決算短信：JMS（7702）

2024年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社JMS
  • 主要事業分野: 医療機器・医薬品（輸液・栄養領域、透析領域、外科治療領域、血液・細胞領域）
  • 代表者名: 桂 龍司
  • URL: https://www.jms.cc/
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年5月14日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日～2024年3月31日
• セグメント:
  • 日本、シンガポール、中国、フィリピン、ドイツ
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数: 24,733,466株
  • 期末自己株式数: 251,493株
  • 期中平均株式数: 24,470,578株
• 今後の予定:
  • 決算発表: N/A（当期決算短信のため）
  • 株主総会開催予定日: 2024年6月25日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月26日
  • 配当支払開始予定日: 2024年6月26日

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 貸借対照表: 総資産は847億9百万円（前期比103億1百万円増）。自己資本比率は47.9%（前期末比3.9ポイント減）。
  • 損益計算書: 売上高は652億92百万円（前期比2.4%増）。営業損失は2億68百万円（前期は営業利益7億24百万円）。経常利益は1億45百万円（前期比75.1%減）。親会社株主に帰属する当期純損失は36百万円（前期は親会社株主に帰属する当期純利益2億81百万円）。
  • キャッシュ・フロー: 営業活動によるキャッシュ・フローは31億40百万円（前期比6億54百万円増）。投資活動によるキャッシュ・フローは42億39百万円の支出超過（前期比5億48百万円増加）。財務活動によるキャッシュ・フローは47億75百万円の収入超過（前期比42億50百万円増加）。期末現金及び現金同等物は103億4百万円。
• 収益性:
  • 売上高: 65,292百万円（前期比 2.4%増）
  • 営業利益: △268百万円（前期比 減益）
  • 経常利益: 145百万円（前期比 75.1%減）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △36百万円（前期比 減益）
  • 1株当たり当期純利益: △1.48円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 47.9%（前期末 51.8%）
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: △0.4%（前期 1.1%）
  • 売上高経常利益率: 0.2%（前期 0.8%）
• セグメント別: （詳細は後述）
• 財務の解説:
  • 売上高は、海外需要の回復や円安による円貨換算額の増加が寄与し増加。
  • 利益面では、原材料費や電力費の高騰、労務費、研究開発費の増加、棚卸資産の評価減などが影響し、営業損失、経常利益の減少、当期純損失となった。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2023年3月期: 年間17.00円（中間8.50円、期末8.50円）
  • 2024年3月期: 年間17.00円（中間8.50円、期末8.50円）
  • 2025年3月期（予想）: 年間17.00円（中間8.50円、期末8.50円）
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 日本: 売上高は3.8%減、セグメント利益は59.1%増。
  • シンガポール: 売上高は7.2%増、セグメント損失は拡大。
  • 中国: 売上高は9.7%減、セグメント損失は拡大。
  • フィリピン: 売上高は0.3%増、セグメント損失は拡大。
  • ドイツ: 売上高は13.3%増、セグメント利益は171.6%増。
  • その他: 売上高は24.8%減、セグメント利益は91.8%減。
• セグメント戦略:
  • 各地域で事業を展開し、生産体制を補完。
  • 「日本」では、薬剤調製・投与クローズドシステム等販売が堅調。
  • 「ドイツ」では、AVF針や血液バッグ販売が好調。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画2027のもと、コスト上昇の影響を吸収するよう価格転嫁や原価低減を進め、短期的な収益改善と中長期的な企業価値向上を目指す。

競合状況や市場動向

• 医療機器市場は、高齢化、健康志向、新興国のインフラ整備、医療デジタル化の推進などを背景に安定的な成長が見込まれる。
• 一方で、販売競争の激化、単価下落、輸送費や原材料価格の上昇、賃上げなどのコスト押上げ要因も存在する。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年3月期：売上高70,000百万円（前期比7.2%増）、営業利益800百万円、経常利益800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益400百万円。
• リスク要因:
  • 販売競争の激化、単価下落、大口顧客の失客。
  • 輸送運賃の上昇、諸物価の高騰、賃上げによるコスト増。
  • 為替レートの変動（1米ドル=145円、1ユーロ=156円、1シンガポールドル=106円を前提）。

重要な注記

• 会計方針: 日本基準に基づき連結財務諸表を作成。IFRS適用については、諸情勢を考慮して対応。
• 企業結合: ジェイ・エム・エス・シンガポールPTE. LTD.が旭化成医療科技(張家港)有限公司の出資持分を取得し、連結範囲に含める。取得価額は1,584百万円。

本資料は、提供された決算短信に基づき作成されたものであり、投資助言を目的としたものではありません。投資に関する最終的な意思決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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