決算説明：KDDI（9433）

2025年3月期　第2四半期決算説明会資料

基本情報

• 企業概要: KDDI株式会社、通信事業、その他事業（金融、エネルギー、ローソン等）、代表取締役社長CEO 高橋 誠
• 説明会情報: 2024年11月1日、オンライン/オフライン形式は不明、参加対象は不明
• 説明者: 高橋 誠（代表取締役社長CEO）、発言概要は資料全体に渡る。
• 報告期間: 2024年4月～9月（2025年3月期2Q）
• セグメント: パーソナルセグメント、ビジネスセグメント

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 28,557億円 (前年同期比 +2.8%)
  • 営業利益: 5,731億円 (前年同期比 +2.3%)
  • 前年同期比: 売上高+2.8%、営業利益+2.3%
• 進捗状況: 通期予想に対し、売上高49.5%、営業利益51.6%の進捗。
• セグメント別状況:
  • パーソナルセグメント：総合ARPU収入拡大、ブランド別ARPUも順調。au移行数増加。
  • ビジネスセグメント：売上高、営業利益ともに二桁成長。グロース領域が成長を牽引。

業績の背景分析

• 業績概要: 増収増益。通信ARPU収入の継続的増収、DX(ビジネスセグメント)の営業利益二桁成長、金融・エネルギー事業の増益が貢献。
• 増減要因: 通信ARPU収入、DX、金融、エネルギー事業の好調が営業利益増加の主な要因。技術コスト、販促費増加によるマイナス影響あり。
• 競争環境: マルチブランド戦略、高品質ネットワークによる競争優位性を強調。Opensignal社によるユーザー体感評価で18部門中13部門でNo.1を獲得。
• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題などは言及されているものの、具体的な影響は不明。

戦略と施策

• 現在の戦略: サテライトグロース戦略。Core/Orbit1（既存事業の成長トレンド継続）、Orbit2/ローソン（新規事業領域の利益顕在化）の2軸で成長を目指す。
• 進行中の施策: DX推進、マルチブランド戦略、ローソンとの連携強化、Starlinkなど新規事業への取り組み、AIインフラ構築、人財戦略。
• セグメント別施策:
  • パーソナルセグメント：総合ARPU収入最大化に向けた取組み、マルチブランド戦略による顧客基盤拡大、付加価値サービス提供。
  • ビジネスセグメント：高利益率事業の拡大、AIを活用したDX推進、WAKONXによる業界課題解決。

将来予測と見通し

• 業績予想: 通期予想に対する進捗は良好だが、具体的な次期業績予想は不明。
• 中長期計画: 26.3期売上高2,000億円を目指すIoT関連サービス、ローソンとの連携による店舗オペレーション30%削減(2030年度)などの目標。
• マクロ経済の影響: 具体的な言及は少ない。

製品やサービス

• サービス: 通信サービス（au、UQ mobile、povo）、金融サービス（auじぶん銀行、au PAY）、エネルギーサービス（auでんき）、その他付加価値サービス。
• 協業・提携: ローソンとの連携、Starlinkとの協業。

重要な注記

• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題など。
• その他: MWC25 Barcelonaへの出展予定。

その他

• 株式分割（1対2）、自己株式取得（1,000億円上限）を実施予定。

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