2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

企業概要

  • 企業名: 昭和パックス株式会社
  • 主要事業分野: 産業用包装資材(クラフト紙袋、フィルム製品、コンテナー等)の製造・販売
  • 代表者名: 代表取締役社長 小野寺 香一
  • URL: http://www.showa-paxxs.co.jp
  • 証券コード: 3954
  • 上場取引所: 東証

報告概要

  • 提出日: 2024年2月8日
  • 対象会計期間: 2024年3月期 第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)
  • 問合せ先責任者: 取締役管理本部長 清水 貴雄
  • 発表形式: 決算短信

セグメント

  • 重包装袋: 主力製品はクラフト紙袋。農水産物、プラスター、製粉用途は増加したが、米麦、化学薬品、合成樹脂、セメント、砂糖・甘味の用途は大幅に減少。クラフト紙の価格は高止まり。
  • フィルム製品: 産業用、農業用ともに需要が減少。主原材料であるポリエチレン樹脂の価格は上昇。当社売上数量は前年比マイナス。
  • コンテナー: フレキシブルコンテナの出荷量は、飼料用途は増加、化学工業品、合成樹脂、食品用途は減少。大型ドライコンテナー用インナーバッグ等は増加。
  • 不動産賃貸: 前連結会計年度に一部解約があった。

発行済株式

  • 発行済株式数: (自己株式を含む) 4,450,000株(2024年3月期3Q)
  • 自己株式数: 9,961株(2024年3月期3Q)
  • 期中平均株式数: 4,440,039株(2024年3月期3Q)
  • 時価総額: (記載なし)

今後の予定

  • 決算発表: (記載なし) retrospectively
  • 株主総会: (記載なし)
  • IRイベント: (記載なし)

財務諸表の要点

  • 貸借対照表:
    • 総資産: 31,964百万円(前連結会計年度末比1,613百万円増加)。主な増加要因は現金及び預金、電子記録債権、棚卸資産、投資有価証券。
    • 純資産: 22,656百万円(前連結会計年度末比1,399百万円増加)。主な増加要因は利益剰余金、その他有価証券評価差額金、為替換算調整勘定。
    • 自己資本比率: 68.6%(前連結会計年度末比1.1ポイント増加)。
  • 損益計算書:
    • 売上高: 16,254百万円(前年同期比4.1%減)。
    • 営業利益: 671百万円(前年同期比19.3%減)。
    • 経常利益: 889百万円(前年同期比16.8%減)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 686百万円(前年同期比9.9%減)。
  • キャッシュフロー計算書: (記載なし)

収益性

  • 売上高: 16,254百万円(前年同期比4.1%減)
  • 営業利益: 671百万円(前年同期比19.3%減)
  • 経常利益: 889百万円(前年同期比16.8%減)
  • 四半期純利益: 622,142千円(前年同期比△24.0%) ※四半期連結損益計算書より
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 686百万円(前年同期比9.9%減)
  • 1株当たり四半期純利益: 154.62円(2024年3月期第3四半期)

財務安全性

  • 自己資本比率: 68.6% (2024年3月期第3四半期末)
  • 負債比率: (記載なし)
  • 流動比率: (記載なし)

効率性

  • 総資産回転率: (記載なし)
  • 売上高営業利益率: 4.1% (671百万円 / 16,254百万円) ※対前年同期比では低下(前年同期は831百万円 / 16,949百万円 = 4.9%)

セグメント別収益貢献度

  • 重包装袋: 売上高 10,429百万円、セグメント利益 861,239千円。
  • フィルム製品: 売上高 2,883百万円、セグメント利益 57,163千円。
  • コンテナー: 売上高 1,738百万円、セグメント利益 17,719千円。
  • 不動産賃貸: 売上高 166百万円、セグメント利益 93,993千円。
  • その他: 売上高 1,035,695千円、セグメント損失 △19,374千円。

財務の解説

  • 当第3四半期連結累計期間は、我が国経済の減速や、産業用包装資材の需要低迷、原材料価格の高止まりなどにより、減収減益となった。
  • 特に重包装袋部門では、需要回復の遅れが響き、前年同期比で高い減少率となった。
  • フィルム製品部門でも、価格改定前の駆け込み需要の反動や物価高騰を背景とした買い控えの影響により、売上数量が減少した。
  • 一方で、コンテナー部門では、一部製品の売上増加により増収となった。
  • 財政状態としては、総資産、純資産ともに増加し、自己資本比率も改善している。

