2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 住友精化株式会社
- 主要事業分野: 吸水性樹脂、機能マテリアル製造・販売
- 代表者名: 代表取締役社長 小川 育三
- URL: https://www.sumitomoseika.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日(連結)
- その他: 機関投資家、アナリスト向けに決算説明会を実施。
- セグメント:
- 吸水性樹脂: 吸水性樹脂(紙おむつ、生理用品、ペットシート、ケーブル用止水材など)の製造・販売。
- 機能マテリアル: 水溶性ポリマー、エマルジョン、微粒子ポリマー、医薬製品、機能製品、エレクトロニクスガス、標準ガス、工業薬品、医療用ガス、ケミカルガス、ガス発生装置(PSA方式)等の設計・製作・販売。
- その他: 製造受託事業等。
- 発行済株式:
- 発行済株式数(自己株式含む): 13,987,220株 (2025年3月期)
- 自己株式数: 880,645株 (2025年3月期)
- 期中平均株式数: 13,229,404株 (2025年3月期)
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年6月23日
財務指標
- 財務諸表(要点):
- 貸借対照表:
- 総資産は141,532百万円(前期比5,227百万円増)。
- 自己資本比率は66.6%(前期比3.1ポイント減)。
- 損益計算書:
- 売上高は147,571百万円(前期比3.2%増)。
- 営業利益は10,712百万円(前期比12.4%増)。
- 経常利益は11,106百万円(前期比8.4%増)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は5,961百万円(前期比3.3%減)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは13,681百万円(前期比1,672百万円増)。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは△20,915百万円(前期比10,543百万円増)。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは3,186百万円(前期比8,954百万円増)。
- 期末現金及び現金同等物残高は16,099百万円(前期比7,454百万円減)。
- 収益性:
- 売上高: 147,571百万円(前期比3.2%増)
- 営業利益: 10,712百万円(前期比12.4%増)
- 経常利益: 11,106百万円(前期比8.4%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 5,961百万円(前期比3.3%減)
- 1株当たり当期純利益: 450.62円(前期比8.39円減)
- ROE: 6.3%(前期比0.5ポイント減)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 66.6%(前期比3.1ポイント減)
- 効率性:
- 売上高営業利益率(粗利率): 7.3%(前期:6.7%)
- セグメント別:
- 吸水性樹脂: 売上高115,542百万円(前期比8.6%増)、営業利益8,088百万円(前期比22.4%増)。
- 機能マテリアル: 売上高31,789百万円(前期比12.3%減)、営業利益2,622百万円(前期比10.0%減)。
- その他: 売上高239百万円(前期比24.6%減)、営業利益2百万円。
- 財務の解説:
- 当期の業績は、国内外の経済情勢が不透明な中、増収増益となったものの、一部製品の減損損失を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で減少となりました。
- 貸借対照表では、設備投資による長期借入金の増加等により負債が増加し、自己資本比率は低下しました。
- キャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは増加しましたが、設備投資の増加により投資活動は大幅なマイナスとなり、現金及び現金同等物は減少しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間200円(中間100円、期末100円)
- 2025年3月期: 年間200円(中間100円、期末100円)
- 2026年3月期(予想): 年間200円(中間100円、期末100円)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 吸水性樹脂:
- 売上高:115,542百万円(前期比9,118百万円増)
- 営業利益:8,088百万円(前期比1,481百万円増)
- 主に為替の影響や中国市場での販売数量増加が要因。
- 機能マテリアル:
- 売上高:31,789百万円(前期比4,455百万円減)
- 営業利益:2,622百万円(前期比292百万円減)
- エレクトロニクスガスの販売数量増加はあったものの、IRラテックス事業の終了等により減収減益。
- その他:
- 売上高:239百万円(前期比78百万円減)
- 営業利益:2百万円(前期比5百万円減)
- セグメント戦略:
- 吸水性樹脂セグメントは、為替や中国市場での販売数量増加を背景に、引き続き伸長。
- 機能マテリアルセグメントは、既存事業の強化と新規事業の育成に注力。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 文中での言及はなし。
競合状況や市場動向
- 文中の記載:
- 「地政学的な緊張や各国の貿易政策の変化により、先行き不透明感が一層高まりました」との記載あり。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 145,000百万円(前期比1.7%減)
- 営業利益: 9,000百万円(前期比16.0%減)
- 経常利益: 9,200百万円(前期比17.2%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,700百万円(前期比12.4%増)
- 1株当たり当期純利益: 506.45円
- 業績予想の背景:
- 当期に特別損失を計上した反動により、親会社株主に帰属する当期純利益は増加する見込み。
- 円高やIRラテックス事業終了等により、売上高、営業利益、経常利益は減少する見込み。
- 前提為替レート: 145.00円/ドル、19.50円/元。ナフサ価格: 65,000円/KL。
- リスク要因:
- 為替変動
- 原材料(ナフサ)価格の変動
- 地政学的な緊張、各国の貿易政策の変化
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を適用。
- 表示方法の変更として、報告セグメントの「研究開発費」の一部を「従業員給料及び賞与」へ振り替え。
- その他:
- 偶発債務: 製品代金の過剰請求に係る返納金について、今後の取引先との協議結果によっては連結業績に影響が生じる可能性あり。
- 重要な後発事象: 該当なし。
- 役員人事: 本日別途公表あり(詳細は会社HP参照)。
- 決算短信の監査: 監査対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4008 |
企業名 | 住友精化 |
URL | http://www.sumitomoseika.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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