2025年3月期 決算短信日本基準
基本情報
- 企業名: 関西ペイント株式会社
- 主要事業分野: 塗料の製造・販売
- 代表者名: 毛利 訓士
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 2024年4月1日〜2025年3月31日
- セグメント:
- 日本: 塗料の製造・販売
- インド: 塗料の製造・販売
- 欧州: 塗料の製造・販売
- アジア: 塗料の製造・販売
- アフリカ: 塗料の製造・販売
- その他: 上記以外の事業(アメリカ・メキシコ等の現地法人の事業活動を含む)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 177,976,280株(2025年3月期末)
- 時価総額: 記載なし — (決算短信には記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月12日
- 株主総会: 2025年6月27日開催予定
- IRイベント: 決算説明会開催予定
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 750,699百万円(前連結会計年度末 689,703百万円)
- 純資産: 350,009百万円(前連結会計年度末 380,248百万円)
- 自己資本比率: 35.9%(前連結会計年度末 44.9%)
- 損益計算書:
- 売上高: 588,825百万円(前期比 4.7%増)
- 営業利益: 52,050百万円(前期比 0.9%増)
- 経常利益: 49,103百万円(前期比 14.9%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 38,306百万円(前期比 42.9%減)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるCF: 34,966百万円(前期 67,084百万円)
- 投資活動によるCF: △39,200百万円(前期 △9,043百万円)
- 財務活動によるCF: △8,006百万円(前期 △72,856百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 63,147百万円(前期末 70,952百万円)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 588,825百万円 (+4.7%)
- 営業利益: 52,050百万円 (+0.9%)
- 経常利益: 49,103百万円 (-14.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 38,306百万円 (-42.9%)
- 1株当たり当期純利益: 202.02円(前期 299.15円)
- 潜在株式調整後1株当たり当期純利益: 169.25円(前期 291.90円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 35.9%(前期末 44.9%)
- 有利子負債: 記載なし — (注記により、短期借入金、社債、長期借入金などが含まれる)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 8.8%(前期 9.2%)
- 経常利益率: 6.8%(前期 8.5%)
- セグメント別(連結損益計算書より抜粋):
- 日本: 売上高 163,896百万円、営業利益 22,636百万円
- インド: 売上高 142,335百万円、営業利益 14,360百万円
- 欧州: 売上高 156,469百万円、営業利益 3,514百万円
- アジア: 売上高 68,670百万円、営業利益 5,941百万円
- アフリカ: 売上高 47,423百万円、営業利益 4,125百万円
- その他: 売上高 10,031百万円、営業利益 1,470百万円
- 財務の解説:
- 世界経済は不透明な状況が続いたが、インド経済は成長が見込まれる。欧州は景気回復の兆しがあるものの、一部地域では足踏み状態。中国は不動産市場の停滞が懸念されている。
- 連結売上高は増加したが、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は減少した。
- 経常利益の減少要因として、超インフレ会計による正味貨幣持高に係る損失や為替差損、持分法適用会社でのれん等の減損損失計上が挙げられる。
- 当期純利益の減少要因として、前期に計上された一過性の特別利益の影響がなくなったこと、および早期割増退職金や事業撤退損などの一過性の特別損失の計上が挙げられる。
- 自己資本比率が前期から低下した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当 40.00円(中間配当 18.00円、期末配当 22.00円)
- 2025年3月期(実績見込み): 年間配当 50.00円(期末配当 28.00円)
- 2026年3月期(予想): 年間配当 56.00円(期末配当 28.00円 – 中間配当は記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 日本: 売上高は微減、セグメント利益は増加。
- インド: 売上高は増加、セグメント利益は減少。
- 欧州: 売上高は増加(15.1%増)、セグメント損失(9億79百万円)が発生。
- アジア: 売上高は減少(4.5%減)、セグメント利益は減少(12.9%減)。
- アフリカ: 売上高、セグメント利益ともに増加。
- その他: 売上高は増加、セグメント利益は微減。
- セグメント戦略:
- 各地域での事業展開は、現地の市場環境や経済状況に応じて行われている。
- 欧州では、インフレ影響による固定費増加や投資損失が利益を圧迫した。
- アジア(中国)では、顧客需要の伸び悩みが売上低迷の要因となった。
- インドでは、自動車生産台数の安定と販売促進活動が売上を牽引したが、市場環境の厳しさや低価格品へのシフトが利益を圧迫した。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2024年11月に策定・公表された第18次中期経営計画が2024年4月より始動。テーマは「事業、人材、エンゲージメントの強化」。2030年の目標に向け、2027年度に財務・非財務両方の中間目標達成を目指す。重点方針は「構造改革による収益性と効率性の強化」、「事業を伸ばす製品開発とDXの推進」、「人材育成と最適配置の両立」、「最適資本構成に基づく積極的な投資と還元」。
- 当期業績は、売上高は計画通りであったものの、利益面では計画を下回った可能性がある。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (本決算短信には直接的な競合比較の記載はない)
- 市場動向:
- 世界経済の不確実性、金利上昇、物価上昇、地政学リスクなどが指摘されている。
- インド経済は成長が見込まれる。
- 欧州は景気回復の兆しがあるが、一部地域では停滞。
- 中国は不動産市場の停滞が懸念される。
今後の見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上高: 600,000百万円 (+1.9%)
- 営業利益: 54,000百万円 (+3.7%)
- 経常利益: 58,000百万円 (+18.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 36,000百万円 (-6.0%)
- 1株当たり当期純利益(予想): 204.29円
- リスク要因:
- 国際的な経済情勢(為替、物価、地政学リスクなど)。
- 原材料価格の変動。
- 各地域における市場環境の変化。
- (注記)業績予想は、入手している情報および合理的と判断する前提に基づいており、達成を約束するものではない。
重要な注記
- 会計方針:
- 「連結範囲の重要な変更」として、新規12社を連結子会社化。
- 会計基準の変更・見積りの変更・修正再表示に関する特記事項はなし。
- 「営業外収益」の「雑収入」に含めていた「有価証券評価益」を当連結会計年度では区分掲記。
- その他:
- 株主資本比率が低下した(35.9%)。
- キャッシュ・フロー関連指標では、キャッシュ・フロー対有利子負債比率が改善(1.9倍→6.4倍)、インタレスト・カバレッジ・レシオが低下(46.2倍→12.5倍)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4613 |
企業名 | 関西ペイント |
URL | http://www.kansai.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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