2025年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)

基本情報

  • 企業名: 株式会社デルソーレ
  • 主要事業分野: 食品事業、外食事業(ピザ・エスニックブレッド等の製造販売、レストラン店舗、食物販、宅配)
  • 代表者名: 大河原 泰(代表取締役社長)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月15日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
  • セグメント:
    • 食品事業: ピザ・エスニックブレッド製品等の製造販売
    • 外食事業: レストラン店舗、食物販、宅配の経営
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 9,105,290株(2025年3月末)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月25日予定

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は10,244,632千円(前期比492,065千円減)。純資産は6,120,096千円(前期比512,050千円減)。自己資本比率は59.7%(前期比2.1pt減)。
    • 損益計算書: 売上高は15,403,734千円(前期比13.4%減)。営業利益は561,162千円(前期比54.0%減)。経常利益は539,103千円(前期比57.5%減)。当期純損失は422,804千円(前期は当期純利益599,447千円)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは903,435千円(前期比203,311千円減)。投資活動によるキャッシュ・フローは△254,719千円(前期比102,348千円増)。財務活動によるキャッシュ・フローは△168,457千円(前期比178,285千円減)。期末の現金及び現金同等物は2,737,373千円(前期比480,258千円増)。
  • 収益性:
    • 売上高: 15,403,734千円(前期比 13.4%減)
    • 営業利益: 561,162千円(前期比 54.0%減)
    • 経常利益: 539,103千円(前期比 57.5%減)
    • 当期純利益(損失): ▲422,804千円
    • 1株当たり当期純利益(損失): ▲47.48円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 59.7%(前期末 61.8%)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 3.6%(前期 6.9%)
  • セグメント別:
    • 食品事業: 売上高 12,322,179千円、セグメント利益 ▲193,927千円(前期はセグメント利益 1,513,032千円)
    • 外食事業: 売上高 3,081,567千円、セグメント利益 253,877千円(前期はセグメント利益 74,079千円)
  • 財務の解説:
    • 千葉工場での火災による操業停止や一部製品の休売、主要顧客との取引減少が売上・利益に影響。
    • 火災関連損失、操業停止関連費用等の特別損失、営業外費用の増加が、経常利益および当期純利益を押し下げた。
    • 売上債権の減少、減価償却費、減損損失等により営業活動によるCFはプラスを維持。
    • 自己株式の取得や固定資産の取得等により、投資・財務活動CFはマイナス。
    • 現金及び現金同等物は増加。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期期末配当予想: 12.00円(普通配当12円、記念配当3円)
    • 2026年3月期期末配当予想: 12.00円
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 食品事業: 千葉工場火災の影響により、休売措置等をとった結果、売上・利益ともに前期から大幅に減少。業務用は堅調も、家庭用は厳しさが増した。
    • 外食事業: 堅調な需要がある中、訪日外国人増加等の恩恵を受けたが、コスト増、人手不足等の課題も抱える。店舗展開を進め、セグメント利益は前期比で増加。
  • セグメント戦略:
    • 食品事業: 業務用は新規開拓、既存取引先との関係強化。家庭用は惣菜・ベーカリー、冷凍ピザの投入、アイテム集約による収益改善。創業60周年記念商品の拡販、海外ビジネスの育成。
    • 外食事業: 既存店の質向上(食材ロス低減、コストコントロール)、テイクアウトブランド強化。「おめで鯛焼き本舗」の成長ドライバー化、出店戦略を推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「中期経営計画2026」に基づき、経営理念「食と食の文化を通じてお客様に満足と幸せを提供する」を追求し、「食の安全・安心」を第一に、「“おいしい”で世界をつなぐ」をミッションに、業績向上と財務体質改善、経営基盤強化に取り組む。火災からの早期復旧・販売再開、品揃えの適正化、BCP・原価構造見直しによる生産体制再構築を進める。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 社会・経済活動の正常化が進む一方、物価上昇、円安、不安定な国際情勢等による不透明感が増加。
    • 食品・外食業界は、消費者の節約志向、原材料・人件費・物流費上昇、人手不足等により厳しい経営環境。
    • インバウンド需要の回復は外食事業には追い風。

今後の見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 14,500百万円(前期比 5.9%減)
    • 営業利益: 200百万円(前期比 64.4%減)
    • 経常利益: 100百万円(前期比 81.5%減)
    • 当期純利益: 60百万円(前期は当期純損失422百万円)
  • リスク要因:
    • 物価上昇、消費動向の不透明感。
    • 不安定な国際情勢、為替変動、原材料・資源価格の変動。
    • 人手不足、人件費・物流費の上昇。
    • 火災による生産能力への影響継続。
    • (注記)火災による損害及び関連費用については、受取保険金額および受取時期が未定のため、業績予想に反映されていない。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 日本基準による非連結決算を実施。
    • 経営成績の記載において、前事業年度の「営業外収益」の「受取賃貸料」を「その他」に含めて表示方法を変更(財務諸表の組替えあり)。
    • キャッシュ・フロー計算書において、前事業年度の「その他」の一部を「受取補償金」として独立掲記(財務諸表の組替えあり)。
  • その他:
    • 資産除去債務の見積りの変更により、営業利益・経常利益が減少、税引前当期純損失が増加。
    • 千葉工場の火災による操業停止関連費用、他社営業倉庫での火災損失等について説明あり。
    • 防衛特別法人税の導入に伴う法人税率変更による繰延税金資産等の評価等に影響あり。
    • 重要な後発事象はなし。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2876
企業名 デルソーレ
URL https://www.del-sole.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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