2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社JMS
    • 主要事業分野: 医療機器(輸液・栄養領域、透析領域、外科治療領域、血液・細胞領域)
    • 代表者名: 桂 龍司
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月9日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日 〜 2025年3月31日(2025年3月期)
  • セグメント:
    • 日本: 医療用手袋、プレフィルドシリンジ製剤、摂食嚥下関連用品、薬剤調製・投与クローズドシステム、血液透析装置、関係会社販売。
    • シンガポール: 欧州向け成分献血用回路、アフリカ及びアジア向け血液バッグ。
    • 中国: AVF針、人工腎臓用血液回路。
    • フィリピン: 関係会社販売。
    • ドイツ: 透析用チェア。
    • その他: 北米向けAVF針、中国向け白血球除去フィルター。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 24,733,466株(2025年3月期期末)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2025年6月24日
    • IRイベント: 配当支払開始予定日 2025年6月25日

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は81,432百万円(前期末比3,277百万円減)。流動資産は45,773百万円(前期末比2,892百万円減)、固定資産は35,658百万円(前期末比384百万円減)。負債合計は40,504百万円(前期末比3,457百万円減)、純資産合計は40,927百万円(前期末比179百万円増)。
    • 損益計算書: 売上高は69,749百万円(前期比6.8%増)。営業利益は872百万円(前期は営業損失268百万円)。経常利益は514百万円(前期比252.7%増)。親会社株主に帰属する当期純利益は89百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失36百万円)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは1,467百万円(前期比167億2百万円減)。投資活動によるキャッシュ・フローは△3,132百万円(前期は△42億39百万円)。財務活動によるキャッシュ・フローは△3,186百万円(前期は47億75百万円)。期末現金及び現金同等物は5,507百万円(前期末比47億97百万円減)。
  • 収益性:
    • 売上高: 69,749百万円 (前期比+6.8%)
    • 営業利益: 872百万円 (前期: △268百万円)
    • 経常利益: 514百万円 (前期比+252.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 89百万円 (前期: △36百万円)
    • 1株当たり当期純利益: 3.65円 (前期: △1.48円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 50.1% (前期末: 47.9%)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 1.3% (前期: △0.4%)
  • セグメント別:
    • 売上高: 日本 42,569百万円、シンガポール 15,396百万円、中国 2,242百万円、フィリピン –、ドイツ 4,468百万円、その他 5,048百万円。
    • 利益貢献度: 日本セグメント利益1,483百万円。シンガポール△200百万円、中国△28百万円、フィリピン△415百万円、ドイツ454百万円、その他△385百万円。
  • 財務の解説:
    • 売上高は、一部製品の販売減があったものの、プレフィルドシリンジ製剤、摂食嚥下関連用品、薬剤調製・投与クローズドシステムの販売が堅調に推移し、海外でも血液バッグやAVF針の販売が増加したことなどから、前期比6.8%増となりました。
    • 利益面では、原材料費等の高騰や設備投資に伴う減価償却費の増加がありましたが、増収効果や価格転嫁の推進により、営業利益は黒字転換しました。経常利益は為替差損を計上したものの、増収効果により大幅に増加しました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 17.00円 (中間8.50円、期末8.50円)
    • 2025年3月期: 17.00円 (中間8.50円、期末8.50円)
    • 2026年3月期(予想): 17.00円 (中間8.50円、期末8.50円)
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 日本: 売上高42,569百万円(前期比7.3%増)、セグメント利益1,483百万円(前期比146.4%増)。
    • シンガポール: 売上高15,396百万円(前期比9.8%増)、セグメント△200百万円(前期は△280百万円)。
    • 中国: 売上高2,242百万円(前期比12.8%増)、セグメント△28百万円(前期は△84百万円)。
    • フィリピン: 売上高3,661百万円(前期比1.8%減)、セグメント△415百万円(前期は△245百万円)。
    • ドイツ: 売上高4,468百万円(前期比5.2%増)、セグメント454百万円(前期比6.4%減)。
    • その他: 売上高5,048百万円(前期比24.9%増)、セグメント△385百万円(前期は11百万円)。
  • セグメント戦略:
    • 各セグメントとも、市場環境や競争環境に応じて、製品販売、地域別戦略を展開。特に、日本、シンガポール、中国での売上拡大に注力。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 中期経営計画2027のもと、コスト上昇の影響を吸収するための価格転嫁や原価低減を進め、持続的な企業価値向上を目指している。
  • 進捗状況: 具体的な進捗状況は記載なし。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 高齢化や慢性疾患の増加を背景に、在宅医療や診断・治療支援へのニーズが増加。グローバルな事業環境は厳しさを増しているが、医療機器市場は安定した成長が見込まれる。特に、遠隔診療や在宅医療分野でのデジタル技術活用が重要。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期(通期)売上高予想 68,000百万円(前期比△2.5%)。
    • 営業利益予想 900百万円(前期比3.1%増)。
    • 経常利益予想 600百万円(前期比16.5%増)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益予想 200百万円(前期比123.4%増)。
    • 1株当たり当期純利益予想 8.16円。
  • リスク要因: 販売競争の激化、大口顧客の失客、輸送運賃や諸物価の高騰、賃上げによるコスト増。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準に基づき連結財務諸表を作成。国際財務報告基準(IFRS)適用については、諸情勢を考慮して対応。
  • その他: 重要な後発事象はない。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7702
企業名 JMS
URL http://www.jms.cc/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。