2024年度決算説明会
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 東芝テック株式会社
- 主要事業分野: リテールソリューション、ワークプレイスソリューション
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月12日
- 参加対象: 個人投資家
- 説明者:
- 発表者: — (役職)
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年度(2023年4月1日~2024年3月31日)
- セグメント:
- リテールソリューション: 小売業向けのソリューション提供
- ワークプレイスソリューション: オフィスや店舗向けのワークフローソリューション提供
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 5,770億円(前年比 +289億円)
- 営業利益: 203億円(前年比 +44億円)
- 経常利益: 183億円(前年比 +73億円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 299億円(前年比 +366億円)
- 前年同期比: 全ての主要指標で増収増益
- 進捗状況:
- 営業利益計画180億円を達成 (+23億円)、計画達成率113%
- セグメント別状況:
- リテールソリューション:
- 売上高: 3,336億円(前年比 +226億円)
- 営業利益: 81億円(前年比 +58億円)
- 国内事業は堅調に推移、海外事業は黒字転換に向けて構造改革を実施。
- ワークプレイスソリューション:
- 売上高: 2,471億円(前年比 +55億円)
- 営業利益: 122億円(前年比 -15億円)
- 構造改革とポートフォリオ強化により、2020年度から大幅改善、2023年度以降収益安定化。
- リテールソリューション:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年超え。
- 売上高および当期純利益は過去最高を達成。
- リテール事業、ワークプレイス事業ともに営業利益計画を達成。
- 増減要因:
- 増益要因:
- 粗利の増加 (+66億円)
- 規模影響、為替影響 (円安)
- 研究費の増加 (+60億円)
- 人件費の増加 (+30億円)
- 減益要因:
- ワークプレイスソリューションの営業利益減 (-15億円)
- 販管費の増加 (合計 +22億円、うち研究費+60億円、人件費+30億円、その他+16億円、為替影響-69億円)
- 増益要因:
- 競争環境:
- POSシステムシェア:世界・国内ともにNo.1 (世界18%、国内52%)
- MFP稼働台数 (全世界): 約140万台
- グローバル拠点: 62社、グローバル保守人員: 約5,000人
- リスク要因:
- 米国追加関税によるコストアップ (年間影響額: 営業利益 △120億円)
- 市況不透明感 (特に米国)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 基礎収益力向上施策の継続
- 将来の成長に向け新規DXビジネスへの投資継続
- 事業承継や構造改革を実行し、アセットライト化による安定収益基盤の強化
- 生成AIを活用したデータのバーティカルインテグレーションにより、事業ドメインを拡大
- ELERA®プラットフォームを軸としたグローバル展開
- 進行中の施策:
- ①ELERA-国内:
- 契約社数・店舗数拡大、連携パートナー増加。
- 量販、飲食、その他(クラウド型POS等)におけるデータタッチポイントを拡充。
- ②データ・ソリューション:
- 新会社「ジャイナミクス」設立(2024/10)し、小売業界のDX化推進、業界横断データ連携を目指す。
- SW開発体制強化(ソフトウェア開発センター新設 2025/4)、グローバルなSW開発連携強化。
- ③ELERA-海外:
- 対前年度2.3倍の売上伸長。
- セルフレジ向け不正防止機能(3,000レーン稼働)、ELERA® Security Suite (2,500万トランザクション突破)。
- 「Commerce Experience Management Platform of the Year」受賞。
- 米国量販店、中米大手小売店等へのELERA®プラットフォーム導入。
- ④海外リテール:
- 事業基盤の盤石化(主要リテーラーとの取引拡大、顧客満足度向上)。
- 2024年度売上レコード達成(対前年度18%増)。
- 欧州構造改革(アウトソーシング、バックオフィス機能集約、人員削減)による固定費削減効果(2026年度~約15億円/年)。
- ⑤ワークプレイスソリューション事業:
- リコー社とエトリア社を設立(2024/7)、沖電気工業社が参画予定(2025/10)。
- 理想テクノロジーズ社へインクジェットヘッド事業を承継(2024/7)。
- e-BRIDGE SKY Suite™ を活用したワークプレイスソリューション拡大(オフィスソリューション売上伸長率122%、オートIDソリューション販売本数伸長率148%)。
- ①ELERA-国内:
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 2025年度営業利益は、関税影響前で2024年度比約2割増を見込んでいたが、追加関税によるコストアップ対策後の影響額、および米国を主因とした市況不透明による減収影響額を考慮し、現時点では業績見通しは未定。
- 中長期計画:
- マクロ経済の影響:
- 為替:
- 1円円安の場合、2025年度の売上高は年間+18億円(US$)、+3億円(EUR)、営業損益は年間△1.4億円(US$)、+1.5億円(EUR)の影響。
- 米国追加関税: 年間営業利益△120億円の影響を見込む。
- 為替:
配当と株主還元
- 配当実績:
- 2024年度配当: 45円(中間、期末ともに実施)
- 2023年度配当: 45円
製品やサービス
- 主要製品・サービス:
- リテールソリューション: POSシステム、セルフレジ、無人店舗システム
- ワークプレイスソリューション: コピー機、複合機、プリンター、クラウドサービス (e-BRIDGE SKY Suite™)
- 協業・提携:
- Qualcomm社との次世代エッジコンピューティングに関するIoTパートナーシップ
- Toshiba Commerce Marketplaceにて20社以上と連携
- リコー社、エトリア社、沖電気工業社との連携
重要な注記
- リスク要因:
- 米国追加関税によるコストアップ
- 市況不透明感
- その他:
- 2024年度単独決算であり、会社法上の開示財務諸表とは異なる。
- 本資料には将来に関する記述が含まれるが、その実現を約束するものではない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6588 |
企業名 | 東芝テック |
URL | http://www.toshibatec.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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