2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: オリエンタル白石株式会社
    • 主要事業分野: 建設事業、鋼構造物事業、港湾事業
    • 代表者名: 大野 達也
    • URL: https://www.orsc.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月13日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
  • セグメント:
    • 建設事業: プレストレストコンクリート土木構造物の建設・製造販売、ニューマチックケーソン工法を用いた建設工事、橋梁等の補修補強工事、プレストレストコンクリート建築構造物の設計施工、建設機材の設計・製作。
    • 鋼構造物事業: 橋梁等の鋼構造物の設計・製作・架設工事、補修補強等。
    • 港湾事業: 港湾・土木・建築工事。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 138,809,400株 (2025年3月末)
    • 時価総額: – (決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月13日
    • 株主総会: 2025年6月25日
    • IRイベント: 機関投資家アナリスト向け決算説明会開催 (記載あり)

財務指標

  • 財務諸表:
    • 損益計算書:
      • 売上高: 64,553百万円(前年同期比4.2%減)
      • 営業利益: 5,434百万円(前年同期比16.8%減)
      • 経常利益: 5,556百万円(前年同期比15.6%減)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,715百万円(前年同期比19.8%減)
      • 1株当たり当期純利益: 28.07円
    • 貸借対照表:
      • 総資産: 77,574百万円(前年同期比6.2%増)
      • 負債合計: 26,305百万円(前年同期比14.4%増)
      • 純資産合計: 51,268百万円(前年同期比2.6%増)
      • 自己資本比率: 66.1%(前年同期38.8%)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 7,803百万円(前年同期比48.0%増)
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △5,211百万円(前年同期は△996百万円)
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △2,895百万円(前年同期は1,999百万円)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 19,877百万円(前年同期20,180百万円)
  • 収益性:
    • 売上高: 64,553百万円
    • 営業利益: 5,434百万円
    • 経常利益: 5,556百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,715百万円
    • 1株当たり当期純利益: 28.07円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 66.1%
    • 流動比率: – (決算短信に記載なし)
    • 負債比率: – (決算短信に記載なし)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 8.4% (前年同期9.7%)
    • 総資産回転率: – (決算短信に記載なし)
  • セグメント別(収益性):
    • 建設事業: 売上高 53,957百万円、セグメント利益 5,011百万円
    • 鋼構造物事業: 売上高 7,334百万円、セグメント利益 270百万円
    • 港湾事業: 売上高 2,997百万円、セグメント利益 59百万円
    • その他: 売上高 263百万円、セグメント利益 87百万円
  • 財務の解説:
    • 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比4.2%減の645億5千3百万円となりました。これは、建設事業、鋼構造物事業、港湾事業の全セグメントで前年同期比で減少したことによります。
    • 利益面では、売上高の減少に伴い、売上原価も減少し、売上総利益が減少しました。また、販売費及び一般管理費の増加もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前年同期比で減少しました。
    • 資産面では、連結納税などの影響により、流動資産が減少した一方、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得等により、固定資産が増加しました。
    • 負債面では、支払手形・工事未払金が減少した一方、未払金、未払消費税等、未成工事受入金が増加したことなどから、流動負債が増加しました。また、長期借入金、長期未払金が増加したことなどから、固定負債も増加しました。
    • キャッシュフローにおいては、営業活動によるキャッシュ・フローは増加しましたが、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローは減少しました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 中間配当7円、期末配当7.50円、年間配当14.50円(配当性向51.7%)
    • 2025年3月期(予想): 年間配当14.50円(配当性向68.6%)
  • 特別配当の有無:
    • 記載なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 売上高:
      • 建設事業: 53,957百万円 (前年同期比1.9%減)
      • 鋼構造物事業: 7,334百万円 (前年同期比13.7%減)
      • 港湾事業: 2,997百万円 (前年同期比18.4%減)
      • その他: 263百万円 (前年同期比26.0%増)
      • 合計: 64,553百万円 (前年同期比4.2%減)
    • 利益貢献度:
      • 建設事業: 5,011百万円
      • 鋼構造物事業: 270百万円
      • 港湾事業: 59百万円
      • その他: 87百万円
  • セグメント戦略:
    • 決算短信の「1.経営成績等の概況」Section(4)「今後の見通し」にて、概略的な説明あり。
      • 「首都圏を中心とした大型ポンプ場等のニューマチックケーソン工事の発注が旺盛な事に加え、新たな連結子会社の受注を取り込む事により昨年度を超える受注量を想定」
      • 「引き続き、当社の得意とする技術や特化工法の採用を推進し選別受注に努めるとともに、グループ内のシナジーを活かし技術優位性が発揮できる難易度の高い工事にも取り組んでいきたい」
      • 「DXの推進による生産性の向上等引き続き様々な施策で利益改善に努めてまいります。」

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 「中期経営計画(2023-2025年度)」の最終年度を迎える。
    • 「2026年3月期の新規・周辺事業売上高90億円への貢献」を目指す。
    • 「オリエンタル白石グループ2030年の将来像」に向け挑戦と前進を続ける。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: – (決算短信に記載なし)
  • 市場動向:
    • 公共投資市場は、防災・減災、国土強靭化の加速化、整備新幹線やリニア中央新幹線、全国の高速道路の大規模更新工事及び4車線化といった事業が引き続き展開され、今後の建設需要は底堅い見通し。
    • 一方で、世界的なインフレの影響による鉄鋼や木材など建設資材の高騰、高齢化や若年層の入職者減少による人手不足の深刻化、時間外労働の上限規制に伴う協力業者を含めた人件費等の上昇等により、経営環境はより厳しさを増すことが予想されている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期(通期)予想:
      • 売上高: 66,000百万円 (対前期比2.2%増)
      • 営業利益: 4,300百万円 (対前期比20.9%減)
      • 経常利益: 4,300百万円 (対前期比22.6%減)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,800百万円 (対前期比24.6%減)
      • 1株当たり当期純利益: 21.15円
    • 「利益面では、昨年実績を下回る見込み。これは、大型工事の竣工に伴う設計変更による収益の押し上げが今年度は見込めないことや、大型ニューマチックケーソン工事については、着工後の早期段階の工事が多く最盛期は次年度以降になるため、今年度の利益率向上への貢献がそれほど期待できないことなどによるもの。」
  • リスク要因:
    • アメリカの通商政策の不透明感や地政学的な要因など今後の全世界的な動向。
    • (補足情報)2025年1月27日に発生した「中国自動車道(特定更新等) 鍛治屋橋他1橋床版取替工事」における事故。この事故に関連する人件費、安全対策費、外注費等については、工事損失引当金繰入額を完成工事原価に計上。会計上の見積りの見直しが必要となった場合、翌事業年度以降の連結財務諸表に影響を与える可能性あり。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を当連結会計年度の期首から適用。
    • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いに関する改正についても適用。
  • その他:
    • 2025年2月12日、株式会社榮開発の株式を取得し、子会社化。
    • 2025年1月14日、GCJG35株式会社(同年1月31日付で株式会社菊政へ商号変更)の株式を取得し、子会社化。
    • 2026年3月期の業績予想に関する事項については、【添付資料】3ページ「1.経営成績等の概況 (4) 今後の見通し」を参照のこと。
    • 2025年5月13日、自己株式取得を決議。(取得理由:資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため)

本資料は、提供された決算短信の情報に基づき、投資助言を目的とするものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1786
企業名 オリエンタル白石
URL http://www.orsc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

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