配当

  • 中間配当: (実施なし)
  • 期末配当: 20.00円(2024年3月期予想)
  • 年間配当予想: 40.00円(2024年3月期予想)
  • 配当実績:
    • 2023年3月期: 中間配当 20.00円、期末配当 20.00円、年間配当 40.00円
  • 特別配当の有無: (記載なし)

セグメント別状況

  • 重包装袋: 売上高 10,429,946千円、セグメント利益 839,792千円。
  • フィルム製品: 売上高 2,883,390千円、セグメント利益 57,163千円。
  • コンテナー: 売上高 1,738,812千円、セグメント利益 17,719千円。
  • 不動産賃貸: 売上高 166,649千円、セグメント利益 93,993千円。
  • その他: 売上高 1,035,695千円、セグメント損失 △19,374千円。
  • : 売上高 16,254,494千円、セグメント利益 1,008,668千円。(※これは損益計算書計上額の営業利益とは異なります。)
  • 営業利益(四半期連結損益計算書): 671,096千円
  • 差異調整: セグメント利益合計と営業利益の差額は、全社費用 △318,197千円。

セグメント戦略

  • 重包装袋: 「米麦用途は前年を上回りましたが、シェア率の高い合成樹脂、化学薬品用途の需要回復の遅れが響き、業界全体より高い減少率となりました。」とあり、一部用途での回復はみられるものの、一部用途での遅れが影響している。
  • フィルム製品: 「物価高騰を背景とした買い控えの影響もあり、産業用、農業用ともに前期比マイナス」とあり、市況の悪化が影響している。「今後の販売数量の伸長と諸経費の抑制に努めてまいります。」との言及がある。
  • コンテナー: 「海外からの輸入量も前年から減少しています。」「『バルコン』は前年同期比16.5%の減少、液体輸送用1,000ℓポリエチレンバッグ『エスキューブ』、液体輸送用コンテナーライナー『エスタンク』は増加しました。」とあり、一部製品で増加が見られる。
  • 不動産賃貸: 前連結会計年度に賃貸契約に一部解約があったとし、前年同期比で減収となった。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: (記載なし)
  • 進捗状況: (記載なし)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: (記載なし)
  • 市場動向:
    • 国内経済は感染懸念の後退や供給制約の緩和でプラス成長となった時期もあったが、7-9月期は内需の弱さ、10-12月期は消費関連指標の低調により、成長幅は限定的。
    • 鉱工業生産は、部材供給不足の緩和で一時上昇したが、その後は生産用機械工業の受注減少や自動車工業の工場稼働停止の影響で低下。12月は自動車工業等の影響で上昇したが、先行きは不透明。
    • 産業用包装資材業界全体として、景況感の弱さと原材料価格の上昇が業績に影響を与えている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想は当初の予想(2023年5月11日発表)を変更せず、連結売上高23,800百万円、連結経常利益1,130百万円、親会社株主に帰属する当期純利益770百万円を見込んでいる。
    • 現状(第3四半期末)の業績(売上高16,254百万円、経常利益889百万円、親会社株主に帰属する当期純利益686百万円)と比較すると、通期予想達成のためには第4四半期での売上拡大と諸経費抑制が必要。
  • リスク要因:
    • 経済状況: 国内外の景気後退リスク、消費低迷。
    • 原材料価格: クラフト紙、ポリエチレン樹脂等の価格高止まりや更なる上昇。
    • 為替: 円安による原材料費や諸経費の上昇。
    • 取引先の債権問題: 子会社ネスコにおける売掛金回収遅延(係争中)による貸倒引当金計上の可能性。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用(税金費用の計算方法)については、関連する注記を参照。
  • その他:
    • 重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)はない。
    • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はない。
    • 子会社ネスコにおける売掛金回収遅延に関する追加情報が記載されている。現在、訴訟で争っており、回収状況によっては貸倒引当金の計上等により業績予想に影響を与える可能性がある。
    • 「業績予想の適切な利用に関する説明」として、将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報及び合理的と判断する前提に基づくものであり、約束ではない旨、また様々な要因により実際の結果と異なる可能性がある旨が記載されている。
    • 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外である。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3954
企業名 昭和パックス
URL http://www.showa-paxxs.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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