決算説明：明光ネットワークジャパン（4668）

2025年８月期第２四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社明光ネットワークジャパン
  • 主要事業分野: 個別指導塾「明光義塾」の直営・FCでの展開を中心とした教育サービス業等
  • 代表者名: 代表取締役社長 岡本 光太郎
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年4月11日
  • 説明会形式: オンライン
  • 参加対象: 個人投資家
• 説明者:
  • 代表取締役社長 岡本 光太郎
  • 発言概要: 会社概要、決算概要、中期経営計画の進捗、業績予想・配当予想について説明。
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年8月期 第2四半期
• セグメント:
  • 明光義塾直営事業: 個別指導塾「明光義塾」の直営事業
  • 明光義塾FC事業: 個別指導塾「明光義塾」のフランチャイズ事業
  • 日本語学校事業: 日本語学校の運営
  • その他: 上記以外の事業（人材・研修事業、児童発達支援、ICT個別学習塾、アフタースクール等）

業績サマリー

• 主要指標 (2025年8月期 第2四半期実績 vs. 計画):
  • 営業収益: 12,232百万円 (計画 11,380百万円) → +852百万円 (+7.5%)
  • 営業利益: 1,473百万円 (計画 680百万円) → +793百万円 (+116.7%)
  • 経常利益: 1,540百万円 (計画 710百万円) → +830百万円 (+117.0%)
  • 中間純利益: 1,009百万円 (計画 390百万円) → +619百万円 (+158.9%)
• 進捗状況:
  • 主要指標において当初計画を大幅に達成。
• セグメント別状況:
  • 売上高:
  • 明光義塾直営事業: 7,262百万円 (+7.9%)
  • 明光義塾FC事業: 2,038百万円 (-1.8%)
  • 日本語学校事業: 725百万円 (+8.8%)
  • その他: 2,205百万円 (+31.7%)
  • 営業利益:
  • 明光義塾直営事業: 1,183百万円 (+365百万円)
  • 明光義塾FC事業: 702百万円 (+51百万円)
  • 日本語学校事業: 164百万円 (+53百万円)
  • その他: 207百万円 (+260百万円) → 黒字化

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高、各利益において当初計画を大幅に達成。
  • 明光義塾直営事業、その他事業の増収が利益面の大幅な上振れを牽引。
  • WEB問い合わせが好調に推移し、在籍生徒数は想定を大幅に超過。
• 増減要因:
  • 売上増: 明光義塾直営事業、その他事業。
  • 利益増:
  • 売上増に伴う粗利益の増加。
  • 経費（人件費、地代家賃等）の増加を上回る粗利益の増加。
  • 販売費の減少。
• 競争環境:
• リスク要因:

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画「MEIKO Transition」に基づき、「Business Transition」と「Human Transition」を推進。
  • Business Transition:
  • ポートフォリオの進化（教育事業における「伸ばすべき」事業の収益基盤強化）
  • 顧客層（ターゲット）の拡大（通信制高校事業への進出）
  • アライアンス戦略の加速（有力企業や通信制高校との提携）
  • グループアライアンスの実現（グループ統括室によるグループ成長基盤整備）
  • 安心・安全な環境づくり（防犯カメラ設置、心理適性検査の実施）
  • Human Transition:
  • パーパスの浸透・実現に向けた人材育成（POP50対話会の実施、ホスピタリティ人材の育成）
  • グループでの人材活用の仕組み化（ダイバーシティ採用、多様な事業経験、経営幹部の育成、タレントプールの整備）
• 進行中の施策:
  • 「(仮)明光義塾高等学院」の開校に向け、上田煌桜学園と提携。
  • ウチヤマHDグループが自立学習RED事業をスタート。
  • グループ統括室にて、子会社運営に関わるERP等のシステム選定、法制度変更に伴うグループ諸規程の一括update等を実施。
• セグメント別施策:
  • 明光義塾事業:
  • カンパニー制による直営教室・FC教室一体化
  • 教務コンテンツの活用促進（明光式特許10段階学習法、りんご塾）
  • 教室オペレーションのDX推進（ClaMas等の導入）
  • 講師人材の高度戦力化（明光エンカレッジ）
  • 日本語学校事業:
  • 2校の校名統合支援
  • その他:
  • キッズ事業本部売上高の長期推移（CAGR: 15.7%）
  • 「ハッピーキッズスペースみんと 第2北越谷」を開設。

将来予測と見通し

• 業績予想 (2025年8月期 通期):
  • 売上高: 24,500百万円 (+1,920百万円, +8.5% vs. 前期実績)
  • 営業利益: 1,500百万円 (+489百万円, +48.5% vs. 前期実績)
  • 経常利益: 1,570百万円 (+406百万円, +34.9% vs. 前期実績)
  • 当期純利益: 850百万円 (+360百万円, +73.7% vs. 前期実績)
  • 当初計画を上方修正。
• 中長期計画:
  • 中期経営計画「MEIKO Transition」に基づき、2025年8月期-2027年8月期は「収益力成長を推進していく期間」とし、「総合的な人材支援グループ」への進化を目指す。
• マクロ経済の影響:

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 株主還元については、DOE（株主資本配当率）3.5%を目処とする。
• 配当実績 (2025年8月期予想):
  • 年間配当: 26円（前期比 +2円）
  • 第2四半期末: 13円 (前期比 +1円)
  • 期末: 13円 (前期比 +1円)
• 特別配当:
  • 2024年8月期は創業40周年記念配当（特別配当）を実施。

製品やサービス

• 製品:
  • 個別指導塾「明光義塾」
  • ICT教材（自立学習RED）
  • その他（人材・研修サービス、児童発達支援、アフタースクール等）
• サービス:
  • 個別指導学習サービス
  • 人材紹介・研修サービス
  • 児童発達支援、放課後等デイサービス
  • ICTを活用した学習指導
  • 語学教育サービス
• 協業・提携:
  • 上田煌桜学園との提携（さくら国際高等学校運営）
  • ウチヤマHDグループとの自立学習RED事業における協業

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