2025年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: クラスターテクノロジー株式会社
- 主要事業分野: ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業、マクロ・テクノロジー関連事業
- 代表者名: 代表取締役社長 安達 良紀
- 上場取引所: 東証
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業: 機能性樹脂複合材料、機能性精密成形品、PIJ関連製品(パルスインジェクター®)などを扱う事業。
- マクロ・テクノロジー関連事業: 機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子、金型・部品などを扱う事業。
- その他事業: 医療薬品容器の異物検査事業など。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 5,692,800株 (期末、自己株式を含む)
- 期中平均株式数: 5,692,592株
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年6月25日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は1,836百万円(前期比+92百万円)、純資産は1,651百万円(前期比+100百万円)。
- 損益計算書: 売上高は1,022百万円(前期比+11.3%)、営業利益は108百万円(前期比+57.9%)、経常利益は110百万円(前期比+57.6%)、当期純利益は100百万円(前期比+75.5%)。
- キャッシュ・フロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは148百万円(増加)、投資活動によるキャッシュ・フローは△49百万円(減少)、財務活動によるキャッシュ・フローは△2百万円(減少)。期末現金及び現金同等物は358百万円。
- 収益性:
- 売上高: 1,022百万円 (前期比 11.3% 増)
- 営業利益: 108百万円 (前期比 57.9% 増)
- 経常利益: 110百万円 (前期比 57.6% 増)
- 当期純利益: 100百万円 (前期比 75.5% 増)
- 1株当たり当期純利益: 17.68円 (前期 10.08円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 90.0% (前期 89.0%)
- 総資産: 1,836百万円 (前期 1,743百万円)
- 純資産: 1,651百万円 (前期 1,551百万円)
- 負債合計: 184百万円 (前期 192百万円)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 10.6% (前期 7.5%)
- 売上高経常利益率: 10.8% (前期 7.6%)
- セグメント別:
- ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業: 売上高 821百万円 (前期比 14.4%増)、セグメント利益 380百万円 (前期比 15.6%増)。
- マクロ・テクノロジー関連事業: 売上高 184百万円 (前期比 4.4%減)、セグメント利益 50百万円 (前期比 17.6%減)。
- その他事業: 売上高 16百万円 (前期比 120.5%増)、セグメント利益 2百万円 (前期比 192.8%増)。
- 財務の解説:
- 売上高は、映像機器分野や産業機器分野の好調、マクロ・テクノロジー関連事業の後半の回復により、前中期経営計画の目標を1年遅れで達成し、過去最高を更新。
- 利益面では、売上高の好調、工場の稼働率向上、利益率の高い製品の伸長、製造費用や販売費及び一般管理費の抑制により、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新。
- 資産は、主に現金及び預金の増加により増加。
- 負債は、未払消費税等の減少などにより微減。
- 純資産は、当期純利益の計上により増加。
- キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益と棚卸資産の増加等により増加。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出により減少。財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済等により微減。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 期末配当 4.00円 (年間配当金合計 4.00円)
- 2025年3月期: 期末配当 4.00円 (年間配当金合計 4.00円)
- 2026年3月期(予想): 期末配当 — (年間配当金合計 –)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業: 売上高 821,407千円、セグメント利益 380,595千円。主力である映像機器分野はミラーレスカメラの好調に支えられ、売上高が予想を大幅に上回り増加。産業機器分野は新機種の量産が寄与して大幅に増加。レジャー分野も新機種が寄与し増加。
- マクロ・テクノロジー関連事業: 売上高 184,760千円、セグメント利益 50,468千円。景気動向の影響は受けにくいものの、ライフラインを支えるインフラ整備に使用される製品は底堅く推移。
- その他事業: (医療薬品容器の異物検査事業) 売上高 16,573千円、セグメント利益 2,093千円。当期後半の受注増加により大幅に増加。
- セグメント戦略:
- 「新規開拓に向けた営業力の強化」として、顧客訪問件数及び進捗状況の見える化を推進。
- 展示会への出展も実施。
- ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業では、海外アウトドア需要や売れ筋機種、新機種への期待。
- マクロ・テクノロジー関連事業では、 infra 整備需要、設備投資、リニューアル需要、新規顧客からの受注に期待。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 新中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)をスタート。
- 「チームワークと実行力の強化!」をスローガンに、 ①新規開拓に向けた営業力の強化、②環境への対応と未来への商品開発、③生産力の強化と人材育成 を推進。
- 2024年3月期売上高目標10億円超を1年遅れで達成し、過去最高を更新。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 映像機器分野: デジタルカメラ市場、特にミラーレスカメラ市場は好調に推移。
- OA機器分野: 過去2期間の中国経済の影響による低迷から回復傾向。
- 産業機器分野: 遅れていた新機種の貢献や受注増による好調。
- インフラ関連: 景気動向の影響は受けにくいが、設備投資やリニューアル需要で底堅く推移。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 通期予想: 売上高 1,144百万円 (前期比 11.9%増)、営業利益 111百万円 (前期比 2.1%増)、経常利益 114百万円 (前期比 2.8%増)、当期純利益 77百万円 (前期比 23.5%減)。
- リスク要因:
- 中国及び欧州経済の停滞。
- 米政権による関税政策や地政学的緊張などの不透明要因。
- 原材料高及び人件費上昇によるコスト増。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更、①以外の会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はいずれも「無」。
- 日本基準で財務諸表を作成する方針。IFRSの適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応。
- その他:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
- 業績予想の適切な利用に関する説明として、本資料に記載の業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を約束するものではなく、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がある旨の記載あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4240 |
企業名 | クラスターテクノロジー |
URL | http://www.cluster-tech.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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