「2025年2月期 通期決算説明会」書き起こし記事および動画公開のお知らせ

基本情報

  • 企業名: 株式会社バロックジャパンリミテッド
  • 主要事業分野: ファッション衣料品、小売
  • 代表者名: 代表取締役社長 村井 博之
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年4月14日(月)
    • 説明会形式: オンライン
    • 参加対象: 不明(一般公開されているため、個人投資家も含む)
  • 説明者:
    • 村井 博之 (代表取締役社長 兼 最高経営責任者): 2026年2月期の業績見通しについて説明。
    • 関 達也 (経営企画室長): 2025年2月期の通期決算について説明。
  • 報告期間: 2025年2月期 (通期)

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 連結売上高: 581.8億円 (前年同期比 96.5%)
    • 連結売上総利益: 331.0億円 (前年同期比 96.6%)
    • 連結営業利益: 8.1億円 (前年同期比 41.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: △25.7億円 (前年同期比 1%)
  • 進捗状況: 中期経営計画の「Phase1 最終年度」は2026年2月期に延長。2026年2月期は売上高576億200万円、連結営業利益22億2,700万円などを計画。
  • セグメント別状況:
    • 国内事業:
    • 売上高: 527.3億円 (前年同期比96.2%)
    • 売上総利益: 307.8億円 (前年同期比95.8%)
    • 営業利益: 1.1億円 (前年同期比9.5%)
    • 当期純利益: △5.3億円 (前年同期比を下回る)
    • 海外事業:
    • 中国事業:
    • 売上合計: 47.6億円 (前年同期比87.6%)
    • 持分法適用投資損失: △24.3億円
    • ロイヤリティ収入: 前年同期比58.3%
    • 米国事業:
    • 売上高: 前年同期比121.7%増収
    • 営業利益: 前年同期比159.1%増益

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 連結売上高、売上総利益は前年同期を下回った。
    • 連結営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少した。
    • 中国事業における持分法による投資損失が純利益を大きく押し下げた。
    • 国内事業では、ショッピングセンターブランドの苦戦や不採算ブランド・店舗の整理が減収要因となった。
    • 米国事業は、商品の供給安定化による卸受注回復やECの伸長により増収増益となった。
  • 増減要因:
    • 減収要因: 国内ショッピングセンターブランドの苦戦、不採算ブランド・店舗の整理、中国の個人消費低迷、中国小売会社の仕入抑制。
    • 増益要因: 米国事業の卸売・ECの好調。
    • 販管費: 労務費、EC広告販促、物流設備投資による増加。
  • 競争環境:
    • 国内アパレル事業の「抜本的な見直し」を進めている。
    • 新規事業として、インフルエンサーD2Cブランド、海外ブランドの取り扱いを強化。
    • レディース靴ブランド「73Hours」や新たな大人世代向けアパレルブランドの開発を推進。
  • リスク要因:
    • 中国経済の先行き不透明感。
    • 米国事業「MOUSSY VINTAGE」のブランディング強化。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 国内事業: 構造改革、アパレル事業の企画・MD・生産・販売の抜本的見直し、新規事業開発(インフルエンサーD2C、海外ブランド)。
    • 中国事業: 合弁事業の株式をBelle社へ譲渡し、リスクを解消。Belle社との間でのライセンス契約、総代理店契約は継続。
    • 米国事業: マーケティングリサーチ、ラグジュアリーデニムデザイナー起用、商品開発強化。
    • 新規事業: 新たな大人世代向けアパレルブランド開発、Belle社との靴事業開発。
  • 進行中の施策:
    • The SHEL'TTER TOKYO 東急プラザ表参道「オモカド」店の活用。
    • 73HoursのEC・百貨店展開。
    • MOUSSY VINTAGE のブランディング強化、デザイナー起用。
  • セグメント別施策:
    • 国内: ファッションビル・ステーションビルブランドは前年同期並み、百貨店ブランドは前年同期を上回る。ショッピングセンターブランドは苦戦。The SHEL'TTER TOKYO 免税売上は前年同期比125%増。
    • 中国: 不採算店舗スクラップ、EC強化、直営店~FC展開シフト、Belle社への株式譲渡。
    • 米国: ラグジュアリーデニムデザイナー起用、商品開発。

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2026年2月期):
    • 連結売上高: 576億円 (前期比99.0%)
    • 連結売上総利益: 354億円 (前期比107.1%)
    • 連結営業利益: 22億円 (前期比274.1%)
    • 連結経常利益: 21億円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 13億円
  • 中長期計画:
    • 中期経営計画「Phase1」は2026年2月期に延長。
    • 2030年までに売上高1,000億円、史上最高益を目指す。
    • Phase1最終年度(2026年2月期) KPI目標: 連結営業利益率3.0~4.0%、在庫回転率5.5~6.5回転、ROE4.0~5.0%。
    • Phase2最終年度(2030年2月期) KPI目標: 連結営業利益率8.9%、在庫回転率6.5回転、ROE15.0%。
  • マクロ経済の影響:
    • 日本国内: 景気減速に伴う個人消費の低迷。
    • 米国: グローバル高級デニムジーンズ市場は成長見込み。

配当と株主還元

  • 配当方針: 継続して安定的な株主還元を基本方針とする。
  • 配当実績: 2026年2月期も1株当たり38円の配当を予定。
  • 株主優待: 1単元(100株)以上保有の株主様に、年2回2,000円クーポン券を進呈。

製品やサービス

  • 製品:
    • 「MOUSSY」: 誕生から25年。新しい大人向けアパレルブランド開発のターゲット層となる。
    • 「MOUSSY VINTAGE」: 米国事業の主力として育成。
    • レディース靴ブランド「73Hours」。
  • サービス:
    • SHEL'TTER WEBSTORE (株主優待券利用可能)。
  • 協業・提携:
    • Belle社との提携強化(中国での靴事業、Belle社への合弁会社株式譲渡)。

重要な注記

  • 会計方針: 中国合弁事業の決算期ズレ解消のため、親会社決算期に合わせた数字を連結。
  • リスク要因: 中国経済の先行き不透明感。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3548
企業名 バロックジャパンリミテッド
URL http://www.baroque-global.com/japan/jp/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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