2025年2月期決算説明資料
1. 基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社 乃村工藝社
- 主要事業分野: ディスプレイ業(商業施設、イベント、テーマパーク、ミュージアム、オフィス等の内装・展示に関するデザインおよび施工)
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年4月10日
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年度(2025年2月期)
- セグメント:
- 商業・その他施設分野: 大型商業施設、専門店、各種店舗、オフィス、ホテルなど
- プロモーション分野: 展示会・博覧会・企画展・その他各種イベント・装飾・POPなど
- 展示系施設分野: 企業PR施設・ショールーム・博物館・科学館・工場見学施設など
2. 業績サマリー
- 主要指標 (2024年度実績):
- 売上高: 150,256 百万円 (前期比 +12.0%)
- 売上総利益: 27,378 百万円 (前期比 +22.9%)
- 営業利益: 8,897 百万円 (前期比 +70.7%)
- 経常利益: 9,059 百万円 (前期比 +68.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,757 百万円 (前期比 +75.0%)
- 1株当たり当期純利益: 60.60円
- 進捗状況:
- セグメント別状況:
- 各市場分野の売上高は「8. 市場分野別の売上高」を参照。
- 博覧会・イベント市場は、大阪・関西万博の大型プロジェクトを多数手掛け、前期比+184.9%と大幅な増収となった。
- 専門店市場、複合商業施設市場、余暇施設市場も増収となった。
- 売上総利益率は、収益性改善策の効果により、前期比1.6ポイント改善し18.2%となった。
3. 業績の背景分析
- 業績概要:
- 前期に比べ大幅な増収・増益となり、売上高・営業利益ともに3期連続の増収・増益を達成。
- 事業環境が回復する中、重点市場にリソースを配分し、積極的な受注活動を展開した結果、売上高は過去最高を更新。
- 増減要因:
- 売上高増加要因: 期末に完工が集中した都市再開発、余暇施設、博覧会関連の大型プロジェクトが順調に進捗。
- 売上総利益増加要因: 売上高の大幅な増加に伴い、人件費等のコストを吸収。収益性改善策の効果により総利益率が改善。
- 販売管理費増加要因: 人員増加および処遇改善による人件費の増加、成長投資にかかるIT関連費用、人財育成費用など。
- 営業利益増加要因: 売上総利益の増加が販売管理費の増加を上回ったことが主因。
- 競争環境:
- ディスプレイ業界において20年以上にわたり業界を牽引し、2023年度は上位10社中トップのシェア16.6%を維持。
- 「企画・デザインによる差別化、高品質を提供する制作力」において、プランナー・デザイナー、プロダクトディレクター、一級建築士、一級建築施工管理技士、デザインアワード受賞数などの面で強みを持つ。
- リスク要因:
- 物価上昇の継続による消費マインドの低下。
- アメリカの政策動向。
4. 戦略と施策
- 現在の戦略:
- 「一人ひとりの『クリエイティビティ』を起点にあらゆる可能性を切り拓く」をVISIONに掲げ、「企業価値の向上のための取り組み=事業価値向上×社会価値向上」を推進。
- 「既存事業を高度に洗練させる」「新たな事業領域に挑戦し新しい事業を全社員で興す」「社会が必要とする価値を提供する」という3つの事業価値向上策。
- 「個の力を発揮する働き方に挑戦する」「クリエイティビティに費やす時間的余力を創出する」「想像力と実行力を発揮する人財を育成する」「新たな提供価値創造のための研究開発を実行する」という4つのクリエイティビティ醸成に向けた取り組み。
- 成長投資として7つのテーマに沿って、2023-2025年度の3年間で70億円以上の投資を実行。
- 進行中の施策:
- サステナビリティを前提とした事業活動を推進。「サステナブルデザイン」「アクセス・フォー・オール」の取り組みを強化。
- 社会情勢や環境の変化に柔軟に対応し、中長期の事業展開を着実に推進。
5. 将来予測と見通し
- 業績予想 (2025年度通期):
- 売上高: 155,000 百万円 (前期比 +3.2%)
- 営業利益: 9,500 百万円 (前期比 +6.8%)
- 経常利益: 9,600 百万円 (前期比 +6.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,000 百万円 (前期比 +3.6%)
- 根拠: 民間投資やインバウンドの需要継続による堅調な事業環境を予測。高付加価値商品提供、業務効率化、収益性改善を推進し増益を見込む。
- 中長期計画:
- 2023-2025年度中期経営計画を着実に推進。
- マクロ経済の影響:
- 物価上昇による消費マインドの低下やアメリカの政策動向に注意が必要。
- インバウンド・観光産業の拡大、スタジアム・アリーナ改革、国家プロジェクト(万博レガシー)などが事業環境の追い風となる。
6. 配当と株主還元
- 配当実績:
- 2023年度: 期末配当 27.0円、年間配当 27.0円
- 2024年度: 期末配当 32.0円、年間配当 32.0円 (前期比+5.00円)
7. 製品やサービス
- 製品・サービス:
- 商業施設、イベント、テーマパーク、ミュージアム、オフィスなどの内装・展示に関するデザインおよび施工。
- 空間創造・空間活性化を軸に、企画・調査・コンサルティングからデザイン、制作・施工、運営管理まで一貫したサービスを提供。
- 「乃村工藝社グループ」として、乃村工藝社、乃村アークス、乃村メディアス、乃村 D&E Singapore Pte. Ltd. など、多様な専門性を持つグループ企業がシナジーを発揮。
- 協業・提携:
- 多様な業界の主要企業とのパートナーシップを構築(「17. 経験値」参照)。
8. 重要な注記
- リスク要因: 将来の見通しに関する記述には、作成日現在で入手可能な情報に基づいた合理的判断が含まれるが、潜在的なリスクや不確実性により、実際の成果や業績は予想と異なる可能性がある。
- その他:
- 2019年6月1日付で株式分割(1株→2株)を実施。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9716 |
企業名 | 乃村工藝社 |
URL | https://www.nomurakougei.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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