決算短信：アシロ（7378）

2025年10月期第1四半期 決算短信〔IFRS〕（連結）

基本情報

• 企業名: 株式会社アシロ
• 主要事業分野: メディア事業（リーガルメディア、転職メディア等）、HR事業（人材紹介、派遣）、保険事業（弁護士費用保険等）
• 代表者名: 中山 博登
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年3月14日
  • 対象会計期間: 2025年10月期 第1四半期（2024年11月1日～2025年1月31日）
• セグメント:
  • メディア事業: 「ベンナビシリーズ」を中心としたリーガルメディアと、転職メディア「キャリズム」等の派生メディアの運営。
  • HR事業: 職業安定法に基づく有料職業紹介事業及び労働者派遣法に基づく人材派遣等。
  • 保険事業: 弁護士費用保険の販売等。
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数（自己株式を含む）: 7,380,568株 (2025年10月期 第1四半期)
  • 時価総額: — （本決算短信からは算出不可）
• 今後の予定:

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 損益計算書: 売上収益、営業利益、税引前利益、四半期利益、親会社所有者帰属四半期利益の増減を記載。
  • 貸借対照表: 資産合計、負債合計、資本合計の増減を記載。
  • キャッシュフロー計算書: 営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュフローの状況を記載。
• 収益性:
  • 売上収益: 1,581,021千円（前年同期比63.7%増）
  • 営業利益: 406,074千円（前年同期は103,567千円の損失）
  • 税引前利益: 403,939千円（前年同期は106,365千円の損失）
  • 四半期利益: 264,799千円（前年同期は132,926千円の損失）
  • 親会社所有者帰属四半期利益: 268,503千円（前年同期は128,465千円の損失）
  • 1株当たり利益（基本的）: 36.89円（前年同期は△17.76円）
  • EBITDA: 443,827千円（前年同期比584.4%増）
  • 調整後EBITDA: 423,254千円（前年同期比938.0%増）
• 財務安全性:
  • 親会社所有者帰属持分比率: 58.5%（2025年1月31日時点）　※前連結会計年度末は56.1%
• 効率性:
  • perio売上高営業利益率: (記載なし)
• セグメント別:
  • メディア事業: 売上収益1,430,421千円（同59.1%増）、セグメント利益504,981千円（同446.8%増）。
  • HR事業: 売上収益132,486千円（同170.9%増）、セグメント利益34,844千円（同80,046千円の損失から改善）。
  • 保険事業: 売上収益18,115千円（同0.9%減）、セグメント利益17,199千円の損失（前年同期は20,075千円の損失）。
• 財務の解説:
  • 売上収益、営業利益、各段階利益ともに前年同期比で大幅に伸長。これは、中期経営計画で設定した「利益創出期間」における施策が奏功したことによる。
  • メディア事業では、新規顧客獲得や解約率低減、高価格商品の販売が好調。派生メディアでは、採用意欲の高まりを背景とした「キャリズム」の案件数増加が寄与。
  • HR事業は、効率性重視の体制により大幅な増収と黒字化を達成。
  • 保険事業は、既存商品への注力から新商品開発へのシフトにより、売上は微減ながら損失幅は縮小。
  • 資産合計は前期末比で減少したが、これは流動資産の現金同等物の減少と非流動資産の有形固定資産及び使用権資産の減少による。
  • 負債合計は流動負債、非流動負債ともに前期末比で減少。
  • 資本合計は増加。これは四半期利益の計上による利益剰余金の増加、期末配当実施等による資本剰余金の減少による。
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは黒字化し、大幅な増加。投資活動、財務活動によるキャッシュ・フローは、それぞれ有形・無形固定資産の取得、配当金支払、借入金返済等により流出超過。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年10月期: 期末配当 24.18円
  • 2025年10月期（予想）: 年間配当 33.90円

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • メディア事業: 売上収益1,430,421千円、セグメント利益504,981千円。リーガルメディア、派生メディアともに好調。
  • HR事業: 売上収益132,486千円、セグメント利益34,844千円。効率性重視の体制により大幅増収、黒字化。
  • 保険事業: 売上収益18,115千円、セグメント利益△17,199千円。新商品開発への注力。
• セグメント戦略:
  • メディア事業では、新規ユーザー獲得施策や高価格商品販売に注力。
  • HR事業では、効率性を重視した体制で売上拡大と黒字化を目指す。
  • 保険事業では、法人向け保険への注力方針。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 2025年10月期に売上収益55億円、営業利益11億円を目標とする中期経営計画を策定。「利益創出期間」と位置づける当連結会計年度において、第1四半期で大幅な利益伸長を達成しており、計画達成に向けた順調なスタートを切っている。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: — （本決算短信からは判断不可）
• 市場動向:
  • インターネット広告市場は、マスコミ四媒体広告費を上回る成長を継続。
  • 企業の採用意欲の高まりがHR事業の成長を後押し。

今後の見通し

• 業績予想: 2025年10月期の連結業績予想（売上収益6,326百万円、営業利益1,265百万円、税引前利益1,261百万円、四半期利益820百万円）から変更なし。
• リスク要因:
  • 国内経済は、物価上昇や海外景気の下振れリスクなど、依然として先行き不透明な状況。

重要な注記

• 会計方針:
  • IFRS適用。
  • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更はありません。
• その他:
  • 四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは実施済み。
  • のれんの減損について、前第1四半期連結累計期間で136,549千円を計上（派生メディア事業に運営するビッコレ関連事業）。当第1四半期連結累計期間における該当事項はありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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