2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社クエスト
- 主要事業分野: ITサービス、システム開発、インフラサービス
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月29日
- 参加対象: 個人投資家
- 説明者:
- 発表者: 小泉 裕(取締役 上席執行役員 経営企画管理・経理担当)
- 発言概要: 2024年度通期実績、2025年度業績予想、中期経営計画の進捗、成長戦略について説明。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年度(2025年3月期)
- セグメント:
- システム開発: 主に各種業務系ユーザーソフトウェア開発・保守管理業、ネットワークエンジニアリング業など
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 14,936百万円(前期比+5.0%)
- 営業利益: 1,055百万円(前期比+5.8%)
- 経常利益: 1,112百万円(前期比+4.8%)
- 純利益: 767百万円(前期比+10.3%)
- 1株当たり利益(EPS): 143.26円
- EBITDA: 1,273百万円(前期比+3.7%)
- 進捗状況:
- 第2期・中期経営計画(2024-26年度)の目標達成に向け、会社分割やM&A等により計画の前倒し実現を目指す。
- セグメント別状況:
- システム開発: 売上高 9,252百万円(構成比61.9%、前期比+7.0%)
- インフラサービス: 売上高 5,634百万円(構成比37.7%、前期比+1.2%)
- その他: 売上高 49百万円(構成比0.4%、前期比+263.5%)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高、営業利益、経常利益が過去最高を更新。
- 売上高は12期連続、営業利益は7期連続で過去最高を更新。
- EBITDAも堅調に増加。
- 1株当たり年間配当額は58円(普通配当53円、記念配当5円)を予定。
- 増減要因:
- 増収効果・業務改善効果: +114百万円
- ソリューション開発投資等の増加: -43百万円
- 人材投資の増加: -69百万円
- 社内DX化推進投資: -2百万円
- 本社機能の業務効率化: +42百万円
- その他費用: +16百万円(FY23本社移転含む)
- 競争環境:
- IT業界全体で技術者不足が慢性化。信頼される開発パートナーとしての重要性が高まっている。
- リスク要因:
- IT人材の需要増に伴う業界全体の人材不足および採用難。
- 米国の政策や海外景気、為替変動等による顧客産業への影響。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- Quest Vision 2030: 2030年度目標として売上高200億円超、企業価値250億円超を目指す。
- 第2期・中期経営計画(2024-26年度):
- 基本方針:
- 事業ポートフォリオの変革
- 人と技術への未来投資
- 事業体質と経営基盤の強化
- 重点戦略:
- 顧客産業・ポートフォリオ戦略
- 事業構造戦略(付加価値領域の拡大)
- 人財戦略(人的資本価値を高める)
- 株式会社セプトの連結子会社化(2025年4月15日):
- 成長戦略下支えとなるエンジニアリソースの強化、安定したサービス供給体制の確立。
- シナジー効果として、機会損失削減、トップライン拡大、収益性向上を期待。
- 進行中の施策:
- 生成AIに関する取り組み:社内業務効率化、ビジネスへの活用、ソリューションへの応用。
- 事業構造戦略:ソリューションサービスの割合を2030年度までに30%へ拡大。
- 既存ビジネス(コアサービス)の深耕、新規領域拡大。
- 工数に依存しないビジネス(ソリューションサービス)の増加。
- 利益率の高い領域の拡大。
- コアサービス: IT/OT^*を駆使した安定稼働実績、高度セキュリティを担保するITインフラ、システム高負荷時でも安定運営導入実績、課題解決に必要な技術教育。
- ソリューションサービス: エンジニアリングソリューション、サプライチェーンソリューション、データエンジニアリングソリューション、クラウド型マネージドサービス。
- セグメント別施策:
- システム開発(コアサービス):
- 顧客産業軸・技術・ソリューション軸での事業展開強化、組織体制抜本改革 。
- 付加価値の高いビジネス領域へのリソースシフト。
- インフラサービス(コアサービス):
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年度):
- 売上高: 16,860百万円(前期比+12.9%)
- 営業利益: 1,180百万円(前期比+11.8%)
- 経常利益: 1,240百万円(前期比+11.5%)
- 純利益: 845百万円(前期比+10.1%)
- EPS: 157.32円
- EBITDA: 1,439百万円(前期比+13.0%)
- 中長期計画:
- Quest Vision 2030達成に向け、第2期中期経営計画(2024-26年度)の着実な進捗。
- マクロ経済の影響:
- 国内IT支出のトレンドは継続拡大、DX市場の成長性は継続。
- グローバル大手顧客の生産効率向上によるIT投資拡大傾向。
- AI、自動化関連投資の急拡大。
- システム老朽化対策需要の拡大。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 安定的かつ継続的な配当水準の維持・向上。
- 業績に応じた利益還元。
- 将来への成長投資・不測の事態への備えとのバランスを考慮。
- 連結配当性向35%以上、DOE4.0%以上を目安。
- 配当実績:
- FY25(予想): 55円(普通配当、2円増配予定)
- 特別配当:
- 2025年3月期は創立60周年記念配当として5円を実施。
製品やサービス
- 製品:
- サービス:
- コアサービス:
- システム開発
- インフラサービス
- ソリューションサービス:
- エンジニアリングソリューション (PLM等)
- サプライチェーンソリューション (ERP・CRM等)
- データエンジニアリングソリューション
- クラウド型マネージドサービス
- 協業・提携:
- 株式会社セプトとの連携によるシナジー効果を期待。
重要な注記
- 会計方針:
- FY21まで単体ベース、FY22以降は連結ベース。
- リスク要因:
- その他:
- 2030年度の飛躍に向けた基盤強化と着実な成長を目指す。
- 「New Growth, Go Quest」をスローガンに、投資先として選ばれる企業を目指す。
- 当社グループにおける事業概況や成長戦略及び達成シナリオに関する資料本編は、6月下旬頃公開予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2332 |
企業名 | クエスト |
URL | http://www.quest.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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