額: ─
- 今後の予定:
- 決算発表: ─
- 株主総会: 2025年6月27日
- IRイベント: 機関投資家・アナリスト向け決算説明会開催
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表: 総資産 194,396百万円、純資産 121,194百万円。流動資産は164,367百万円、固定資産は30,028百万円。流動負債は64,401百万円、固定負債は8,799百万円。
- 損益計算書: 売上高 163,269百万円、営業利益 31,120百万円、経常利益 31,639百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 24,150百万円。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるCF:+21,100百万円
- 投資活動によるCF:△2,130百万円
- 財務活動によるCF:△20,821百万円
- 期末現金及び現金同等物:16,751百万円
- 収益性:
- 売上高: 163,269百万円(前年同期比 +8.6%)
- 営業利益: 31,120百万円(前年同期比 +38.0%)
- 経常利益: 31,639百万円(前年同期比 +35.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 24,150百万円(前年同期比 +39.5%)
- 1株当たり当期純利益: 525.37円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 62.2%
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 19.1%
- ROE(自己資本当期純利益率): 21.7%
- セグメント別:
- 水処理エンジニアリング事業: 売上高 138,130百万円、セグメント利益 27,382百万円。
- 機能商品事業: 売上高 25,139百万円、セグメント利益 3,738百万円。
- 財務の解説:
- 世界経済は米国を中心に底堅い動きが継続する一方、米国の通商政策などにより先行き不透明感も。
- 電子産業分野は生成AI関連の半導体需要増により設備投資が拡大、当社の主力市場も好調。
- プラントエンジニアリングプロセスの効率化、DX関連投資、人材育成、研究開発、基幹システム刷新などを推進。
- 当連結会計年度の業績は、売上高、各利益ともに過去最高水準を達成、ROEも改善。
- 繰越受注残高は105,778百万円(8.5%減)となったが、引き続き高水準を確保。
- 連結子会社であったオルガノエコテクノ株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期:期末配当 89.00円、年間配当 160.00円 (配当性向 30.5%)
- 2025年3月期(予想):年間配当 170.00円 (配当性向 32.3%)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 水処理エンジニアリング事業:
- 前連結会計年度比 4.9%増の126,327百万円の受注高。
- 前連結会計年度比 9.3%増の138,130百万円の売上高。
- 前連結会計年度比 43.3%増の27,382百万円の営業利益。
- 利益率改善の要因として、プラント事業の好調な受注環境、収益性改善の取り組み、ソリューション事業の伸長などが挙げられる。
- 機能商品事業:
- 前連結会計年度比 3.7%増の24,944百万円の受注高。
- 前連結会計年度比 4.9%増の25,139百万円の売上高。
- 前連結会計年度比 8.9%増の3,738百万円の営業利益。
- 電子産業向け水処理薬品・機能材の売上拡大、原材料価格上昇に伴う価格改定による利益改善。
- 水処理エンジニアリング事業:
- セグメント戦略:
- 各事業部制に基づいた事業展開。
- 水処理エンジニアリング事業では、DX推進、人材育成、研究開発などで基盤強化。
- 機能商品事業では、デジタルマーケティング戦略等により事業拡大、分離精製事業を機能商品事業へ移管。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: ─
- 2026年3月期の業績予想は、受注高180,000百万円 (+19.0%)、売上高175,000百万円 (+7.2%)、営業利益31,500百万円 (+1.2%)、経常利益32,000百万円 (+1.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益24,200百万円 (+0.2%)、ROE 18.8%を計画。
- 大型半導体プロジェクトの受注拡大、メンテナン、ソリューションサービス、機能商品売上拡大などを想定。
- 販管費の増加も計画しているが、売上拡大による増収効果で利益増を計画。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: ─
- 市場動向:
- 電子産業分野は生成AI関連の半導体需要増により活況、ただしEV・スマホ向けは停滞感も。
- 一般産業分野、社会インフラ分野も堅調。
- 米国の関税政策、世界的な不況懸念など、景気悪化による間接的な影響を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期は、受注高180,000百万円、売上高175,000百万円、営業利益31,500百万円、経常利益32,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益24,200百万円、ROE 18.8%を予想。
- リスク要因:
- 米国の関税政策、市場・為替の動向。
- 電子産業分野における半導体市況の動向、一部案件の投資計画延期・中断の可能性。
- 景気悪化に伴う間接的な影響。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 連結範囲の重要な変更として、連結子会社であったオルガノエコテクノ株式会社を吸収合併。
- その他:
- 台湾の半導体製造大手であるTaiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.からの受注が堅調。
- 2024年11月29日開催の取締役会において、連結子会社PT Lautan Organo Waterの株式の一部を譲渡することを決議し、2025年4月11日に譲渡完了。これにより、同社は持分法適用関連会社となる。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6368 |
企業名 | オルガノ |
URL | http://www.organo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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